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2011年2月21日(月)

サービス4年目で『真・女神転生IMAGINE』物語は完結を迎える!?

文:電撃オンライン

 ケイブは2月19日、メディアおよび一般ユーザーを対象とした、同社の2011年の展開を発表するイベント、“ケイブからの大切なお知らせ”を東京・ベルサール秋葉原で開催した。

『IMAGINE』

 イベントではiPhoneやモバイル向けのアプリケーション、家庭用ゲーム機向けの新作タイトルなどが複数発表されたが、本記事ではPC用MMORPG『真・女神転生IMAGINE(以下、IMAGINE)』の情報をピックアップしてお届けする。

 今年でサービス4周年目を迎える『IMAGINE』だが、2011年4月のアップデートでは現在のメインシナリオが完結となる。この世界では“メシア教“と“ガイア教”の間で大協定が結ばれていたが、これが破られ新たな展開が始まる。本タイトルは元々、家庭用ゲーム機向け『真・女神転生』と『真・女神転生II』の空白を埋める時間軸に設定されているのだが、新たなシナリオはより『真・女神転生II』の時代へ近づいていくらしい。また、ゲーム内でいまだ解き明かされていない“イノセント計画”の真の狙い、“トウキョウ創生”などの謎が描かれていく。

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 アップデートは段階的に実施され、それに合わせて物語の鍵を握る新たな悪魔が5体登場。3月には過去に期間限定イベントなどで出現した6体の悪魔が再び光臨するなど、シナリオ完結に向けた様々なイベントも用意されている。

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▲イシス、ガブリエル、キマイラなど計5体の新悪魔たち。彼らが敵となるか味方となるかは、プレイヤーの歩んで来た道によって異なるようだ。

 また、発表会後にはエピソード“Chain of Curse”を手がけ、『女神転生』ファンなら知らない人はいない、鈴木大司教こと鈴木一也氏と『IMAGINE』ディレクター岸友秀氏による対談が実施された。事前に読者から寄せられた意見・要望を読み上げ、その場で2人がアレコレ回答していくスタイルだ。「レベルキャップの解放はないのですか?」という質問には、レベルではなく別の成長軸を考えているとのこと。また、鈴木大司教は「『IMAGINE』はソロプレイが中心になりがち。MMORPGの代表作『ウルティマオンライン』では、上級者が初心者を強いエリアに連れて行き、自分がタゲをとって相手に殴らせるパワーレベリングができるが、『IMAGINE』ではそれが難しい」といったディープな会話が交わされていた。その他、今後の最新情報としてゲーム内で重要な役割を担うキャラクター“血鶴”の双子の妹、チカゲの存在がこの対談では明らかになった。

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▲鈴木一也氏(左)と『IMAGINE』ディレクター(右)
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▲『IMAGINE』の衣装でステージに現われたコンパニオンさん。丁寧に細部まで作られた衣装が素敵です。
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▲こちらは会場を訪れたお子様に大人気だった、ソーシャルゲーム“しろつく”のコスプレ。

(C) ATLUS(C) CAVE

データ

▼『真・女神転生IMAGINE』
■メーカー:ケイブ
■対応機種:PC(対応OS:Windows XP/Vista)
■ジャンル:MMORPG
■正式サービス開始日:2007年4月4日
■価格:基本プレイ無料(アイテム課金)

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