2010年12月22日(水)
25 土地 24 《山》 1 《ケルドの巨石》 15 その他呪文 2 《炎の稲妻》 2 《炎の印章》 2 《火葬》 1 《マグマの噴流》 1 《炎の投げ槍》 1 《火炎放射》 2 《火炎破》 2 《火の玉》 1 《悪魔火》 1 《チャンドラ・ナラー》 |
20 クリーチャー 2 《炎族の喧嘩屋》 1 《投火師》 2 《魂光りの炎族》 1 《火の突撃者》 2 《炎歩スリス》 1 《炎波の発動者》 2 《内炎の見習い》 1 《火炎舌のカヴー》 2 《焼炉の仔》 1 《ラクドスの地獄ドラゴン》 1 《鋳塊かじり》 1 《黒焦げ牙のクーガー》 1 《敵愾》 2 《オキシダのゴーレム》 |
デッキのタイプはビートダウン・デッキだね。クリーチャーをどんどん展開して、相手のクリーチャーはダメージ呪文で除去して……って感じでさ。 | ||
《敵愾》みたいな大型クリーチャーや《火の玉》《悪魔火》のようなXダメージ呪文も入っているから、序盤に攻め切れなくても一発逆転を狙える構成になっているわね。 | ||
知らないカードや能力が結構あるなぁ。 | ||
うーんと、ダイスケ君が知らないのは“暴勇”“想起”“親和”“フラッシュバック”“サイクリング”あたりかしらね。ちょっと解説していきましょうか。 |
・暴勇
“暴勇”は、あなたの手札にカードがない場合のみに恩恵を得られたり、起動できるようになる能力のことです。《ラクドスの地獄ドラゴン》は暴勇状態なら“先制攻撃”よりもさらに強力な“二段攻撃”を持ち、また《悪魔火》は打ち消されず、ダメージを軽減されることもなくなります。
・想起
“想起”は、本来のマナ・コストではなく想起のコストを支払ってそのクリーチャーを唱えることができる能力です。想起コストを支払ってクリーチャーを唱えた場合、そのクリーチャーは戦場に出たあと生贄に捧げられます。《鋳塊かじり》を例にすると5マナ3/3で戦場に出た時アーティファクトを破壊するクリーチャーとして唱えるか、1マナでアーティファクトを破壊できる呪文のように唱えるか選べることになります。
・親和
“親和”は“親和(○○)”のように表される能力で、親和を持つ呪文を唱える時、あなたのコントロールする○○の数だけ、その呪文のコストが1マナ少なくなります。《オキシダのゴーレム》は親和(山)を持つ6マナのカードです。あなたがこの呪文を唱える時、山を3つコントロールしていれば6-4となり、あなたは2マナで《オキシダのゴーレム》を唱えられます。
・フラッシュバック
“フラッシュバック”は、そのカードが墓地にある時に参照される能力です。あなたはこの能力を持つカードを、そのフラッシュ・バックコスト(《炎の稲妻》なら赤マナ1点と他のマナ4点)を支払って墓地から唱えることができます。フラッシュバックで唱えられた呪文は、効果を解決する、あるいは打ち消されたあと追放されます。
・サイクリング
“サイクリング”は、コストを支払い、そのカードを捨てることで効果を発揮する能力です。《黒焦げ牙のクーガー》の場合、マナ2点を支払い、このカードを捨てることでライブラリーから《山》を1枚探してきて手札に加えることができます。
《オキシダのゴーレム》の親和(山)って《山》を6枚以上コントロールしてたら0マナで唱えられるってこと? | ||
そうなるわね。 | ||
ただで唱えられるのかぁ。《メムナイト》もびっくりだね。 | ||
そうね。それ以外にも《山》3枚で3マナまでマナ・コストが減るから3ターン目には3マナ3/2の“速攻”クリーチャーとして唱えるなんてこともできるわ。 | ||
親和すげー……。 | ||
親和は歴代でも特に強力な能力の1つと言われているわね。でも、このデッキにはそれ以外にも強力なカードもたくさん投入されてるわ。 |
あれ? でもこのデッキ《稲妻》が入ってないね。 | ||
そうね。このデッキの英語版が発売されたのって、実は2008年なの。その時はまだ《稲妻》は強すぎるカードだって判断されたんでしょうね。 | ||
なるほど~。じゃあこのデッキを改造するなら、まずは《稲妻》からって感じになりそうだね。他にも《燃えさし運び》《狡猾な火花魔道士》なんかも入れられそうだ。 | ||
最近のクリーチャーは昔に比べて能力が上がっているから、クリーチャーを最近のカードと入れ替えるとこのデッキを強化できそうね。 | ||
あと、ダメージ呪文を入れ替えるとしたらこのあたりかなぁ? |
入れ替える候補としてはちょっとマナ・コストが重い《火炎放射》や効果が小さい《炎の印章》あたりになるでしょうね。 | ||
デッキの構成がシンプルだから、いろいろなカードを入れて試したいね。 | ||
そうね、このデッキは“中速くらいのデッキ”だから、自分の好みに合わせて“さらに速攻型にする”、あるいは“重いカードを入れてどっしり構えて戦う”のどっちにも調整できるわね。 | ||
よ~し、やってみよう。でもその前にジェイスデッキもどんなデッキになってるのか見てみたいな。 | ||
そうよねそうよね! ジェイス様デッキはこんな感じのデッキリストになってるわ。 |
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[Text by ねこひげ合同会社/ゆば]