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2011年4月5日(火)

【洋鯨亭 最終回】ラストは、担当編集者と連載を振り返ってみます

文:電撃オンライン

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■記事で印象に残ったのは?

担当:そういえば、去年の夏はXbox 360のDLCをよく紹介していたよね。(第26回第27回

RON:夏のキャンペーンをやるだけのことはあって、おもしろいタイトルが多かったですね。結局仕事抜きに3本買いましたけど、中でも記事で紹介した『LIMBO』は内容とビジュアルのインパクトがダントツでした。

担当:この前発売された『電撃ゲームス』Vol.19の“クリエイター71人が選ぶ2010年の注目ゲーム”という企画でも、あげてらっしゃる方が多かったし。

RON:『LIMBO』をプッシュしているSCEのクリエイター様がいらっしゃったんですけど、プラットフォームにこだわらない姿勢はすばらしいですね! おもしろければハードは関係ないという。これは和洋も関係ないということにもつながりますもんね。あと、PS3『HEAVY RAIN(ヘビーレイン) -心の軋むとき-(以下、ヘビーレイン)』やPS3/Xbox 360『レッド・デッド・リデンプション』をオススメしている方も多くて、興味深い内容でした。やはり、クリエイターの皆さんも洋ゲーには注目しているんですね。

担当:確かに、そうかも。ちなみに『LIMBO』と『ヘビーレイン』は過去の記事でご紹介していますので、ご参照くださいな(第24回『LIMBO』紹介第48回『ヘビーレイン』紹介)。

RON:『ヘビーレイン』で思い出したんですけど、同じAVGの名作『アラン ウェイク』も紹介しました(第28回)。あのゲームも、好きだそうですね。

担当:うん、AVGなのにシューター要素が強いのがいいなと。ストーリーも、海外ドラマのサイコスリラーものを観ているようで楽しかったね。

RON:懐中電灯などの“光”とガンシューティングを組み合わせた内容は、新しかったですね。

担当:あと、いろんな意見があるとは思うけど、個人的には武器が多くなくて、シンプルだったのも楽しめた要因かも。

RON:あの世界観で銃がどんどんパワーアップしていったり、ロケットランチャーがやたらと撃てたりしたらちょっと萎えそうですもんね(苦笑)。

担当:そそそ。そのバランスがよかったんだよなぁ。武器を使って戦うのが、いつも暗い夜のシーンっていうのが、本当に怖いゲームだった。

RON:他に気になった記事は?

担当:『スプリンターセル コンヴィクション』は、僕もプレイしたよ(第43回)。

RON:あぁ、以前言っていましたね。『スプリンターセル コンヴィクション』は、とにかく操作がわかりやすくてよかったですね。そのわりにはアクションも多彩で。

担当:うん、かなり遊びやすいと思った。カバーアクションも簡単にできるしね。そう考えると、最近の洋ゲーは本当にユーザーフレンドリーというか、遊びやすい作品が多い?

RON:難易度選択は当然として、チュートリアルやゲーム中のガイド機能に関しても、不親切と感じるソフトは少ないでしょうね。日本でローカライズ版が発売されている大作のほとんどは、かなり遊びやすいんじゃないでしょうか。

■今後、電撃オンラインでは洋ゲーをどう扱っていくのか

RON:あ、そうでした。ちょっと気になったんですけど、今後電撃オンラインでは洋ゲーをどう扱っていくんですか?

担当:とりあえず、ハードゲーマーのくくりだと“DXラジオ”が、まだまだ元気に連載予定。ただ、さっきも言ったけども今後は国内外にこだわらず紹介していくらしいので、これからの展開に注目してみてくださいな。あと、ニュースではこれまで同様に和洋を問わず、話題を取り上げていくよ。

RON:新作のリリースなどに関しては、これまで同様その辺をチェックしてもらえばわかりますね。

担当:もちろん。レビューに関しては、その都度おもしろそうなタイトルがあった際には、掲載していくことになるんじゃないかな。

RON:個人的にはもっと濃いインタビュー企画もやりたかったなぁと思っていましたので、機会があったらぜひ呼んでください。

担当:うい。あとはこの前のPS3『SOCOM 4: U.S. Navy SEALs』のように、インプレッションをやるかもしれないし、タイトルごとに不定期で記事が載る可能性はあるかなーと。

RON:わかりました。なんか、最後は仕事の連絡っぽくなっていますね(笑)。連載が終わっても時々顔を出させていただきますね。ということで1年間ありがとうございました。

担当:ありがとうございましたー。

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