2011年4月4日(月)
冒頭から私事で申し訳ありませんが、“世界の社窓から”第1回でお伝えしている通り、おハナのMMORPG初体験は『Lineage(リネージュ)』です。画面の向こうに確かに存在している、けれども会ったことのないプレイヤーと同じ世界、同じ時間を共有し一緒に遊べる……というのは当時、かなり新鮮かつ衝撃的な経験でした。そうして『リネージュ』はおハナにとって忘れられない、思い出のオンラインゲームとなりました。
と言う、超個人的な理由で第1回目は『リネージュ』の開発元である韓国ncsoftを取り上げたわけですが、第8回はついに日本での運営を行うNCJapanの訪問がかないました! あんまり嬉しくて取材日を1日間違え、前日に行ってしまったのは秘密ですよ。
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はい、まずは受付から見ていきましょう。ガラスケースの中には、過去のオフラインイベントで販売された『リネージュ』『リネージュ2』のグッズ、限定配布の非売品ノベルティ、それに『ギルドウォーズ』や『タワー オブ アイオン』のパッケージなどが飾られています。
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▲タレントさんを招いた発表会の写真などもあり、ショウケースの中はとても華やか。グッズの数も多くて圧巻です。 |
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中でもおハナが大興奮してしまったものが2つありました。1つはジオラマと言うのでしょうか? 『リネージュ2』の攻城戦のワンシーンを再現した小さなフィギュア達。昔のおハナは『リネージュ』で“ウィンダウッド城”を所有する戦争クラン、“時代の覇者達”に所属してました。戦争のために毎週ミスリルアローを作ったり、エルヴンワッフルを買い取ったり忙しく過ごした日々を思い出してたら、ちょっと胸が熱く……。もう1つはショウケースの一番下にひっそりと置かれていた、ポーション型アクセサリです。これはですね、『リネージュ』が2年近いオープンベータテストを経て正式サービスに入る頃テスターに贈られた限定グッズで、ゲーム内に登場するHP/MP回復、毒消し、ヘイスト、ブレイブといったポーション全8種がモチーフになっています。
おハナの思い出語りもいい加減切り上げて、次にスタッフの皆さんが働くフロアをご紹介。オンラインゲーム会社には珍しく、女性の姿が目立ちました。そしてオフラインイベントでやたら見かける、アノ人たちも発見!!
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▲『リネージュ2』日本プロデューサーの小高さん、 『AION』日本プロダクトマネージャーのジャン・ションヨンさん、『リネージュ2』開発コーディネイタ―のシン・ミンスさんとその部下である田邉さんなど、イベントですっかりおなじみのメンバーが机を並べてお仕事してます。 |
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▲女子度の高いカワイイ机がある~! と思って近寄ったら、沖縄土産“萌えるちんすこう”略してもえちん。一瞬めまいが……。3枚目の写真で机に置かれた黄色い風船は、お誕生月の社員全員に渡されるそうです。 |
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▲今回のファッションチェックはシンさんと田邉さんのお2人に決定。シンさん(写真左)は社内で“白い王子”のニックネームを持つイケメン。田邉さん(写真右)はNCJapanに採用され、出社2日目にはこの髪型にしたという勇者。 |
NCJapanでは誕生日を迎える全社員に対して、ハッピーバースデーの風船とケーキが渡されます。取材中に偶然(ホントに偶然です)その場面に遭遇したので、お祝いを兼ねてお写真を撮らせていただきました。ケーキが大きくて美味しそう~。
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また、ゲーム内で何か不正な行為や他プレイヤーへの迷惑行為が行われていないか、監視するSaftyProtectionTeamのスタッフさんたちが働くエリアも、特別に見せてもらいました。24時間365日、全ワールドの状況を映し出すディスプレイがずらりと並び、10台近いパソコンから出る熱気で同じフロアとは思えないほど暑かったです。
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▲『リネージュ』全ワールドの状況を常にチェックするためのディスプレイ群。24時間電源を付けっ放しなので、やはりマシンの消耗が激しいとのお話でした。なお、現在NCJapanでは節電を心がけ、東日本大震災被災地へ少しでも助けになるアクションを、小さいことからコツコツと実施しているそうです。 |
次は社員の憩い場、休憩スペースです。うーん、いつもながらオンラインゲーム会社の休憩スペースってものすごく充実してますねぇ。NCJapanでは自販機のコーヒー、紅茶、ロイヤルミルクティー、煎茶がなんと無料! さらに、インスタントラーメンやスナック菓子類の自販機を見るとコンビニエンスストア“ampm”の文字が。うーん、パンやラーメンの自販機はどこの会社でもよく見ますが、おにぎりを自販機で売ってるとは予想外でした。
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▲ampm印の自販機なんて初めて見ましたよ。新聞は日本語と韓国語のものを常備。 |
そして恒例の社長室に進入してきました。なぜか「暗くなるまではダメです」と言われ、「???」という感じだったおハナ。一歩足を踏み入れてその理由がわかりました。社長室の窓から見える夜景、特に東京タワーのライティングにうっとり……。
これぞまさに“世界の社窓から”ですね!!
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最後に、このNCJapan取材実現に多大なご協力をいただいた、ある人物をご紹介いたします。本連載は通常、おハナが直接各メーカーさんに記事の主旨を伝え、取材許可のお願いをしています。しかし、今回はいつもとちょっと違うんです。
第1回の韓国ncsoft編を掲載後に、おハナは「韓国の本社が紹介されました!」というつぶやきをTwitter上に発見しました。すかさず「ぜひ日本のNCJapanも取材させてください うふふ」と申し込んだところ、「PRチームに話をしてみます」とすぐにお返事が。このやりとりがキッカケとなり、取材許可がおりたわけです。イム・インギュさん、本当にありがとうございました!
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▲Twitter上での取材依頼に対して「かけあってみます」と快諾してくださったイム・インギュさん。 |