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2010年12月17日(金)

65万本を売り上げた『MHP 3rd』が先週に引き続き首位をキープ

文:電撃オンライン

 12月第2週のソフト販売ランキング(集計期間:2010年12月6日~12日)は、先週に続いてPSP『モンスターハンターポータブル 3rd(以下、MHP 3rd)』(カプコン)が2位以下に大差をつけてトップに立ちました。

順位 前週 機種 タイトル名 メーカー 発売日 推定
販売数
累計
販売数
1 1 PSP モンスターハンターポータブル 3rd カプコン 10/12/01 650,983 2,606,222
2 Wii ドンキーコング リターンズ 任天堂 10/12/09 165,497 165,497
3 DS 二ノ国 漆黒の魔導士 レベルファイブ 10/12/09 159,421 159,421
4 4 Wii MARIO SPORTS MIX 任天堂 10/11/25 59,206 201,569
5 11 Wii Wii Party 任天堂 10/07/08 57,385 1,286,969
6 6 Wii スーパーマリオコレクション
スペシャルパック
任天堂 10/10/21 46,787 708,577
7 5 DS マリオvs.ドンキーコング
突撃!ミニランド
任天堂 10/12/02 46,017 104,122
8 2 PS3 テイルズ オブ グレイセス エフ バンダイナムコ
ゲームス
10/12/02 40,888 265,343
9 12 DS ポケットモンスターブラック ポケモン 10/09/18 38,353 2,403,510
10 PS3 アサシン クリード ブラザーフッド ユービーアイ
ソフト
10/12/09 35,463 35,463

(アスキー総研調べ)
※カラーが付いているものは、今週の新作タイトル。
※本データに関するお問い合わせはアスキー・メディアワークスまで。

 『MHP 3rd』の2週目の販売本数は、推定65.1万本。累計販売数は発売2週間で早くも260.6万本に達しましたが、店頭では依然として品薄状態が続いており(店頭消化率95%前後)、早ければ次週にも300万本の大台を突破しそうな勢いです。ちなみに、『MHP 2nd G』(累計414万本)の2週目時点での販売本数は142.8万本。また、300万本突破に要した期間が約1年であったことを考えると、『MHP 2nd G』を大きく上回るペースで販売実績を伸ばしています。これから年末年始にかけて、小学生やPSP『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』で獲得した女性層など、新規のユーザー層を購買に結びつけられれば、まだまだ数字の上乗せが期待できそうですね。

 続く2位には、スーパーファミコン用に発売された名作アクションゲーム『スーパードンキーコング』のシリーズ最新作、Wii『ドンキーコング リターンズ』(任天堂)が初登場。販売実績は推定16.5万本、店頭消化率は55%前後と順調なスタートを切りました。また、3位のDS『二ノ国 漆黒の魔導士』(レベルファイブ)は、アニメーション制作をスタジオジブリ、楽曲制作を久石譲さんが担当し、本を見ながら物語を進める新しいプレイスタイルが注目を集めましたが、販売実績は推定15.9万本。流通各社の期待値が大きく、店頭消化率は30%前後と伸び悩んだ印象を受けますが、ヒット作のほとんどがシリーズ・続編タイトルで占められている今のゲーム市場において、オリジナルでの初週10万本超ヒットは立派な数字と言えるのではないでしょうか。次週以降の後伸びに期待したいところですね。

 この他の新作では、PS3やXbox 360で人気を博したステルスアクション『アサシン クリードII』のその後を描いた、PS3『アサシン クリード ブラザーフッド』(ユービーアイソフト)や、人気RPG『不思議のダンジョン』シリーズの最新作DS『不思議のダンジョン 風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス』(チュンソフト)が上位に初登場。また旧作では、DSやWiiの定番・キャラクター作品が総じて販売実績を伸ばしました。(アスキー総合研究所)

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