2011年3月28日(月)
4月よりTOKYO MX他で放送が始まるTVアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』。そのアフレコレポートをお届けしていく。
本作は、『電撃マ王』(アスキー・メディアワークス刊)で連載している葉賀ユイ先生のコミック『ロッテのおもちゃ!』をアニメ化したもの。夢魔族のツンデレ王女・ロッテを中心に、ちょっぴりエッチでハートフルな物語が展開する。
そんな本作に出演している釘宮理恵さん(アスタロッテ役)、佐藤利奈さん(直哉役)、田村ゆかりさん(明日葉役)、生天目仁美さん(ユーディット役)、藤村歩さん(ゼルダ役)、堀江由衣さん(エフィ役)、鈴木美咲さん(クー役)、松来未祐さん(ミスト役)、広橋涼さん(ユナ役)、波田野由衣さん(リュッカ役)に演じているキャラクターの印象や、作品について質問をぶつけてみたのでぜひご覧いただきたい。
▲アフレコに参加した声優陣。 |
――皆さんが演じているキャラクターの魅力や、演じる上で気をつけていることを教えてください。
釘宮さん:原作を読んだ時、すごく雰囲気がカワイらしい女の子だと思いました。普段お城の中で身内の人たちと接する時はかなり強気なんですが、学校で距離のある人たちの前だととたんに借りてきた猫のようになってしまったり。内気で恥ずかしがり屋で素直ではありませんが、表情がコロコロと変わるキュートなところが魅力。表情豊かに演じていきたいと思っています。
佐藤さん:自身初のお父さん役を演じることができて非常にうれしい気持ちでいっぱいです。でもアフレコの時に「お父さーん!」と呼ばれて、複雑な気持ちになりました(笑)。直哉はお父さんではありますが、とてもカワイらしい男の子なので、あんまり大人っぽくなり過ぎないよう注意しています。それと、異世界に来ても動じないしっかりしたところや、愛する娘とロッテを見守る優しさを大切にしたいなと思って演じています。
田村さん:明日葉はとても素直でまっすぐな女の子です(一同笑)。なんで笑うの? まっすぐだよね?
生天目さん:えっ? まっすぐだよね。まっすぐだ。まっすぐだよ!
田村さん:(笑)。で、直哉さんの娘ということなんですけど、どこか不思議な親子関係です。素直さが出るように演じています。
生天目さん:ユーディットは、女官長という一番偉い立場にある人で、直哉をこの世界に連れてきた張本人でもあります。まだあまり出てきてないんですけど、どうやらとても変態らしいです。でも他の皆さんの役も変態っぽいので……。
周囲:わたしたち関係ないですよ?
生天目さん:おいっ!!(笑) 一応冷静かつ変態っていう二面性を持つ人なので、そのあたりがどのように出るか楽しみです。
藤村さん:ゼルダは、非常に硬派な親衛隊長です。でも常に硬派というわけではなく、ユーディットさんのおもちゃ的なものを見てとてもウブな反応を示すカワイらしい面や、あくまでまだ子どものロッテ様を見守っているような優しい面ものぞかせてくれます。軍人としてのキリッとしたところと、そうしたウブで優しい面のギャップを演じわけられたらいいなと思っています。
堀江さん:エフィはメイド長ということで、ロッテ様の面倒を見ていることが多い役どころです。ユーディットさんやゼルダさんと一緒にロッテ様を見守りつつ、とってもロッテ様のことを大事に思っている人です。そんなところがうまく出せたらいいですね。
周囲:でも(エフィは)変態だよね?
堀江さん:変態じゃないです! 胸からお乳が出ちゃう種族なだけです!(一同笑)
鈴木さん:クーちゃんはお城で仕えている人たちの中で、一番下で素直で真面目に働いている女の子だと思います。本当に普通の女の子で、原作でもエッチな場面に出くわしてワタワタしてたりするところなんかがカワイかったりします。演技でもそういうカワイらしさを表現できればと思っています。
松来さん:ミストは明日葉ちゃんやロッテ様のクラスメイトです。変態じゃありません! おしとやかな女の子なんですけども、ちょっとそっち方面に前のめりな知識を持っているので(一同笑)、おしとやかな部分と前のめりな部分を出していけたらなぁ、と思います。
広橋さん:ユナはボーイッシュで行動派だなと、今日演じていて思いました。ミストやリュッカと3人で一緒にいることが多いのですが、彼女はツッコミ役なんです。普段の生活だとわたしはあまりツッコミを入れるタイプではありませんが、切れ味よくツッコミを入れていければと思います。
波田野さん:リュッカちゃんは、3人組の中で一番元気で小さくて我が道を行くタイプです。ですので、彼女に負けないように我が道を行きつつ(笑)、楽しく演じていきたいと思います
――皆さんが気になっているキャラクターは誰ですか?
釘宮さん:メルチェリーナさんが気になります。皆口さんが大好きだからです。
田村さん:エフィさんです。ほっちゃんが大好きだからです。
生天目さん:オラフさんです。チョーさんが大好きだからです。
藤村さん:生天目さんが止めてくれるかと思っていたのに!(一同笑) わたしはイニちゃんです。まだ誰が演じることになるかわからないんですが、原作の絵柄がカワイらしくて。ウサ耳でスク水ってそれどんな萌え要素の集合体やねん! って感じです。
堀江さん:わたしはメルチェさんと明日葉さんが気になっています。
佐藤さん:わたしもメルチェさんが気になります。直哉と何かありそうだな~というところで、気になる存在ですね。
鈴木さん:エフィさんが気になります。理由は、ちょっとお姉ちゃんぽくってあと何よりちょっとうらやましいなって……おっぱいが……。
松来さん:メルチェさんです。今日初めてメルチェさんの第一声を聞いて、めくるめく妄想ができると実感したので、これは見逃せないと思いました!
広橋さん:キャラクターはみんな気になるんですけど、葉賀ユイ先生のお名前がとても気になっています。その昔、伊集院光さんのラジオで芳賀ゆいっていうキャラクターがいたんですけど、あれと関係があるのかなってずっとそんなことを考えていました。
波田野さん:他の方も気になっていたメルチェさん。それと直哉さんですね。直哉さんもあんな優しそうな顔をして実はちょっと腹黒かったりするのかな~なんて(笑)。
田村さん:お父さんの悪口言わないでー!(一同笑)
――ありがとうございます(笑)。それでは、この作品の魅力を釘宮さんと生天目さんに聞いてみたいと思います。
釘宮さん:作品全体の魅力は、それぞれの個性の強いキャラクターたちが織りなす濃ゆく、楽しく、そして変態な日常ですね(笑)。収録していてとても雰囲気のいい現場なので、そんな雰囲気まで感じていただけるような楽しい作品になるんじゃないかと思っています。
生天目さん:キャラクターがみんなカワイくて、とにかくいっぱい女の子がいるんです。現場も女の子がいっぱいです。だからうれしいです。すごく居心地のいい現場ですので、それが出ていたらいいなと思います。
――釘宮さんと生天目さんは現場の雰囲気がとてもいいとおっしゃっていますが、具体的にどんな感じなのか、松来さんと佐藤さんに教えていただければと思います。
松来さん:最初にキャスト表を見た時から「わー楽しみ!」と思っていたんですが、実際に現場に来た時に皆口さんも「キャスト表を見た瞬間から今日来るの楽しみだったの」と言ってくださいまして。収録もほがらかに進んでいて、毎週来るのが楽しみな現場です。
佐藤さん:スタッフさんもすごく人数が多く、また今回のアフレコから学園が舞台の話になって、キャストの人数が増えたのでとてもにぎやかな現場になっています。これから新たなキャラクターも登場するみたいですし、楽しみですね。
――原作も含めて、ビジュアル面での印象を聞かせていただけますか?
釘宮さん:ロッテの衣装は一見カワイイんですけど実はすっごく際どい不思議衣装なんです。でも夢があるなっていう気がしていて、わたし自身も楽しいですし、見てくださる人も楽しんでいただけるんじゃないかと思います。
佐藤さん:原作を拝見させていただいた時からカワイイと思っていたんですが、アニメーションになったら色合いもパステルっぽい感じになっていて、仕上がりがとても楽しみです。
田村さん:原作を見た最初の印象は、とても絵がカワイらしいっていうところですね。あと理恵ちゃんともかぶりますけど服が際どいなぁと(笑)。
釘宮さん:明日葉はお尻がキレイなんだよね(一同笑)。
生天目さん:ユーディットは、アニメでも髪の毛がピンク色なのに下着が黒だったりして本当にセクシーです。
藤村さん:原作を読んでいて特にキューンとしたのは、おしり丸出しの状態でモジモジしているロッテのチビキャラです。女の子は全体的に肉感的なんですけど丸みがあって触りたくなるようなボディをしています。私も気になっていますが、男性はもっと気になってしまうのではないでしょうか。たまらない感じでございます。
堀江さん:胸好きの人は、たぶんエフィさんに食いつくのではないかと思います。牛をイメージしていらっしゃると思うんですけど、耳の形がちょっとタレ耳なのも牛っぽくてカワイイですね。
鈴木さん:直哉さんも23歳だけどすごいプニッとしていてカワイイです。結構キワドイ描写が多めなのですが、絵柄のカワイさですべて許されている感じがします。
松来さん:胸が……横になっても崩れない……(一同笑)。今日も原作を読みながらみんなと「これはどうなっているんだろう?」「どうやったらイケるか?」と話していました。
広橋さん:文句なしにカワイイなと思ったのと、読んでいると「パンツははかなくてもいいんじゃないか?」ってだんだん思えてきますね。
周囲:えっ!?
広橋さん:大人はやっぱりちょっとカバーするためにはいたほうがいいんですけど、子どもははかなくてもいいんじゃないかと(笑)。
波田野さん:単行本の表紙に描かれているロッテさんの衣装にビックリだったんですけど、読んだらすごくカワイらしくて。男性だけでなく女性でもごく自然にカワイイと思いながら楽しく読めるんじゃないかと思います。
――それでは最後に、放送を待っているファンにメッセージを!
波田野さん:たくさんのかわいらしい女の子が一杯登場するので、皆さんお気に入りの女の子をぜひ見つけて楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします!
広橋さん:男性の皆さんはもちろん、女の子でも楽しめる作品ですので、お友だちと楽しんでくださいね。
松来さん:たくさんの女の子たちが出てきます。それぞれ個性があって目移りしちゃうと思いますが、ゆっくり見て楽しんでいただけたらと思います。キャストとスタッフの皆さんが一丸となって楽しく作っていますので、ぜひ見てください。
鈴木さん:このアニメは見ていてホッとするというか心が温かくなるアニメだと思いますので、皆さんぜひ見てください。
堀江さん:家族との関係や友だちとの関係が、とても優しく温かく描かれていく作品だと思いますので、そのあたりもぜひ楽しんでください。
藤村さん:わたしもそうだったんですが、見ているうちにこの世界に入ってしまいたくなるような雰囲気がある作品です。皆さんも楽しんでください。
生天目さん:原作ファンはもちろん、アニメで初めて見るという人もとても見やすい作品になっていると思います。お見逃しなく!
田村さん:この作品は、ロッテの心の成長を描いています。そんなロッテに触れることで周囲の人も優しい気持ちになったり。もちろんおっぱいも注目なんですけど(笑)、そういう本質的なところもしっかりと見てもらえるとうれしいです。
佐藤さん:原作をまじまじと読んでいると、時にビックリするような設定もたくさん出てくるんですが、それをカバーしてあまりある愛を描いている作品だと思います。アニメになったことでその世界観が広がっていると思いますので、皆さんもぜひ全話見ていただけたらうれしいなと思います。
釘宮さん:監督をはじめ原作の先生もスタッフの皆さん、キャスト陣、みんなが愛情を深く注いで作っている作品だなと感じます。絵もイキイキとしていてすばらしい色合いです。この作品を通じて、ファンの皆さんと何かしら交流できたらなぁと期待しています。最後まで精一杯頑張りますので、応援していただければ何よりです。どうぞよろしくお願いします。
(C)葉賀ユイ/アスキー・メディアワークス/アスタロッテのおもちゃ!製作委員会
■TVアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』
【放送情報】
チバテレビ……4月10日より毎週日曜 23:30~
tvk……4月10日より毎週日曜 25:30~
テレ玉……4月11日より毎週月曜 25:05~
TOKYO MX……4月11日より毎週月曜 25:30~
サンテレビ……4月11日より毎週月曜 24:00~
KBS京都……4月11日より毎週月曜 25:30~
テレビ愛知……4月12日より毎週火曜 26:00~
AT-X……4月25日より毎週月曜 11:30~(リピート放送あり)
【スタッフ】(※敬称略)
原作:葉賀ユイ
監督:追崎史敏
キャラクターデザイン:大塚舞
シリーズ構成:赤尾でこ
構成協力:新房昭之
ワールドビジュアルデザイナー:okama
美術監督:田尻健一
撮影監督:濵雄紀
色彩設計:斉藤麻由
音響監督:岩浪美和
音響制作:ダックスプロダクション
アニメーション制作:ディオメディア
【キャラクター&キャスト】(※敬称略)
アスタロッテ:釘宮理恵
直哉:佐藤利奈
明日葉:田村ゆかり
ユーディット:生天目仁美
ゼルダ:藤村歩
エフィ:堀江由衣
クー:鈴木美咲
オラフ:チョー
メルチェリーダ:皆口裕子
ミスト:松来未祐
ユナ:広橋涼
リュッカ:波田野由衣