News

2011年6月20日(月)

『エースコンバット AH』架空機体のデザインは河森正治さん担当

文:電撃オンライン

 バンダイナムコゲームスは、現在開発中のPS3/Xbox 360用ソフト『エースコンバット アサルト・ホライゾン(以下、ACAH)』について、新情報を公開した。

『エースコンバット AH』 『エースコンバット AH』

 『ACAH』は、同社の『エースコンバット』シリーズからの“生まれ変わり”をコンセプトとした、“続編”とは異なるシリーズ最新作。従来のフライトシューティングから、“超音速”と“大破壊”を体験するためのアクション要素を採り入れ、超音速・大破壊シューティングへと変わるという。制作の指揮を執るのは、『エースコンバット5』でディレクターを務めた河野一聡さんだ。

 記事では、自由に選べる2種の操作方法や、河森正治さんのデザインした機体について紹介する。

■自分に合った操作で空を楽しもう

 『ACAH』は、従来のノービス操作とエキスパート操作とは少々異なる形で、2つの操作方法が用意されている。その1つ、スタンダード操作と呼ばれる操作方法は、空を自由に飛ぶ感覚を得ながらシンプルな操作で戦闘に集中できる、シリーズ初体験の人からシリーズユーザーまでにオススメの操作タイプになるという。以下に、スタンダード操作とオリジナル操作、『ACAH』の2つの操作タイプを説明する。

スタンダード操作

 “飛びたい方向”と“スティックを倒す方向”とがダイレクトに連動し、直感的に戦闘機を操れる操作タイプ。シンプルな入力でありながら、洗練された飛行挙動のエンジンとダイナミックなカメラワークにより、自由自在に戦闘機を操縦している感覚を味わえるという。

『エースコンバット AH』 『エースコンバット AH』
『エースコンバット AH』 『エースコンバット AH』
▲オリジナル操作は、思い通りに機体を動かす感覚を強く味わえる反面、初プレイ時には少々ハードルが高い。まずはスタンダード操作で、敵を次々に破壊していく爽快感を味わおう。

オリジナル操作

 戦闘機独特の操作方法を再現し、機体を乗りこなして思い通りの飛び方で敵を追い詰める手応えと、自分の操作テクニックの上達感を楽しめる操作タイプ。スティックを左右に倒して機体を傾けた後、機首を引き上げることで旋回するこの操作方法は、きりもみ飛行やバレルロールなど、3次元空間での高度な空戦挙動を思いのままに再現できる。

『エースコンバット AH』 『エースコンバット AH』
『エースコンバット AH』 『エースコンバット AH』
▲従来のエキスパート操作を踏襲したオリジナル操作。シリーズ作に慣れ親しんだ上級者や、スタンダード操作を卒業して、空中戦の手応えをより体感したい人にオススメ。

 また『ACAH』では、プレイヤーにとって最大の敵ともなりうる“地面”への激突を回避しやすくなる“フライトアシスト”という機能が搭載される。フライトアシストをONにすれば、自機の前方に地面や水面、高層建築などの障害物がある場合、自動的に機首をあげて衝突を回避するようなアシストが働き、墜落しにくくなる。

 さらにフライトアシスト作動中は、障害物に接触しても機体が損傷するのみで、素早く機体を立て直せば墜落を防げるという。アクロバティックな動きで爽快感を味わいたいが、ついつい地面や海面に激突してしまう、という人にはうれしい機能だろう。なお、2つの操作方法やフライトアシストのON/OFFは、ゲーム中にいつでも切り替え可能。

『エースコンバット AH』 『エースコンバット AH』 『エースコンバット AH』
『エースコンバット AH』 『エースコンバット AH』 『エースコンバット AH』
▲フライトアシストON時に回避行動を取るかどうかは、プレイヤーの入力を常にモニタリングして判定されるという。“意に反して機体が動く”というような違和感が発生しないように、細心の注意が払われているそうだ。

■河森正治さんデザインの機体がDLCで登場

 アニメ監督やメカニックデザイナーなど、多岐にわたって活躍する河森正治さんと、『ACAH』とのコラボレーションとして、ダウンロードコンテンツ(DLC)用の架空機体が制作されている。『ACAH』の架空機体のデザインコンセプトは、河森さんならではのメカデザインの持つ未来的なフォルムに、『ACAH』の実在戦闘機の持つリアルな表現を組み合わせたものだという。

『エースコンバット AH』
▲架空機体のデザイン画の1枚。静止時のデザインだけでなく、飛んだ際の翼の動きなどにも注目したい。


(C)2011 NBGI
 All trademarks and copyrights associated with the manufacturers, aircraft, models, trade names, brands and visual images depicted in this game are the property of their respective owners, and used with such permissions.
(C)GeoEye/JAPAN SPACE IMAGING CORPORATION
(C)DigitalGlobe,Inc., All Rights Reserved.

データ

関連サイト