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2011年1月8日(土)

3DSの『バイオ』『戦国無双』『DOA』を体験! サードパーティタイトルをプレイ

文:電撃オンライン

 本日1月8日から千葉・幕張メッセで開催されている“NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会”。その会場にあったサードパーティの出展作品について、3タイトルをピックアップしてプレイレポートをお届けする。

 今回掲載するタイトルは、カプコンの『バイオハザード リベレーションズ』、コーエーテクモゲームスの『戦国無双 クロニクル』、同じくコーエーテクモゲームスの『デッド オア アライブ ディメンションズ』。3人のライターが遊んでみた感想をつづっているので、チェックしてほしい。なお、任天堂から発売される『新・光神話 パルテナの鏡』と『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』については、後ほど掲載される記事を参照のこと。

“NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会” “NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会” “NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会”
期待の3DSを体験しようと、多くのユーザーが幕張メッセに集結。会場では16タイトルを試遊できる。イベントの入場は無料で、1月10日まで行われている。

■『バイオハザード リベレーションズ』

“NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会”

 『バイオハザードリベレーションズ』は、完全新作の『バイオハザード』。ジルやクリスたちが所属する組織・BSAAが活躍する新しいストーリーや、 3D立体視で見せる恐怖を体験できるのが特徴です。

 触ってみて驚いたのは、携帯型機とは思えないほどクオリティの高いグラフィック。これまで据え置きハードで展開してきた『バイオハザード』を楽しんできた人でも、違和感なくプレイできるかと。それに加えて、キャラと背景に遠近の差がついていて、立体感が描写されているので、さらに迫力が増しています。

“NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会”

 また、サウンドも非常に高音質で、そこまで性能の高くないイヤホンで音を聞いたにもかかわらず、かなりの臨場感を体感できました。キャラの足音やクリーチャーの息づかいが耳もとで流れてくると、思わずぶるっと震えてしまうほど。先に進むのをためらってしまいました。

 操作方法は、既存のシリーズと大幅な違いはないのですが、3DSのスライドパッド(アナログスティック)の操作性がすばらしく、かなり快適にプレイできました。発売日は未定ですが、今からそれが待ち遠しくなる作品でした。

■『戦国無双 クロニクル』

“NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会”

 『戦国無双 クロニクル』は、自らの分身となる“主人公キャラクター”となって、『戦国無双』の世界を楽しむことができるタクティカルアクションゲーム。戦場に配置された最大4人のキャラクターをタッチパネルで切り替えて操作する“プレイヤーチェンジ”に加えて、合戦の進行具合の指標となる“士気システム”など、これまでの『無双』にない新要素が多数搭載されています。

 やはり最大のポイントは、プレイキャラを瞬時に切り替られる“プレイヤーチェンジ”。これまでのシリーズでは、操作キャラから遠く離れた位置にいた武将が、敵に押されて敗走してしまうということが多々ありました。しかしプレイヤーチェンジによって、近い場所にいるキャラに切り替えて、援護に向かって助けるということが可能になります!

 操作していない3キャラは行動方針を設定できるので、味方の援護に向かわせたり、自分と協力して攻めたりといったことが可能。“プレイヤーチェンジ”とあわせて使うと、戦場を支配しているような気持ちを味わえます。

“NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会”

 また、下画面の右下にあるアイコンをタッチすることで、特殊能力の“戦技”が発動可能。発動には練技ゲージが必要になりますが、自分の体力を回復させたり、敵に影響を与えたりと、かなり便利です。

 今回は体験できませんでしたが、3DSのすれちがい通信機能を生かした仕組みも用意されている本作。主人公キャラクターと各武将が生みだす新たな歴史・クロニクルを楽しめる『戦国無双 クロニクル』は、2月26日に3DS本体と同時に発売されます!

■『デッド オア アライブ ディメンションズ』

 出展されていた体験版では、ストーリーモード以外にも、CPUを選んで対戦できるモードが用意されていたので、ストーリーモードをプレイしてみた。モードを選ぶと、里を抜け出すかすみを、つり橋の上であやねが止める内容のムービーが流れる。下の画面では、ムービー中にあやねが口にした“抜け忍”の説明がリアルタイムで表示され、用語を知らない人でもわかるように工夫されていた。本作の3Dは、他のタイトルに比べて深度が低めだが、逆に言うと焦点が合いやすく、非常にキレイな印象だった。そしてもちろん“揺れる”(何が、とは言わないでおく)。

“NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会”

 続いて、かすみを使い、あやねとの対戦に移る。操作は、移動がスライドパッドか十字ボタン、Yボタンがガード/ホールド、Xボタンがパンチ、Aボタンがキック、Bボタンが投げ、Lボタンがパンチ+キック、Rボタンがホールド+キック。本作は打撃・投げ・ホールドの3すくみの駆け引きがキモのタイトルだが、従来通りこれをワンボタンで行える。

 また各コンボ技などは、下画面に技表が表示されており、この表を直接タッチすることで簡単に技を繰り出せる。下画面は状況に応じてリアルタイムに切り替わり、たとえばダウンから起き上がる際は起き上がり攻撃などが表示される。下画面には、ガードやホールドのボタンなども表示されるので、極端に言えば、移動以外はすべてタッチで操作できそうだった。

 と、各操作を確認しているうちに、あやねがダウン。体験版では、難易度は低めになっているようだ。つり橋からあやねを落とすと、下の川に舞台が移動するという、シリーズおなじみの演出も健在。そしてかすみの勝利ポーズ。もちろん“揺れる”。その後、ヘリコプターが乱入してくるムービーが入り、ストーリーモードは終了となった。

 『DEAD OR ALIVE』シリーズの格闘ゲームは久々の登場となるが、携帯型ハードでも楽しめるよう、さまざまな工夫がみられた。また、今回会場に出展されていたタイトルを見た限り、恐らく他に“揺れる”タイトルはなく、“揺れる”映像を3DSでいち早く見たい人にはコレしかないと強く感じた。本作のトレーラームービーも公開されたので、あわせて掲載する。


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※画面写真はハメコミ合成、また開発中のもの。

■NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会 概要
【開催日時】
 2011年1月8日10:00~17:00(入場16:00まで)
 2011年1月9日10:00~17:00(入場16:00まで)
 2011年1月10日10:00~16:00(入場15:00まで)
【開催会場】幕張メッセ 展示ホール9
【料金】無料

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