『アルカナハート3』のキャラをさくらいとおるさんのコメント付きで紹介するよ♪

「ミケ！ 私たちの仲よし合体パワーでファイトだよ？」

　オカルトマニアの図書委員。旧図書館準備室をオカルト研究会（部員なし）の部室として、昼休みや放課後にこっそり占有している。リリカにそそのかされて悪魔召喚を試みたところ、中途半端に成功してしまい、本来の力を失った自称魔王の通称ミケを召喚。一心同体の離れられない契約を強制された。それ以来、ミケのワガママに振り回される不本意な毎日をすごしている。

■魔のアルカナ“ディウー・モール”

　かつて処刑人として生きながらに“死神”と呼ばれた男。相手を死に追いやるための卑劣な手段を多く持ち、頼子の魔力と引き換えに力を貸す。

■さくらいとおるさんのコメント

　頼子は、2D格闘ゲーム初“メガネをかけたまま戦うキャラ”です。担当デザイナーのこだわりです。ちなみに格闘ゲーム初“戦う気がまったくないキャラ”でもあります。どうですか？　言わなければ誰も気付かなかったと思いますが。

　主に後者のキャラコンセプトを残したまま格闘ゲームのキャラとして成立させるために、やる気に満ち満ちたミケが加わって今の頼子が完成しました。内気な頼子はリリカとミケに引っ張り回される日々を過ごしていますが、シリーズを通じて少しずつ成長しています（物欲センサーで暴走している可能性は否定できない）。

　頼子の……というよりは、ミケに関する思い出ですが、ミケの性別は最後まで悩みました。女の子しかいないゲームの世界に男が混ざっていいものか、と。ギリギリまで女性の声にしようかと悩みましたが、やっぱり今のミケでよかったなぁとしみじみ思います。