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2011年7月1日(金)

本格3Dダンジョン学園RPGを楽しもう! 『ととモノ。3D』プレイレビュー!!【第3回】

文:電撃オンライン

■罠(わな)の解除

 3回目の戦闘を終えたところで、初めて宝箱が出現。これこそ3DダンジョンRPGの至福のときである。だが、宝箱には罠が仕掛けられていることがあり、中身を確実にゲットするためには、盗賊という学科がほぼ不可欠だ。マイパーティの盗賊役はいかにも手先が不器用そうなドワーフなので、はたしてうまく罠を解除できるのか……。恐る恐る宝箱を調べると、どうやら“石つぶて”の罠が仕掛けられているようだ。これなら解除に失敗しても、ダメージを少し受けるだけですむ。いろいろと心配したが、結局罠の解除は成功。素材アイテムの“破れた革靴”を手に入れた。

 その後もいくつか宝箱が出現したが、見事すべての罠を解除することに成功した。少なくとも今の段階では、ドワーフの盗賊でも十分な活躍をしてくれるようだ。

『剣と魔法と学園モノ。3D』 『剣と魔法と学園モノ。3D』
▲罠のかかった宝箱を開けるには、“調べる”で罠の種類を調べてから、“罠を外す”で外す罠を選択する必要がある。盗賊の真価が問われる場面だ。
『剣と魔法と学園モノ。3D』 『剣と魔法と学園モノ。3D』
▲ダンジョン内には、宝箱だけでなく“アイテムポイント”も存在する。宝箱と同様に各種アイテムを入手できるが、罠は仕掛けられていない。
『剣と魔法と学園モノ。3D』

■レベルアップで一気にパワーアップ!

 何回目かの戦闘に勝利した時、レベルアップのお知らせが! ここでレベルアップしたのはフェルパー。早熟型との評判を聞いていたが、低レベルでのパラメータの成長率が高いだけでなく、レベルアップに必要な経験値も少なくてすむようだ。

 続いて他のキャラクターたちもレベルアップし、最初は1桁だった後衛のキャラクターのHPが一気に増加。これでかなり余裕を持って戦えるはずと思った矢先、悲劇が訪れた。それまでの戦闘で完全に“始原の森”の敵をなめ切っていた私は、少しぐらい敵の数が多くても、戦闘をスキップバトル(通常攻撃のみによる自動戦闘)で行っていたところ、前衛で唯一レベルが上がっていなかったバハムーンが戦闘不能になってしまった。よりによって、自分の分身のつもりで作成したバハムーンが最初に倒されるとは……。仕方なく、一度モーディアル学園に戻ることに。

『剣と魔法と学園モノ。3D』 『剣と魔法と学園モノ。3D』
▲フェルパーが真っ先にレベルアップ! 全体的にパラメータアップしているが、特にHPが約4倍にまで増えているのがうれしい。▲トナカイのようなモンスター、トナットの攻撃を受けてバハムーンが戦闘不能に……。敵の数が多いときは、スキップバトルを使わず慎重に戦うといい。
『剣と魔法と学園モノ。3D』 『剣と魔法と学園モノ。3D』
▲戦闘不能の回復は、1レベルにつき10Gとリーズナブル。経済的な損失はわずかだが、最初のダンジョンでうっかり戦闘不能に陥ってしまったという精神的な痛手は大きい。治療後はHPが1なので、回復も忘れずに行おう。
『剣と魔法と学園モノ。3D』

■初のボスとの戦い

 ダンジョンに再び入った後はできるだけ慎重に進み、マップのほとんどを踏破した。最初に選択して突き進んだ道は、やはり目的地への正解ルートではなかったが、もちろん私的にはこれでOKだ。本作には“ダンジョン征服率”という、どれだけマップを踏破したかを表すデータも記録されるので、すみずみまで歩き回るのはムダではない。

 そして、最後に残された一角へと進入したところ、赤色の“?”マークのあるマスを見つけた。これはイベントバトルが発生するポイントである。しっかりとパーティ全員のHPを回復し、バドネークとのボス戦に突入。もちろんスキップバトルなどは使わず、慎重にコマンドを選択する。

 1ターン目は、前衛の3人が通常攻撃、後衛の3人が魔法で攻撃というシンプルな行動を選択。このときフェルパーが修得していたスキル“粉砕”(敵に重い一撃を与え、防御を一時的に低下させる)を使いたかったが、なんと最大MPがゼロのため、MP不足で使えなかったのだ。前衛向きの学科であるビーストと格闘家の組み合わせでは、魔法の力は生まれなかったようである。

 しかし、戦闘の結果は上々だった。現在No.1のアタッカーであるバハムーンが70の大ダメージを与えたほか、各自が15~30程度のダメージを与えて1ターン目を終了。バドネークの攻撃による被害は、バハムーン1人が16のダメージを受けたのみだ。レベルが上がっていただけあり、これなら余裕をもって勝てるだろう。その予想どおり、2ターン目に2回ほど攻撃を加えたところで、バドネークは力尽きた。

 バドネークを倒した後、歩くたびにMPが1ずつ回復する“ハートのお守り”を入手。いきなりこんな便利そうなアイテムが手に入るとは。ゲームによっては終盤でしか入手できないレアアイテムであってもおかしくない性能のような気がする。とりあえず回復役のセレスティアに装備させておいた。回復に使うMPが確保できれば、ダンジョン探索がかなり楽になることだろう。

『剣と魔法と学園モノ。3D』 『剣と魔法と学園モノ。3D』
▲マップはほぼ踏破し、残るはボスのバドネークが待つ赤い“?”マークがある1マスのみ。▲最初のボスであるバドネーク。レベルが2~3のため、余裕を持って倒せた。正解ルートでたどり着いた場合は、レベルが上がっておらず苦戦することが予想される。
『剣と魔法と学園モノ。3D』 『剣と魔法と学園モノ。3D』 『剣と魔法と学園モノ。3D』
▲バドネークを倒した後は、3人の個性的なNPCが登場。その後も仲間として、時にはライバルとして切磋琢磨するモーディアル学園の同級生たちだ。
『剣と魔法と学園モノ。3D』

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データ

▼『剣と魔法と学園モノ。3D ザ・コンプリートガイド』
■発行:アスキー・メディアワークス
■発売日:2011年7月7日
■価格:2,205円(税込)
 
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