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2010年12月17日(金)

ブシロードが男児向けTCGを発売! 『ヴァンガード』のカンファレンスをレポ

文:電撃オンライン

 ブシロードは、同社が展開する新たなTCG『ヴァンガード』を軸としたプロジェクト『カードファイト!!ヴァンガード』のプレスカンファレンスを、本日12月17日に東京都内の六本木ヒルズ TOHOシネマズで開催した。

 『ヴァンガード』は、男児をメインターゲットに据えた新しいTCGで、プレイヤーは、架空の惑星“クレイ”に登場するユニットたちを操り対戦する。ゲームでは、プレイヤーは“霊体”になり、契約したユニットに自身を憑依(ライド)させ、“ヴァンガード”となり、他のユニットを先導して勝利へと導くことになる。

 『カードファイト!!ヴァンガード』は、そんな『ヴァンガード』が大流行している世界を舞台に繰り広げられる物語。アニメやマンガで、主人公・先導アイチの熱い戦いが描かれる。今回のカンファレンスでは、『カードファイト!!ヴァンガード』のさまざまな情報が公開された。画像とともに紹介する。

『カードファイト!!ヴァンガード』 『カードファイト!!ヴァンガード』
▲“ブシロード史上最大の作戦”と銘打たれた本プロジェクト。総指揮を務めるブシロードの代表取締役社長・木谷高明さんが自ら壇上に立ち、各要素を説明した。

『カードファイト!!ヴァンガード』 『カードファイト!!ヴァンガード』
▲カンファレンスの前半は、ゲームデザインを担当する遊宝洞の中村聡さんと、ブシロードの総合プロデューサー・島村匡俊さんが、『ヴァンガード』について説明した。

『カードファイト!!ヴァンガード』 『カードファイト!!ヴァンガード』
▲『ヴァンガード』は、アニメとの徹底した連動が魅力の1つ。アニメに登場したカードがそのまま発売され、たとえば主人公が使うカードを集めれば、そのままデッキになるという。中村さんと島村さんもアニメの現場にはりついて作業を行っているとのことだ。▲シンプルかつ奥深いルールで、対戦時間は10分と短めとのこと。カードイラストには、下記のマンガ家やイラストレーターが参加することも明かされた。

 武井宏之さん(代表作:『ユンボル -JUMBOR-』、『シャーマンキング』)
 森チャックさん(代表作:『グル~ミ~』)
 村枝賢一さん(代表作:『仮面ライダーSPIRITS』、『俺たちのフィールド』)
 松井勝法さん(代表作:『ソムリエール』)
 窪之内英策さん(代表作:『ツルモク独身寮』)
 トニーたけざきさん(代表作:『トニーたけざきのガンダム漫画』)
 KEI(代表作:VOCALOID2『初音ミク』キャラクターデザイン)
 杏仁豆腐さん(代表作:『アイドルマスター』イラストレーション)

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▲“ヴァンガード”は、1ターンに1回、カードを重ねることでグレードが上がるシステムになっている。グレードが上がると、カードの効果もより強力になる。中村さんによれば、グレード3のカードは、これまでの遊宝洞のゲームに登場したカードと比べて、かなり強力なデザインになっており、1枚で勝負を決するほどの効果を持つものもあるという。▲自分以外のユニットは、一緒に戦わせる以外にも、手札から直接呼び出して自分を守らせることができる。呼び出したユニットはすぐに退場してしまうが、それだけに勝負の明暗を分ける重要なシステムになるそうだ。

『カードファイト!!ヴァンガード』
▲“ヴァンガード”がアタックした時・アタックを受けた時、デッキトップをめくり、めくったカードによってさまざまなボーナス効果を得られる“Wトリガーシステム”。デッキをめくるたびに、ワクワクドキドキが続く。

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▲大会やイベントの情報も公開された。システムの最終調整を兼ねた先行体験会が12月19日まで行われ、来年1月から全国で順次講習会が開かれる。

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▲トライアルデッキを使ったショップ大会は、2月27日から開催。公認ショップ大会や、年2回の全国大会の告知なども行われた。▲公式イベントも決定。2月26日に、ブシロードカードフェスと併催で『ヴァンガード』の講習&対戦会が行われる。

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▲店舗向けの販促・キャンペーン展開の情報。原作コミックを手掛ける伊藤彰さん描き下ろしの等身大スタンドポップが各店舗に送付されるとのことだ。

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▲『ケロケロエース』でコミックを連載している伊藤彰さん(画像中央)も壇上に駆け付け、意気込みなどを語った。1月26日発売の『ケロケロエース』3月号には、すぐに対戦できるハーフデッキが2つセットで付く。

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▲グリーの事業開発本部マネージャー東明宏さん、エンタースフィアの岡本基さん、ブシロードの大河内卓哉さんが登壇し、2011年2月4日サービス開始予定の、本作を題材にしたソーシャルゲームについて説明を行った。放送中のTVアニメに登場したカードが、ゲームでもすぐに使えるようになるという。

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▲続いて、『カードファイト!!ヴァンガード』を紹介する情報番組が公開された。番組の司会を務める橘田いずみさんと森嶋秀太さんがステージに登壇し、番組についてコメントした。また、同じメンバーによるラジオ番組も、響-HiBiKi Radio Station-でスタートする。

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▲ここからは、TVアニメの紹介に移った。ここでは、制作を担当するトムス・エンタテインメントの岡村秀樹さん、テレビ愛知の岸根明さん、監督を務める辻初樹さんが登壇。本作のオープニングアニメとエンディングアニメがスクリーンに映し出された。本作のキャストと、OPとEDを担当するJAM Projectと麻生夏子さんも、ステージに駆け付けた。

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▲OP

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▲ED

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▲そして最後に、タレントのDAIGOさんが出演する本作のCMが公開された。家庭教師にきたDAIGOさんだったが、教え子と『ヴァンガード』をやることになり、逆にメタメタにされてしまうという内容だ。

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▲DAIGOさんがステージに登場。TCGを遊ぶのは『ヴァンガード』が初めてだそうで、遊んでみて「めっちゃおもしろかったです」と興奮気味にコメントしていた。木谷さんは、DAIGOさんが着けているグローブを今後、印象的なアイテムとして使っていきたいと話していた。

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▲その後、別のパターンのCMも公開された。こちらは、カードショップで少年と対戦するDAIGOさんが、レアカードに見ほれてしまい、その場でパックを購入し、レアカードを引き当てるというストーリーになっていた。

『カードファイト!!ヴァンガード』
▲CMの楽曲は、DAIGOさんが参加しているバンド“BREAKERZ”の楽曲が使われている。カードゲームの世界観をイメージし、歌詞の中にも“レアカード”といった象徴的な言葉が盛り込まれているそうだ。

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▲こうして、たくさんの情報が飛び出したカンファレンスも終了。最後に木谷さんは、販売店やユーザーなど、さまざまな人たちに感慨深げに謝辞を述べた。

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▲本日のカンファレンスの登壇者たち。

(C) 伊藤彰 (C) 遊宝洞 (C) bushiroad (C)ヴァンガードプロジェクト/テレビ愛知

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