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2011年6月21日(火)

【世界の社窓から vol.11】敷地が広すぎて迷子になる、中国・完美世界

文:電撃オンライン

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■おハナあこがれの社員食堂もバッチリ完備!

 続いて「お昼時の混雑する前に」と案内されたのは、社員食堂でした。食堂といってもカフェテリアみたいな簡単なものでしょ? とか思っていたおハナ。よく考えたら約1,000人もいる社員の胃袋を満たすわけですから、勘違いもいいところですよね。

『世界の社窓から第11回』 『世界の社窓から第11回』 『世界の社窓から第11回』
▲ひっろーーい!!
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▲本日のメニュー。料理名のすぐ右には“分量”があります。質より量を食べたい男性は、同じ値段ならこの量を見て、今日のランチを決めるそうです。

 さらに案内してくれた通訳さんに聞いて驚いたのは、ランチは内容によって12元、15元、20元の3タイプがあり、値段によってそもそも食堂の入り口と食べるエリアが違うんだとか。「今日は20元にしちゃおうよー」「えー、あたし今月ピンチなんだ。15元じゃないと無理ぃ」なんて会話がおハナの脳内に浮かんだのは秘密です。

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▲15元ランチは椅子からして違う。▲お客様がいる時の、おもてなし用個室もあるのです。

 さて、お腹いっぱいになった社員が残りの昼休みをゆっくり過ごすのが、2階のフリースペース。最新のゲームデータを扱う会社だけに、情報漏えいに対する意識は強く、ビル全体のうち2つのフロアでしか無線LANが使えません。2階はそのうちの1つなんですね。じゃあ、皆さんそこで何してるかといえば……PSPの『モンスターハンターポータブル 3rd』に夢中でした。

『世界の社窓から第11回』
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▲今まで訪問した海外のゲーム開発会社には、だいたい体を動かすリフレッシュルームがありました。完美世界にもスポーツジムとバスケットコート、そして卓球台があるのはいかにも中国ですね。

 ちょっとしたオヤツを買うための社内売店も、商品の充実っぷりがすごいです。おハナは日本で見かけないお菓子類を試すのが大好きなので、本来のお仕事を忘れそうでしたよ。

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▲喫煙室の隣にある売店。一見ごく普通のお店ですが……。
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▲中はカップラーメンや大量のお菓子、飲み物、アイスクリーム、雑貨が売られていました。うーん、パラダイス。

■事務部門の集まるビルも、ちょこっと訪問

 日を改めて、開発部門以外のスタッフがいるビルにもちょこっとだけお邪魔しました。こちらは何というか、静かで真面目なオフィスです。中国国内だけでプレイヤーに贈られたレアグッズなどを撮影してきたので、ご覧あれ。

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▲こちらは自社ビルではなく、一般のオフィス総合ビルの一部として完美が入っています。▲正面入口。完美世界の英語での社名はPerfect Worldなんです。▲ところでその社名は、レゴブロックでできてませんか?
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▲数え切れないほどのトロフィーが壁いっぱいに飾られてました。ゲーム内でスキルを習得するための本と同じデザインを、メモ帳として作ったノベルティグッズ。勤続5年目の社員に贈られるナニカ。

 最後のオマケとして、おハナが中国滞在中に一番気に入った飲み物をご紹介します。見ての通り、椰子の実ジュースなんですが、甘過ぎずべたつかず、でもコクがあって美味しい! 不自然にくりぬかれた椰子の実の写真も、すごくイイ! “正宗”という文字は中国語で本物という意味なんだとか。日本でも輸入食料品などを扱うお店で、たまに売っているそうです。もし見かけたら一度飲んでみてくださいね。

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▲ホントに美味しいですよ!

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