News

2011年1月12日(水)

正式サービス開始1周年記念特集! 今までとこれからのPC『ル・シエル・ブルー』

文:電撃オンライン

前へ 1 2

■ヒラメの“電撃子”連載を振り返ってみる

 複合クラス“メイド”への転職を目指し、冒険者からスタートしたキャラクター電撃子のことを、読者は覚えているだろうか? キャラクターの成長過程を通じて、『シエル』というゲームの基本システムと、その魅力をアピールするのが目的の連載企画だったが……今だから言える、この連載は本当に大変だったと!

『ル・シエル・ブルー』
▲メイドへの転職を目指して本気プレイに励んだ“電撃子”。ヒーラーと冒険者では火力が足りず、途中でマジシャンになったり、いろいろ苦労の多い子だった。

 筆者自身がたいへんなメイド好き、という理由だけで複合クラス“メイド”を目指したのだが、やはり初プレイのキャラで一次職にヒーラーというのは戦闘面でハンデが大きい。ヒーラー唯一の攻撃魔法“アグライア”まで一直線でスキルを習得させたが、ガチで一からキャラクターを育成するには、やっぱり厳しかったことを思い出す。連載を読んで“電撃子”の名前を覚えてくれたプレイヤーさんが、PT狩りに誘ってくれなければ、メイドへの転職は無理だったかも(だいぶ後で気がついたが、手助けしてくれたプレイヤーさんの中には、ご主人様となってくれるZさんも含まれていた)。連載第1回で電撃子の物語が始まったのに、メイドに転職するのが第3回と1回分間が空いているのは、実はキャラのレベルアップが間に合わなかったのだ……。

『ル・シエル・ブルー』 『ル・シエル・ブルー』 『ル・シエル・ブルー』
▲経験値のおいしい連盟クエストに参加したはよいが、非力過ぎてヒール以外はずっと座っていた……。下手に動くと余計迷惑がかかる駄目なメイド、ダメイド電撃子。▲前提条件は満たせても転職クエストがヒーラーには難しい。後のご主人様・Zさんに、ライードシティまで護衛を依頼した▲主従の儀を済ませ、名実ともに立派なメイドになれた電撃子。中の人もちょっぴり涙ぐみそうになった瞬間だ。

 キャラが育つまでの場つなぎを果たした連載第2回では、電撃オンラインのギャルゲー番長にして美少女アナリストを名乗るごえモンが、アルカディアブルー連盟副会長シーラさんのボイス担当、原田ひとみさんを絶賛。その当時、筆者は原田さんのことをよく知らなかったのだが(すみません!)、つい最近お仕事で生原田さんに取材チャンス到来。実際にお会いしてみれば、あまりにも可憐な容姿とかわいいしゃべり方に一瞬でファンとなってしまい、今ならごえモンの言っていたことがよくわかる。ごえモン、原田さんの魅力を力説してくれてありがとう!

■アスキー・メディアワークスと『シエル』の関係を振り返ってみる

 アップデートによって最近の流行をすぐ反映できるのは、オンラインゲームのいいところ。『シエル』でもこれまで様々なキャンペーン、イベントなどが組まれてきた。その中でも特に印象的だったのが、『俺の妹』こと『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(電撃文庫)とのタイアップである。原作小説では雑誌の読者モデルを務める美少女、“高坂桐乃”が『シエル』2010イメージガールに大抜擢! 公式サイトをジャックした上に、ゲーム内では限定アイテムを販売する“桐乃屋”までオープンする始末。しかも価格は超ぼったくりと、桐乃がやりたい放題だ。プレイヤーの皆さんはちゃんと桐乃ソースを買えただろうか?

『ル・シエル・ブルー』 『ル・シエル・ブルー』
『ル・シエル・ブルー』 『ル・シエル・ブルー』

 そしてアスキー・メディアワークスと『シエル』の共同作業は、『俺の妹』タイアップだけでは終わらなかった。2010年12月に東京ビッグサイトで開催された“コミックマーケット79”で、USERJOY JAPANは『シエル』特製小冊子の無料配布を行ったのだ。中身は本作品に登場する無数の美少女たちをピックアップし、彼女たちが持つお宝(美乳)にクローズアップしてみたり、さらには妹にしたいキャラだけを集めて紹介したり。この非常に偏った視線でゲームを紹介する小冊子を作ったのが、電撃オンラインのスタッフなのだ。日ごろとっても真面目な顔で仕事に励む某スタッフが、「女神様だけあってバストもゴッド級!」なんて文章を書いたと知ったときは、鼻血が出そうなぐらい驚かされた。

『ル・シエル・ブルー』
▲冬コミで配布された小冊子の表紙。『シエル』ってこんなセクシー系ゲームだっけ? と一瞬クビをかしげたぐらい、気合の入ったイラストである。というかエロイ。

■アバターの歴史(?)を振り返ってみる

 最後に、この1年間『シエル』に登場したオシャレアバターの数々を紹介しよう。プレイヤーキャラクターは2頭身のちびっ子だが、デザイナーのこだわりなのかアバター衣装のバリエーションや細部の再現性が妙に高い。また、戦闘向きの本気装備と見た目専門のアバター装備がわかれているのもGood。見た目の個性にこだわったり、アイテムの収集といったコレクター性の強い日本人プレイヤーに『シエル』の人気が高まったのは、この辺りにも理由がありそうだ。そこで、これまでの人気ファッションベスト5を発表する!(資料提供:USERJOY JAPAN)

『ル・シエル・ブルー』 『ル・シエル・ブルー』 『ル・シエル・ブルー』
第1位 戦女神スタイル:ルティマグーニ(F)+ヴァルキリーヘルム+人工の翼[1]第2位 メイドルック:高級なメイド服+メイドヘッドドレス+チタンの黒ぶちメガネ第3位 女盗賊風スタイル:アサルトスーツ(F)+黒猫耳+匕首[1]
『ル・シエル・ブルー』 『ル・シエル・ブルー』 『ル・シエル・ブルー』
第4位 デビルファッション:ルナローブ(F)+真.堕淵魔皇之角+デビルウィング第5位 JK風制服コスプレ:ヘルラント学生服(F)+鈴リボン飾り番外編 アニマルファッション:各種着ぐるみシリーズ

■2011年アップデート最新情報もこっそりお届け

 ラピスタワーをはじめ人気の大型アップデートも実装された2010年だったが、2011年のアップデートも気になるところ。実装されるタイミングや詳細については不明だが、アップデート予定の最新情報をこっそり聞いてきた。ただし、あくまで“予定”で決定事項ではない点だけは注意してほしい。

●2011年の『シエル』はこうなる! かもしれない

・連盟戦、遺跡争奪戦等、PvPの仕様変更
・NPCキャラクター別の新ストーリー展開
・NPC好感度システムの導入
・コミカライズ予定
・コミュニティ機能の充実化
・初心者に優しく、上級者に楽しいバランス調整の実施
・オリジナルクエスト、オリジナルモンスターの追加

 メイド最終試験のために、アクティブモンスターから全力で逃げつつ目的地へ旅したこと。ラピスタワーの攻略法が研究されるまで、突入しては即死したこと、そしてメイド電撃子のご主人様Zさんとの出会い……すべては『シエル』あってこその素敵な思い出。

 上記のアップデート実装に期待を寄せつつ、来年の今ごろもプレイヤーの皆さんと一緒に、また『シエル』2歳のお誕生日をお祝いしましょう!

Copyright 2009-2010 USERJOY JAPAN Co.,Ltd. All Rights Reserved.
Copyright FUN YOURS Co.,Ltd. All Rights Reserved.

データ

▼『Le Ciel Bleu ~ル・シエル・ブルー~』
■メーカー:USERJOY JAPAN
■開発:FUN YOURS Technology
■対応機種:PC(対応OS:Windows XP/Vista)
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■サービス開始日:2010年1月15日
■プレイ料金:無料(アイテム課金)

関連サイト

前へ 1 2