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2011年1月29日(土)

【G-netアンケート 番外編】2010年もっともおもしろかった美少女ゲームは?

文:ごえモン

 こんにちは、ごえモンです。電撃オンラインの美少女情報コーナー“G-net”で毎月実施している、“G-netアンケート”の番外編第2回をお届けします。

 前回の番外編では、読者から募集した“人生でもっとも感動した美少女ゲーム”の1位~3位とコメントを掲載しました。今回は、2011年の初回ということで“2010年でもっともおもしろかった美少女ゲーム”を読者のコメントメインで発表します。ちなみに、アンケートにご協力いただいた方々の平均年齢は24.9歳で、2010年にプレイした美少女ゲームの平均本数は9本とのこと。(集計期間は2010年12月26日~2011年1月25日)

■2010年でもっともおもしろかった美少女ゲームは?

・PSP『リトルバスターズ! Converted Edition』
笑って、萌えて、泣ける。人生に必要な潤いが詰まったアルティメットな青春物語。(T-moreさん)

・PSP『ティンクル☆くるせいだーす GoGo!』
とにかくヒロインが全員メッチャかわいかった! ストーリーは、前半おもしろおかしく展開して、後半シリアスになったり別にそうでもなかったり? ストーリーの合間にバトルがアクセント的にあったので、だれることなく進めることができて楽しかった。またこのバトルがシンプルなのに奥深く、難易度を上げると簡単に勝てなくなり、ますますこのゲームにはまってしまった。自分がやったギャルゲーの中では最高におもしろかった!!(インモラリストさん)

・PS3『WHITE ALBUM 綴られる冬の想い出』
モーションポートレートには感動した。もう少し動きが悪いと思っていたら、予想以上でうれしくなった。(ハドロンさん)

・PSP『11eyes CrossOver』
本編はもちろん、アナザーエピソードの“虚ろなる鏡界”編もちょうどいい長さでよかった。美鈴さんまじ天使^^(れっさーさん)

・PSP『CHAOS;HEAD NOAH』
2次元にのめりこむ男性をストレートに主人公にすえ、台詞やしゃべり方もとてつもなく一般人に受け入れられない。そんな彼の周りに不思議と集まる女の子たちの個性と、女の子たちを通して変わっていく主人公の変化がとても楽しめました。ふひひ。(裸遊さん)

・PSP『シークレットゲーム PORTABLE』
『そして明日の世界より――』や『遥かに仰ぎ、麗しの』などの健速さんがシナリオを手掛けているだけに、主人公の好青年っぷりやシナリオの出来はさすが。展開的には同人版のほうが好きだったが、コンシューマの限界ギリギリまで残酷描写を入れて、閉鎖空間での殺し合いというヘビーなテーマを描ききっていること、そして同人版で消化不良だった部分もルートを増やしてしっかりフォローしているところなどが評価できる。(たけはや乙さん)

・PSP『家族計画』
PC版もよかったが、PSP版になって改善されてよりよい作品になっていた。新規CGや音響の見直しなどファンにとってはうれしい要素があり、非常に楽しむことができた。(potさん)

・PSP『My Merry May with be』
見かけに反して生命と人間のエゴについて考えさせるシナリオが秀逸。総プレイ時間が70時間程度とコストパフォーマンスもよかった。(アゴストさん)

・PSP『さくらさくら -HARU URARA-』
久しぶりに最後までプレイしたくなるゲーム内容だった。ツンデレキャラなどとの三角関係などの物語がものすごくおもしろかった。PC版では続編が予定されているみたいなので、絶対にプレイしようと思っている。(ケイさん)

・PS2『スズノネセブン!~Rebirth knot~』
各ヒロインの物語がとてもおもしろかった。どのヒロインの物語でも笑いや泣きがあり、どのヒロインでも最後はとても感動した。最後に、すみれはマジでかわいいです!!(にゃあさん)

・PSP『天神乱漫 Happy Go Lucky!!』
2010年であえて挙げるならこれ。軽い笑いもあり、全体的に(どのヒロインのルートも)楽しめた。個人的には紫先生が好きだ。(ロギさん)

・PSP『恋する乙女と守護の楯 Portable』
“燃え”というアプローチで女装主人公を描いた傑作です。女装主人公ゲームは数多くプレイしてきましたが、女装ゲームの名作『乙女はお姉さま(ボク)に恋してる』と同等か、または超えられた作品は『恋楯』を含めて数本くらいしか知りません。(千早さん)

・PSP『ナルキッソス~もしも明日があるなら~Portable』
泣けます、おもしろいです。死を題材としたゲームは絶対泣いてしまうから、泣きゲーとしては反則かもしれないけど……。『加奈~いもうと~』とか好きな人にはオススメのゲームです。でも暗い気持ちになるので注意が必要w(icanflyさん)

・PSP『真・恋姫†夢想 ~乙女繚乱☆三国志演義~ 蜀編』
このシリーズをプレイするのはまったくの初めてで、予備知識もまったくなしの状態からでしたが、どのキャラもとても個性的かつ魅力的で、キャラ同士の掛け合いなどもとても楽しめました。合間に入る合戦も楽しくプレイでき、むしろもう少し入っていてもいいかとも思いました。プレイ前は世界観がちょっと心配でしたがすんなりと受け入れられました。(ビビッツさん)

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 今回のトップ3は、1位が『リトルバスターズ! Converted Edition』で2位が『ティンクル☆くるせいだーす GoGo!』、3位『WHITE ALBUM 綴られる冬の想い出』という結果でした。『リトバス! CE』は2度目の移植タイトルですが、知名度とG-net読者の人気を考えれば1位になるのもうなずけます。

 2位の『ティンクル☆くるせいだーす GoGo!』はプレイ人口的には少ないですが、内容的には1位になってもまったくおかしくない作品。前半はかなりにぎやかでコメディ色が強いですが、中盤からはキャラクターたちのにぎやかさを残しつつも、シリアスで盛り上がる物語にしっかりなっています。また、バトルシステムもかなり出来がいいので、万人にオススメできるギャルゲーですね。

 最近サイバーフロントは過去の名作の移植に力を入れていますが、『家族計画』や『My Merry May with be』も同社の過去の名作移植タイトルです。『My Merry May with be』は『My Merry May』と『My Merry Maybe』という2本のソフトを1本にまためたもので、両作とも発売当時は出荷本数が少なく、手に入れるのに苦労した記憶があります。それがPSPとなって両方とも手軽にプレイできるのはうれしい限りです。手に入れるのに苦労したせいか思い入れも強くて、当時一番好きだった玉村穂乃香ルートの後半なんかは未だに強く印象に残っていますよ。このような過去の名作のPSP移植は、ぜひとも今後も続けてほしいです。

 『さくらさくら -HARU URARA-』や『スズノネセブン!~Rebirth knot~』、『天神乱漫 Happy Go Lucky!!』は、もともとキャラクター描写や萌え要素、イチャラブ展開に定評があるゲームブランドの作品だけに、非常にギャルゲーらしい作品です。壮大な事件だったりシナリオの仕掛けなどではなく、日常描写のおもしろさやキャラ萌えを重視するユーザーであれば、かなり楽しめる作品ではないでしょうか。

 こうして皆さんのコメントを見ていくと、オリジナルのギャルゲーは少ないながら、2010年は結構豊作だったなという印象ですね。僕は上記のゲームはもちろんすべてプレイ済みで、2010年には25本のコンシューマギャルゲー(ギャルゲーっぽい作品含む)と40本以上のPCの美少女ゲームを購入しましたが、個人的にはPSP『探偵オペラ ミルキィホームズ』がトップで、次点は『ティンクル☆くるせいだーす GoGo!』でしょうか。『ナルキッソス』や『真・恋姫†夢想 呉/魏/蜀編』も傑作だったと思います。

 またまた好き勝手にごえモンが語ったところで、G-netアンケートの番外編第2回はここまで! 次回は、“初めて買ったギャルゲー”をお題に皆さんのコメントをお届けしたいと思います。このお題に対する投稿は、2月25日まで募集しているのでぜひぜひ皆さんご参加ください!!

 ちなみに僕の初めて買ったギャルゲーは、ギャルゲー番長といいつつもわりと最近の作品で、『Piaキャロットへようこそ!! 2』だったりします。どっかの神にーさまも言っていましたが、生まれた年代だけはどうしようもないですね(笑)。(ごえモン)

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