2010年12月30日(木)

【G-netアンケート 番外編】人生でもっとも感動した美少女ゲームは?

文:ごえモン

 こんにちは、ごえモンです。電撃オンラインの美少女情報コーナー“G-net”で毎月実施している、“G-netアンケート”なるものをご存知でしょうか?

 “G-netアンケート”では、コンシューマの美少女ゲーム限定で“期待のゲーム”、“好きなキャラクター”、“一番好きなゲーム”のランキングを特設ページで毎月発表しています。しかし、最近「いつも3つの質問でつまらん」という意見をいただくようになったので、今回は番外編として、3つの質問以外のテーマでお送りしたいと思います。

 テーマはズバリ“感動した美少女ゲーム”! ……まあ、初回ということでありきたりでもいいじゃないですか(笑)。別のアンケートコーナーではランキングを毎回掲載していますが、ここでは皆さんのコメントをメインにお届けしようかな~なんて思っています。ちなみに、今回のトップ3は1位『CLANNAD-クラナド-』、2位『リトルバスターズ!』、3位『AIR』でした。

■人生でもっとも感動した美少女ゲームは?

・『AIR』
演出と挿入歌に感動させられました。“泣かせよう”とする仕様がいろいろとずるい作品ではありましたが、ラストは素直に感動……。(あるとさん)

・『CLANNAD-クラナド-』
“家族”というものについて本当によく考えさせられました。本当に泣けます。感動したいならまずこの作品をおすすめします。(kさん)

・『智代アフター ~イッツ ア ワンダフルライフ~ CSエディション』
結末は賛否両論ですが、しっかりキャラクターの心情を理解していれば感動できます。智代の選択や、ゲーム中では描かれていない智也と過ごした期間を思うと涙なくして語れません。主題歌の歌詞で補完されているので、そこに気付くとさらに感動します。(智嫁さん)

・『Never7 -the end of infinity-』
ただのループゲームに終わらなかったのが見事。ループの仕組に独自のSF的解釈を持たせたあの展開には感動しましたよ。(剣豪さん)

・『Ever17 -the out of infinity-』
ヒロインひとりひとりの魅力もいいが、何よりシナリオがよかった。全員攻略後に開放するシナリオが驚愕(きょうがく)という方向でも感動したし、救出ENDは涙を流す感動も得られた。美少女ゲームだからと敬遠していたのが恥ずかしい作品。(サクラさん)

・『Kanon』
どのルートも涙腺崩壊でした。あの冬の独特な時間の流れ方、それを彩る音楽の心地よさ、どれをとっても素晴らしかった。(inuさん)

・『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』
シナリオ自体が魅力的なのはもちろん、A.D.M.S.といういわゆるフローチャートシステムをゲームシナリオに完全に組み込んでいるのが素晴らしい。“ゲーム”でしか表現できないSF大傑作。(アゴストさん)

・『この青空に約束を-てのひらのらくえん』
エンディングの全員合唱を聞いた時、一気に涙がこみ上げてきました。今なら曲を聴くだけで泣けてきます。(kinoさん)

・『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』
エンディングに向けて、あれだけ涙を流したゲームは『STEINS;GATE』が初めてでした。オカリンとクリスティーナの関係はどの恋愛ゲームより素晴らしい。(Penさん)

・『ときめきメモリアル』
思えばこのゲームが私がギャルゲー道に入るきっかけになりました。難攻不落の究極ヒロイン藤崎詩織を攻略するのにお手製のメモまで書いてプレイしたのを覚えております。(ごんさん)

・『ラブプラス』
購入してから1年以上たちますが、今でも毎日やっています。こんなゲームは生まれて初めて。(剛史さん)

・『リトルバスターズ!』
熱い友情に涙する作品です。そして野郎どものおもしろさもツボです。(hachiさん)

・『久遠の絆』
過去にも今でも似た話しはあっても、ここまで童話や神話などをうまくまとめつつ最高に透き通ったBGMのゲームには出会えてない。最初絵を見た時に個人的ながらまったく魅力的に見えなかったのに、ゲームを進めていくうちに思い入れが徐々に強くなっていきました。大幅リメイクはとても残念ですが、本編をわずかでも感じ取れる作品になることを願っております。(戦部ワタルさん)

・『君が望む永遠』
思い出すだけで苦しくなるような悲しいストーリー。最初はPC版18禁タイトルとして誕生していますが、18禁要素抜きで、ストーリーが秀でていると思います。(裸遊さん)

・『車輪の国、向日葵の少女』
本当に感動しました。まず、現実にかなり近い設定で感情移入がしやすかった。そして、現実との乖離(かいり)部分である罪の設定や社会のあり方というものがよく考えられており、大変秀逸な作品であると感じられた。また、叙述トリックに近いものも見られたのがこの作品の特徴かもしれない。次に、キャラクターがそれぞれ強い感情を持っており、中には共感できない者もいたが、各々が話を通じて互いの強さ、脆さを感じ、そこからさまざまな物を互いに与えていく様は本当に素晴らしいと感じられるものだった。そして、その中で社会というとてつもなく大きな壁の権化とも言える人物と対峙していく様は手に汗握るものがある。最後に、キャラクター同士の掛け合いがおもしろく、ギャグもそうくるのかというものばかりで飽きずに楽しめた。笑いあり、感動あり、盛り上がりあり、驚きありのこの作品の魅力は口で説明できるものではないと思った。超アガれる作品です。ぜひとも、プレイしてほしい。(eaterさん)

・『風雨来記』
どのシナリオも感動的で素晴らしく、実写を多く使った北海道の風景がそれを盛り上げる。ヒロインと結ばれずに別れを選ぶシナリオが多いのも特徴的。このゲームの影響でバイクの免許取って、北海道ツーリングをしました。(ハルバル父さんさん)

・『キラ☆キラ ~Rock’n’Roll Show~』
きらりルートに感動しました。とても悲しい展開なのですが、ラストシーンを読み終わるとどこかさわやかさを感じるから不思議です。物悲しいけどなぜかさわやかな読後感、というのはこのライターさんの特徴ですよね。(うまのすけさん)

・『家族計画』
全部のルートが泣ける! でも、一番感動したのは伊佐坂さんの発言です(笑)。あれはヤバイよ! 伊佐坂さんっていう名前はアレですが……。(高屋敷家さん)

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 どれも感動できるゲームとしては定番のものばかりですね。『ラブプラス』や『ときめきメモリアル』は「ん?」と思うかもしれませんが、“感動”にもいろいろあるわけで。今回は“泣きゲー”としては募集していないので、“シナリオに感動した”とか“システムに感動”、あるいは“苦労してクリアしたから感動”などなどいろいろあると思います。

 アゴストさんが挙げてくれた『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』なんかは、まさにA.D.M.S.というシステムに感動したというパターンですね。もちろん、アゴストさんも言うようにシナリオも素晴らしいですよ。その他、革新的なシステムだと『ラブプラス』なんかも同じですね。

 ハルバル父さんさんが挙げてくれた『風雨来記』は結構前のゲームなので、知らない人もいるかもしれませんが、これはオススメ。旅先の北海道での出会いと、別れがテーマとなっている作品で、悲恋という上記のラインナップとは別のベクトルで感動できます。システムもおもしろく、実写の北海道の道をバイクに乗って旅をするという独特さで、行ってもいないのに北海道へ旅行に行った気分になれるんです(笑)。続編の『風雨来記2』もおもしろいゲームなので、未プレイの人にはぜひプレイしてほしいですね。

 『久遠の絆』は美少女ゲームとして扱ってしまっていいのか激しく微妙ですが、G-netでは美少女ゲームとして扱うことにしましょう。濃い恋愛要素がたくさんありますしね! ちなみに、僕はリメイク版はすごい楽しみにしていますよ。

 そんなところで、G-netアンケートの番外編はここまで! 現在実施中のアンケートでは、“2010年発売の美少女ゲームで、もっともおもしろかった作品”というアワード的な募集をしています。ささやかですが、プレゼントも用意していますので、ぜひぜひご参加お願いいたします!(ごえモン)

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