【G-netプレイレポート】PSP『スタードライバー』レポ！ このゲームはおもしろい、そうだよな！ じいちゃん!!

文：ごえモン

　バンダイナムコゲームスから、3月3日に発売されるPSP用ソフト『STAR DRIVER 輝きのタクト 銀河美少年伝説』のプレイレポートを、ごえモンがお届けします。

　颯爽（さっそう）登場！　銀河ギャルゲーマー中年・ごえ、モォーン!!　……と頭のネジが1～2本外れたような冒頭で始めてみました。どうも、ごえモンです。

　さてさて、毎週日曜の17：00には必ずTVの前に正座で待機！　な綺羅星十字団の皆さんなら、先ほどの冒頭でこれから何が行われるかお気づきでしょう。……そう！　現在TVアニメなどで展開している『STAR DRIVER 輝きのタクト（以下、スタドラ）』を題材にしたPSP用AVGのプレイレポートを、ここではお届けしていきます。

　いや～、個人的にこのTVアニメが大好きなので、ひと足お先にプレイできるのが本当にうれしいです！　やりたいこと（ゲーム）とやるべきこと（仕事）が見事に一致してしまったので、今なら世界の声が聞こえそうな予感。まあそんな前置きはさて置いて、さっさと本作のレポートに移りましょうか！　イッツァ・プレイレポート!!

▲ちなみに、本作のオープニングムービーはTVアニメ版2ndオープニングのノンテロップ版。9nineが歌う『SHINING☆STAR』とともにハイクオリティなアニメーションムービーが流れ、TVアニメ版で何度も観たはずなのに、ゲームを起動するたびに見入ってしまいます。

■時系列はサカナちゃんの離島～カタミ・ワカチタ・ヤガダンセ登場の間くらい

　すごくわかりづらい見出しですみません。ですが、ようは“第2フェーズ”に移行した後の物語に、プレイヤーがオリジナルの主人公となって介入できるわけです。そんな主人公はなんと記憶喪失！　第1話でタクトが流れ着いた浜辺に、ゲーム版の主人公もなぜか打ち上げられていました。もちろん、第1話でお茶の間に衝撃を与えた「知らない男の子の匂いがする……」というワコの名台詞とともに発見され、主人公はスガタ邸で生活することに。あたし、オリジナル主人公が記憶喪失っていう設定、嫌いじゃないわ。

▲第2フェーズ移行後の物語なので、ゼロ時間に突入する時のテーマソングは、ヨウ・ミズノが歌う『イノセント・ブルー』です。

▲ゲーム開始早々「知らない男の子の匂い」という台詞でプレイヤーを笑わせます。この時点で、本作がおもしろいゲームだって大体わかっちゃいました（笑）。

■個性的＆魅力的すぎるキャラに引けを取らない
リビドー全開なオリジナル主人公の視点で青春を謳歌する！

　さて、記憶もなく住む場所もないためスガタ邸に住むこととなった主人公は、スガタたちのススメで南十字学園に体験入学をすることになりました。ここからがこのゲームの本番で、本作の登場キャラクターと多彩なイベントを起こしながら交流を深め、青春を謳歌していく学園パートが始まります。

▲スガタ邸では、メイドのジャガーさんやタイガーさんも一緒に住んでいるので、うれし恥ずかしなハプニングも!?

▲スガタの知り合いということで、学園長は主人公の体験入学をあっさり許可！　あの問題児クラスに入れるなんて、胸が熱くなりますね。

　学園パートは朝、昼、夕、夜の4つのフェイズに分かれていて、それぞれのフェイズで会いたいキャラがいる場所を選択しながら進めてきます。この時に発生するイベントは非常に多彩で、そして各キャラとの会話がめちゃくちゃおもしろい！　原作アニメではボンズの超絶ハイクオリティな戦闘シーンも魅力ですが、なんといってもどこかおかし……もとい個性的すぎるキャラたちが最大の魅力だと、個人的には思っています。原作会話にある“ツッコミどころ”のようなところもしっかり盛り込まれているので、アニメの空気感のままゲームを楽しめました。

▲こちらが学園パートの画面。キャラたちとのイベントを見ていくと、どんどん新しいイベントが解禁されていくタイプのゲームなので、狙ったキャラのイベントを優先的に見ていきましょう。

▲ルートによっては、綺羅星十字団の本拠地にも入ることが可能です。

　そして気になるのは主人公の存在ですよね？　彼はそんな魅力があふれまくってだだ漏れなキャラたちと交流を深めていくわけですが、強力な個性たちに負けず劣らずな人間でつねにリビドー全開！　出会う女の子すべてに「好きです！」と告白したり、服を着替えれば「似合っているよ」、白衣姿のケイトさんにも「白衣が似合っているよ（キリッ）」……そして「人妻女子高生は萌え萌え」発言や「ガラス越しよりも直接したい！」などなど、さすが『スタドラ』の主人公となる人間はひと味違いますね。……あ、でもこれらの発言は選択肢で選んだ結果の答えで、デフォルトの台詞ではありません。別にリビドー全開な台詞ではなく、クールな受け答えもできるので、どうするかは皆さんの趣味次第ということで。でもそこは『スタドラ』ですから、リビドー全開な受け答えで進めてほしいところ。

▲プレイヤーが望めば、主人公を『スタドラ』にふさわしいぶっ飛んだキャラにできます。しかし、リビドー全開な発言がつねに正しいとは限らないみたい。

　ちなみに、ほとばしるリビドーに忠実な行動をとるには“GBP（銀河美少年ポイント）”と呼ばれるポイントが必要となります。このGBPは“学園パート”の場所選択時に発生するイベント後に、10GBPずつ入手することができます。ガラス越しのキスに50GBP必要だったりするので、あんまり無計画に使用していくと、すぐになくなってしまうので注意が必要です。でも、GBPは周回プレイ時に持ち越せるので、2周目からは全力で！

▲GBPはわりと重要。目の前に“キスをする”という選択肢があるのにポイントが足りない！　そんな状況にならないよう、1周目は計画的に使用しつつ、なるべくポイントを稼ぐように場所を選択していくとよいです。

　また本作のウリは、そんな魅力あふれるキャラたちのアニメでは見られなかったエピソードや、それぞれのキャラたちの内面を掘り下げるイベントが見られるところ！　もちろん、原作では出番の少ないサブキャラたちにもしっかりスポットが当たります。お当番回が終わったら日が当たらなくなってしまったヤノ・マミさんとかマミさんとか……との恋愛も楽しめるので、日陰キャラ好きの諸兄らも安心の出来です。個人的にはイシノ先生も攻略したかったですが！

▲ツンデレ＋斎藤千和さんのボイスで、ゲーム版では光り輝くマミさん。ごえモンのイチオシヒロインです。

▲イシノ先生とのイベントもしっかり用意！　でも攻略対象ヒロインではないので、イシノ先生好きは涙をのみましょう。

→続いて、綺羅星十字団の一員にもなれるシナリオや、
ワコたちとキスができるスキンシップモード、戦闘パートなどを紹介！

(C)BONES／STAR DRIVER製作委員会・MBS
(C)2011 NBGI
※画面は開発中のもの。

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