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2011年3月10日(木)

【電撃G’sオンライン】Xbox 360『アイドルマスター2』の魅力に迫る第7回!

文:電撃オンライン

 電撃オンラインとアスキー・メディアワークスの美少女キャラクター誌『電撃G’sマガジン(以下、G’s)』のコラボレーション企画“電撃G’sオンライン”。今回は、2月24日に発売されたばかりの話題作『アイドルマスター2(以下、アイマス2)』をピックアップ! 『G’s』本誌ページ担当のふじみのとともに、新たなプロデューサー生活の魅力に迫っていきます。

■登場人物紹介■

【電撃G’sオンライン】 【電撃G’sオンライン】
▲電撃オンラインのギャルゲー番長。アニメにゲームに、美少女という美少女をひたすら追いかける日々。三浦あずさに惹かれて、前作の『アイマス』はプレイ済み。▲『G’s』の女子編集。カワイイ女の子を愛でる腐っていないオタク女子。誌面では『ラブプラス』や『恋チョコ』などを担当している。四条貴音LOVE。

●『アイドルマスター2』を支える2つのキーワード

2月はどうして28日までしかないんだ……。終わらない! いろいろなものが終わらない! どうも、ごえモンです。
ごえモンさん! そんなことより『魔法少女まどか☆マギカ』が大変ですよ! すごすぎる展開にテンション上がってきています! あ、こんにちは、まろみです。
あー、それは今度な。今度。語りたい気持ちはわかるが、俺も語りエネルギー今ためてるから。そっちにもたまってる人がいるだろう? 今日はアニメではなく、Xbox 360で発売されたばかりの『アイドルマスター2』の話だ! プロデューサー! 『アイマス2』ですよ、『アイマス2』! ……と、キャッチフレーズっぽいのを使ってみたが、実は『アイマス2』はノーチェックなんだ。
えー、またですかぁ? そろそろ本気で番長から降格ですよ?
待て。さすがに一連の『アイマス』作品はプレイ済みだ。『アイマス』から『アイマス2』への進化などの情報をあまり追ってなかっただけだぞ。
本当かなー? それじゃあ、そんな番長降格危機のごえモンさんのために、ウチの編集部の“アイドルマスター”であるこの人をお呼びしました! お願いします!

■今回のゲスト:ふじみの

電撃G’sオンライン
▲『Baby Princess(ベイビー・プリンセス)』『アイマス』などを担当する編集者。お出かけに“アイドルマスターモバイル”は欠かせない。

うむ。私が『アイマス2』担当のふじみのである。なんでも聞くがよろしかろうて。
なんか古風な動物が出てきたな……。『アイマス』は三浦あずさをひいきにしてプレイしていたのだが、『アイマス2』は少々ネットで情報を追っただけだな。
ふむ。まあ、もはや説明の必要もなかろうが、念のため。『アイマス』とは、新人のプロデューサーとなり、アイドルたちをトップアイドルへと導いていく作品ぢゃ。その根底のテーマは『アイマス2』でも変わってはおらんが、キーワードを2つ挙げるとするならば、“アイドルユニットプロデュース”と“全国活動”であろう。
アーケード版やXbox 360版の『アイマス』でも、繰り返しプレイしてプロデューサーレベルを上げれば、2人、もしくは3人でのユニットプロデュースができてたな。
『アイドルマスター2』
▲765プロダクションに所属する13人のアイドルたち。競い合い、助け合いながら、頂点へと駆け上がれ!
うむ。今作では、最初から3人のユニットプロデュースをすることになる。逆にソロやデュオでのプロデュースはできず、必ず3人ユニットを育てていくのぢゃ。ジャンルにもあるとおり、『アイマス2』は“国民的アイドルユニットプロデュース”ゲームぢゃからな。
765プロダクションからデビューして半年経ったものの、鳴かず飛ばずのアイドルたち。悩める彼女たちを救うように現れたのが、新人プロデューサーであるアナタ! というのが今作の世界観なんですよね。
左様。よくわかっておるな。今作でプロデュースできるのは天海春香、我那覇響、星井美希、菊地真、如月千早、四条貴音、双海真美、萩原雪歩、高槻やよいの9人ぢゃ。
天海春香我那覇響
『アイドルマスター2』 『アイドルマスター2』
▲歌が大好きな天然正統派アイドル。前のめり気味な勢いとポジティブさで、何事にも全力投球!▲沖縄からやってきた女の子。南国の太陽のような明るさと自信たっぷりな態度で、みんなを引っ張っていく。
星井美希菊地真
『アイドルマスター2』 『アイドルマスター2』
▲飛び抜けたビジュアルとアイドルとしての才能を持つ、15歳の少女。いつでものんびりマイペース。▲カッコカワイイ容姿とダンスが魅力のアイドル。女の子らしさにあこがれて、ただいま猛勉強中。
如月千早四条貴音
『アイドルマスター2』 『アイドルマスター2』
▲歌を歌うことに自分のすべてをかける、孤高のクールな美少女。日々ストイックに努力を重ねている。▲古風なしゃべり方が印象的なお嬢様。その振る舞いはカリスマ性と気品にあふれているが、素性は謎ばかり。
萩原雪歩双海真美
『アイドルマスター2』 『アイドルマスター2』
▲引っ込み思案な自分の性格を直そうと芸能界入り。いつもオドオドしているけれど、芯は強い。▲いつでもにぎやかな双子のアイドル。双子の妹の亜美に負けないよう、メチャモテ目指して成長中!
高槻やよい
『アイドルマスター2』
▲笑顔でみんなに元気を振りまく、天真爛漫な女の子。家計を支えるために健気に頑張る庶民派アイドル。
なるほど、PSP版の『アイドルマスターSP』シリーズではライバルだった、我那覇響と四条貴音が加わっているのか。あれ、プロデュース可能なアイドルの中に、俺のあずささんの名前がないのだが?
実は、秋月律子がアイドルからプロデューサーへ転身して、水瀬伊織、双海亜美、三浦あずさの3人を“竜宮小町”というユニットでひと足先にデビューさせちゃってるんですよ。
なん……だと……!?
心配なさるな。竜宮小町、そして秋月律子は事務所の仲間として、先輩として、時にライバルとしてさまざまな形でプロデュースにかかわってくる。「自分でプロデュースできないから、どうでもいいや」というのは大きな間違いぢゃよ。前作までと違う形で活躍してくれる上に、特定の条件下では同じステージにも立てるのぢゃから。
水瀬伊織双海亜美
『アイドルマスター2』 『アイドルマスター2』
▲ユニット“竜宮小町”のリーダー。一見カワイイけれど、気が強くワガママな女王様気質のアイドルだ。▲真美の双子の姉妹。いつでも超ハイテンションなキャラクターが小中学生に大人気!
三浦あずさ秋月律子
『アイドルマスター2』 『アイドルマスター2』
▲天然気味のおっとりお姉さん。その性格とナイスなスタイルで男性からの人気をひとり占め!▲竜宮小町の理論派プロデューサー。元アイドルで歌って踊れる、マルチな才能の持ち主だ。
個人的には貴音が大好きだから、プロデュースしてみたい! 胸おっきいし! 90cmだって!
初めてまろみと意見があった。胸の揺れというのは素晴らしいものだ。人類を平和に導くパワーだよな。
そして、プロデュース活動を始めるにあたって出てくるのが“全国営業”ぢゃ。国民的アイドルユニットを目指すには、やはり日本全国で知名度が高くなくては話にならない。東京だけで知名度があったとしても、それは到底国民的、とはいえないからの。そこで『アイマス2』では、毎週全国を飛び回り、さまざまなエリアでプロモーション活動をしていく。全国それぞれのエリアのファンを増やして、国民的地位を勝ち取っていくことになるわけぢゃ。
ほう、それはなかなかおもしろそう。全国のエリアにある仕事をいろいろこなしていくわけか。その仕事の選び方や種類はどんなのがあるんだ?
お仕事の種類は大きく分けて3つです。アイドルの能力を伸ばす“レッスン”、アイドルとのコミュニケーションを楽しむ“営業”、ファンにステージ上で魅力をアピールする“ステージ”。この3種類のお仕事の中から、それぞれにかかる時間やお金(マニー)のコストを考えつつ、毎週2つまで選んで活動していくんですよ。
全国は6つのエリアに分かれていて、それぞれにファンの人数と注目度というものがある。あるエリアの仕事をすれば、そこのファンは増え、注目度も上がるが、他のエリアでは注目度が下がり、少しずつファンが減少してしまう。各エリアのファン人数を考えて、活動していくわけぢゃな。
『アイマス』よりさらにSLGっぽくなったな。ただ活動してファンを集めるだけじゃなくて、エリア別の活動が必要ってのは戦略性があって楽しそうだ。しかし、全国のエリアをめぐると、どうしても手つかずのエリアも出てきそうだが……。
全国のファンを一度に増やせる、全国オーディションという仕事もあるので、大丈夫ぢゃ。
今回は、マニーっていうお金の概念もあるんですね。
うむ。それもまた『アイマス2』ならではのスパイス。今回はマニーが加わったことで、お仕事を成功させてマニーをかせぐ、マニーを使ってプロモーションをする、衣装を購入する、ライブを開催する、などさまざまなところにマニーがかかわってくる。そのマニーのやりくりがより戦略性を高めていて、リアルなプロデュース活動が楽しめるハズだ。
『アイドルマスター2』 『アイドルマスター2』
▲全国6エリアにはさまざまな仕事がある。ファンの人数や注目度、マニーや時間をよく見て、スケジュールを決めていく。
くっ……ゲーム好きとしての血がうずいてきた。鎮まれっ! プロデュースに関する要素がぐっと増えて、じっくり腰を据えて遊べそうだな。話を聞く限り、より丁寧に作られている感じがして、すごく楽しみだ。……しかしだな、『アイマス』アーケード版稼働から5年が経ち、『アイマス2』になったことで1つの区切りがついた。新しいシリーズになったし、ここで『アイマス』ワールドに入ってみようかなって思う初心者の人も多いと思うわけだ。だが、今までの話を聞くと、一気に要素が増えてシリーズ初心者には難しそうに思えるんだよな。

●『アイマス』初心者も、経験者も楽しめる充実のシステム

うふふふ、そんなごえモンさんの疑問を待っていましたよ♪ 『G’s 4月号』(2月28日発売)では、『アイマス2』初心者に向けて発売直後の大特集を組んでます! アニメ化情報と合わせて10ページでの紹介です。
うむ。『アイマス』ベテランライターと『アイマス』ワールドビギナーのライターの2人が、実際に遊びながら対談形式で『アイマス2』の魅力を紹介しておる。初心者が『アイマス2』をプレイするにあたって難しく感じそうなポイント、ユニット作り、コミュニケーション、レッスン、ステージの4つについて語りながら遊んでいるのぢゃ。そうぢゃな、流行りの言葉で表すなら「『アイマス2』はこんな初心者でも大丈夫か?」「大丈夫だ、問題ない」というやつぢゃの。
神は言っている――そのネタが使いたかっただけだろう、と。そんな記事で大丈夫か?
大丈夫だ、問題ない! それじゃあ、ここからは実際に『G’s 4月号』を見ながら話していきましょう。最初の2ページでは、アイドルマスターモバイルのイラストレイターであり、『G’s』でも活躍されている伊能津先生の律子のソロステージイラストが!
あれ、りっちゃんってプロデューサーじゃなかったのか?
そうぢゃの。しかし、今作には最初から自由に自分でステージをエディットできる“ステージフォーユー!(S4U!)”がついておる。
『アイドルマスター ライブフォーユー!』のようにステージに上がるアイドルや、そのステージ、楽曲などを自由に選べるわけだな。名前も似てるし。
うむ。ステージに上げられるアイドルも自由に選べるのぢゃが、とある条件を満たすと、竜宮小町の3人や秋月律子も選べるようになり、このイラストのような律子ソロステージも実現できるわけぢゃ。
なるほどね。このモードなら、俺のようなあずささん好きも満足できる、ってわけだ。いや、プロデュースで選べなくても愛はあるけどな。
『アイドルマスター2』 『アイドルマスター2』
▲自分だけのステージを作れるS4U!。ある条件をクリアすれば、13人のアイドルを自由に選べる!
はいはい。そして次のページから、先ほど話していたライター2人での対談形式で進んでいくんですね。
チュートリアルを含めたオリジナルユニット作り、コミュニケーション、レッスン、ステージという、初心者が難しく思いそうなポイント4つについて、実際にプレイしながらの会話形式で進めておる。
最初のオリジナルユニット作りは、『アイマス2』の一番大切な要素ですよね。貴音をリーダーにするにしても、他のメンバーは迷っちゃいそうだなあ。メンバーの選び方で難しさなどが変わってくるんですか?
うーむ、どうぢゃろうな。ゲームを始めて最初の3週間は、いろいろな要素を実際にプレイして学びながらユニットを組んでいく、いわゆるチュートリアル期間のような感じになっておる。そこでユニットを組んだ際、社長やユニットメンバーのセリフを見る限り、初期の仲のよさなどはありそうぢゃな。しかし、基本的には自分の好きに任せて選ぶのがよろしかろう。これからずっと付き合っていく、大事なアイドルたちぢゃからな。
じゃあ、趣味全開でいっても大丈夫ですね! よかった~! 誰にしよっかなー、美希も顔の形大好きだし、あと1人どうしよー!
『アイドルマスター2』
▲オリジナルユニット作りは大切。ステキなユニット名も考えてあげよう。
……あいつは放っておこう。コミュニケーション部分は、『アイマス』で一番美少女ゲームっぽいところだな。前作では営業に行くと、その間選択肢やタッチでのコミュニケーションができたが、今作でもそれは健在なのか?
うむ。ただ今作では、1回の営業でメンバーのうちの1人と重点的にコミュニケーションを取る形になっておる。さらに、ユニットならではのおもしろさが追加されておるぞ。それが、ユニットメンバー同士の関係ぢゃ。助言によって3人の仲がよくなったり、お仕事の失敗でちょっとギスギスしてしまったり、プロデュース中、3人の関係はさまざまな状態に変化していくのぢゃ。
おお、コミュニケーションの部分でもよりリアルなプロデュース活動になっているわけか。
それと、特に紹介しておきたいのが次のレッスンぢゃ。前作ではレッスン1つ1つの難易度が高く、なかなか上手にできなかったり、種類も多様にあったせいで難しく感じていた人も多かろう。しかし、今回はボーカルレッスン、ダンスレッスン、ビジュアルレッスンの3種類だけになり、どのレッスンも非常に簡単になっておる。まったくプレイしたことのなかった初心者でも、いきなり好成績を出せておったな。
やったー! 前作のレッスンが難しくて、プレイがつらくなっちゃった私にはうれしい情報かも!
『アイドルマスター2』
▲3種類あるレッスンは、操作性が簡単になり評価も上昇しやすくなっている。
そして最後に『アイマス』には欠かせない、ステージの仕事か。前作でのオーディションにあたるのかな? リズムに合わせてアピールすると高得点とか、審査員を帰らせないようにバランスよくアピールするとか、慣れていても結構難しかったな。
今作では、リズムゲームのように楽曲のビートに合わせて、3つのボタンでユニットの魅力をアピールしてスコアを高めていく、というシンプルなルールになって、非常にわかりやすくなっておるな。ステージの仕事は、スコアを高めて目標の順位内を目指すオーディション、ライバルユニットとスコアを競うフェス、スコアを高めて会場をハコユレさせるライブの3種類がある。どれも基本のルールはいっしょなので、一度プレイすればすぐ慣れるぢゃろう。今回プレイしたビギナーなライターもすんなりできていたので大丈夫!
ステージのお仕事を成功させれば、『アイマス』の華、ライブシーンのお披露目ってわけですね!さらに画質がキレイになってるみたいだし、やっぱり楽しみ!
『アイドルマスター2』 『アイドルマスター2』
▲『アイマス』といえば外せないのがステージの仕事! 3種類の仕事を成功させれば、ごほうびとしてステージが見られる!
ライブの仕事では、スペシャルな5人ステージが楽しめるものもあるようぢゃぞ。
お、それは俺も知ってる。『アイマス2』の情報が出始めたころから5人でのステージがピックアップされてたからな。S4U!を使えば、最初から簡単に見ることもできるようだが、やはりプロデュースがうまくいった後に見るライブシーンは格別のものがあるな。達成感がやばい。
わかるー! 全国各地を回って営業したり、3人の関係に振り回されたり、要素が増えておもしろさが増した分、さらに達成感がすごそう。
いろいろなシステムをシンプルにしたことで、初心者に優しく、要素を追加してSLGとしての魅力を高め、前作をプレイした人でも楽しめる。それが『アイマス2』! シリーズ好きな人はもちろんのこと、この機会に新しくプロデューサー業をいろいろな人にぜひ始めていただきたい!
ゲームと合わせて、TVアニメ化情報も忘れずチェック、だな?
そうです! 『G’s』ではさらに、天海春香、我那覇響、萩原雪歩の3人を主人公にしたコミックが3月号からスタートしているので、そちらもぜひ読んでみてくださいね♪ さらに、コミックで活躍する3人のユニット名を3月15日まで募集中です! 審査員を務めるのは中村繪里子さん、沼倉愛美さん、浅倉杏美さんのキャスト3人! これからも、ゲーム、アニメ、コミック、3つの視点で『アイマス2』最新情報をバッチリお届けしていきます!

(C)窪岡俊之 (C)NBGI

データ

▼『電撃G’sマガジン 2011年4月号』
■発売日:2011年2月28日
■希望小売価格:990円
 
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