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2011年6月9日(木)

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』誕生20周年記念パーティに中裕司さんが登場

文:電撃オンライン

 米国現地時間6月8日、E3 2011会場にほど近いClub NOKIAで、セガの『ソニック・ザ・ヘッジホッグ(以下、ソニック)』誕生20周年を記念するパーティ“Sonic boom 2011”が開催された。

『ソニック』

 日本国内外で人気の『ソニック』シリーズ。特に海外では絶大な人気を誇り、ソフトはシリーズ累計6,000万本以上の売上を記録している。そんな本作の20周年記念パーティということで、会場入口は開始の1時間前から長蛇の列。一般招待客の入口もさることながら、関係者入口ですら大混雑していた。

 さて、そうした混雑もあり、パーティは予定よりも30分遅れてスタート。まずは壇上に『ソニック』シリーズの飯塚隆プロデューサーと『ソニック ジェネレーションズ』の宮本雄司ディレクターが登場し、パーティ開催のあいさつを行った。

『ソニック』 『ソニック』
▲飯塚さんと宮本さんの登場で歓声があがる。『ソニック』シリーズの人気ぶりを感じられる瞬間だ。▲会場の一般招待客には、以前に海外版の予約特典でもらえたソニックの頭を模した被り物をしている人が多数。

 続いては、『ソニック』シリーズのサウンドプロデューサー・瀬上純さんが登場。会場はさらなる盛り上がりを見せるのだが、なんと瀬上さんはそのままステージ上に設置されたキーボードの前へ。そしてここから、怒とうの『ソニック』シリーズBGM&メインテーマのライブへとなだれ込むのだった。

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▲まずはキーボードでのBGM演奏。歴代シリーズのファンは、もちろん大興奮だ。
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▲楽器をギターに持ち替え、ここからはハードな楽曲が続く。
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▲さらに、瀬上さんとともにバンドを組むボーカル・ジョニーさんと、シリーズの楽曲の一部アレンジを行うcashcashのキーボード・アレックスさんもゲストとして登場! インストだけでなく、ボーカル入りの楽曲も披露された。

 ミニライブとはとても言えないような数の楽曲を演奏し、すでに会場は大盛り上がり。大合唱する人、踊る人など、海外での『ソニック』人気をまざまざと見せ付けられるステージとなった。

 その後はミュージカル風のステージが行われ、続いては来場客によるコスプレコンテストが開催! それぞれが思い思いの『ソニック』シリーズに登場するキャラクターへの愛情を表現した、非常に楽しい時間となった。

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▲ミュージカル風の劇では、コミカルな内容に笑いが起きる場面も。
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▲コスプレコンテストでは女性が人気を獲得する中、やはり最後は、かなり忠実なソニックのコスプレで登場した方が優勝となった。

 その後しばしの歓談を挟んだ後、ステージには再度飯塚さんが登壇。さらにステージ上にソニックを呼び、横にはスペシャルなバースデーケーキが。と、ここでさらなるスペシャルゲストが呼ばれる。なんと、オリジナルの『ソニック』生みの親でもあるゲームクリエイター・中裕司さん、ゲームデザイナーの安原弘和さん、そしてキャラクターデザイナーの大島直人さんが、ソニックの20周年をお祝いしに来たのだ。これには会場のファンも感動と大興奮。

 ラストは全員でハッピーバースデーソングを合唱し、ステージ上では『ソニック』制作オリジナルメンバーたちが、笑顔での撮影に応じていた。

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▲中さん、安原さん、大島さんのそれぞれに、シリーズに対する愛情にあふれた表情が見られたのが印象的だった。

(C)SEGA

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