2011年2月26日(土)
本日2月26日、任天堂は携帯型の新ゲーム機・ニンテンドー3DSを発売した。
3DSは、裸眼立体視に対応した最新の携帯型ゲーム機。上下2画面のうち上画面は奥行きのあるグラフィックを楽しむことができる。DSからの画質向上、通信機能の強化などが図られている上、これまでに発売されたDS/DSi用ソフトも基本的に遊ぶことが可能だ。
電撃オンラインでは、ついに発売日を迎えた3DSの販売状況について、本日朝に東京都内の3カ所を取材した。新宿、池袋、秋葉原に分けて、各地の模様をお伝えしていく。
予約をせずに当日販売を行っていたのは、ヤマダ電機 LABI新宿東口館。新ハードを求める列は、始発前の4:00の段階で約100人。電車が動くと人の列が伸び、6:00には列の整理が行われた。400台の3DSは開店前に完売。販売が開始されて3DSを購入した人たちの顔は、喜びであふれていた。
▲新宿で唯一、当日販売を行っていたため、3DSを求めて行列ができていたLABI新宿東口館。寒さに震えながら販売を待つ人たち。 |
店先に「フリーの販売はございません。次回入荷は未定です」の紙が張られていたヨドバシカメラ新宿西口本店は、当日販売分がごく少数で、予約販売がメインだった。また、ビックカメラ新宿西口店やソフマップ新宿 2号店は、事前予約分の販売のみとなっていた。
▲ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ソフマップは、ほぼ予約販売分で終了。店の前に列を形成することもなく、店舗周辺は落ち着いた様子を見せていた。 |
ヤマダ電機 LABI1池袋モバイルドリーム館では、朝9:00の時点で約800人が列を形成。正面入り口の先頭から、店を囲うように列が伸び、最後尾は池袋駅前公園のトイレのあたりだった。列は昨晩23:00の時点ですでにできていたそうだが、電車の始発が動く5:00ごろから一気に人が増えたようだ。
▲池袋駅前公園~LABI1池袋モバイルドリーム館前にかけて、長蛇の列が続く。3DSの列とは別に、本日発売された玩具の待機列もあった(左上画像)。 |
多くのショップが予約分のみを販売すると事前にアナウンスしていたため、落ち着いた様子の秋葉原。ただ、予約不要の当日販売分を用意したヤマダ電機 LABI秋葉原パソコン館とヨドバシカメラ マルチメディアAkibaには、長い列ができていた。特にヨドバシカメラは、3DSの他に人気玩具が発売されることもあって大混雑。約1,000台の3DSが用意されたが、予約者優先で8:20から販売が行われ、9:00すぎには整理券の配布を終了、完売となった。
▲ヨドバシカメラは当初8:30に販売を開始する予定だったが、混乱を避けるために10分ほど前倒しで開店。大きなトラブルもなく、店舗前の行列は開店して間もなく解消した。 |