ポテンシャルを極めよう！ 『戦場のヴァルキュリア3』新たなキャラ育成方法を紹介

文：電撃オンライン

■常在戦場のネームレス！　拠点と育成

　部隊訓練や武器の強化、戦車のカスタマイズなどは、すべて移動式活動拠点“ネームレスキャンプ”で行う。ここからは、兵種変更と部隊訓練、キャラクターごとの新たな育成システムについて紹介する。

▲トラックやトランスポーターを使って移動し、展開して活動拠点にする。隊員と物資、戦車すべてが運搬車輌（りょう）に搭載可能なため、行軍速度と行動範囲はガリア陸軍の中で最も優れている。ネームレスにはこの移動式活動拠点しか与えられておらず、非戦時もここを宿舎として使う。

兵種変更について

　本作では、部隊メンバーの兵種を自由に変更可能。兵種変更に複雑な条件はなく、武器を持ち替えるだけで変えられる。ただし、各キャラクターには得意兵種が設定されているので、同じ兵種であってもその強さには差が生じてくる。

▲歩兵は、ミッションクリア時に得られる熟練度をためて、より上級の兵種へと変更することもできる。たとえばイムカは、対戦車兵からパワーアップした上級対戦車兵になっている。		▲兵種変更が全キャラクターに適用されたことで、成長システムも変化した。兵科ごとに経験値を割り振るシステムは撤廃され、HPを上げる“耐久力向上訓練”、命中率を上げる“射撃訓練”など、部隊全体のステータスを上げる方式になった。

ポテンシャル

　各キャラクターは、先ほど述べた兵種以外にも、ポテンシャルという個性を持っている。ポテンシャルには、性格にもとづいた“パーソナルポテンシャル”と、兵種の熟練度やレベルに関係した“バトルポテンシャル”の2種類があり、アクションモード中に条件を満たすと発動する。

▲パーソナルポテンシャルは性格や生い立ちなどに関係するので、必ずしもメリットだけではない。キャラクターごとに用意されたイベントをクリアすることで、デメリットのポテンシャルがよい効果に変化することもある。		▲バトルポテンシャルは、兵種の熟練度とレベルによって覚えていく。性格にもとづくパーソナルポテンシャルに対して、バトルポテンシャルは戦闘技術が向上した証ともいえるもので、効果はどれもプラスに働く。

新要素“マスターテーブル”

　マスターテーブルとはキャラクターの内面世界を具象化したもの。『3』では、この画面上で新たなポテンシャルを覚えられる。マスターテーブルは、効果の高いポテンシャルの取得方法がひと目でわかるようにできており、さまざまな兵種を経験させることで、計画的により強いキャラクターへと育てることが可能だ。

▲偵察兵として、バトルポテンシャルを2つ覚えている状態のクルト。中心からラインがつながっている赤と黄の部分が、覚えたポテンシャルを表している。		▲兵種変更によって支援兵となり、支援兵のバトルポテンシャルを新たに覚えた状態。右下からラインが伸びている黄の部分が、支援兵になって覚えたポテンシャルだ。		▲偵察兵として覚えたものと、支援兵として覚えたものがラインでつながると、その間に位置する効果の高いポテンシャル（ハイポテンシャル）を習得できる。

■ネームレスの新たな隊員を紹介

　今回もネームレスに所属する“名無しの兵士”を2名を紹介。No.21のフェリクス・カウリーと、No.12のヴァレリー・エインズレイだ。

フェリクス・カウリー		ヴァレリー・エインズレイ
▲正義感が強くリーダー気質で、周囲を引っ張っていく兄貴タイプ。もともと正規軍所属だが、無能な指揮官に対して意見具申を行いネームレスへと転属させられた。		▲元歴史学者。“ダルクスの災厄”の歴史の裏づけをするため、歴史遺跡への侵入未遂などを繰り返し、思想犯としてネームレスに入隊させられた。

■予約特典をおさらい

　最後に、本作の予約特典である『ガリアシークレットドキュメント FILE 422』の内容を、もう一度おさらいしておく。特典には、エクストラエピソード“0章・クルト初陣”のダウンロードチケット、“ガリアンジャーナル1935”、ゲストキャラクター“エイリアス”の先行入手権が盛り込まれている。

【エクストラエピソード“0章・クルト初陣”】
　本編では語られないクルトの初陣をプレイできる。さらにクリアすると、本編で使用可能な予約特典限定武器が手に入るミッションが開放される。

【ガリアンジャーナル1935】
　ガリア公国内で刊行されていた雑誌をモチーフにした冊子。

【先行入手キャラクター】
　ガリアンジャーナル1935に仕込まれた暗号を解くことで、ゲストキャラクター“エイリアス”の先行ダウンロード権が手に入る。

▲『2』に登場したエイリアス。彼女もやはり“ヴァルキュリア”の力を使えるのだろうか。だとすれば、前作以上に頼もしい戦力となってくれるはずだ。

(C)SEGA

• 『戦場のヴァルキュリア3』公式サイト