マーベラスAQLは、新タイトル制作発表会をホテルオークラ東京で本日10月5日に開催した。

　マーベラスAQLは、マーベラスエンターテイメント、AQインタラクティブ、ライブウェアの3社が合併して10月1日に誕生した新会社。コンテンツプロバイダとしての成長を目指すため合併することを、今年5月に発表している。

　登壇した代表取締役社長の許田周一氏は、あいさつに続いて合併後の経営方針や意図を話すと思いきや、「これから発表する作品を見てもらえば、理解してもらえる」と宣言。今回発表されるタイトルは、合併が決まってから動き出した作品ということで、しっかりした開発陣、協力体制ができているからこそ実現できたことを付け加え、関係者に謝辞を述べた。

▲代表取締役社長の許田周一氏。

　最初のプレゼンテーションは、取締役執行役員の松本慶明氏からスタート。音楽映像事業部長と音楽映像制作部長を兼ねている松本氏は、新たなミュージカルとして、『ミュージカル『薄桜鬼』斎藤一編』を動かしていることを発表した。『薄桜鬼』は、さまざまなハードで発売され、60万本を超えるヒットを記録しているタイトルということで、すばらしい作品にするべく取り組んでいるという。上演は2012年のゴールデンウィークを予定している。

▲松本氏は、「殺陣（たて）の剣劇シーンをたくさん盛り込み、その中に音楽やダンスを入れて、すばらしい作品を作っていきたい」と語った。		▲開発を手がける、デザインファクトリーの藤澤経清プロデューサーも登場。『薄桜鬼』のミュージカル化について、「人間が演じる3Dの生感に期待している」とコメントを寄せた。		▲2003年に結成した演劇ユニット・30-DELUXが、本ミュージカルに携わる。30-DELUXの清水順二さんは「斬新な設定と魅力的なキャラにどうやってアクション活劇をミックスさせるかを、日々考えている」と現状を語った。

▲ここで、斎藤一を演じる松田凌さん（左）と、沖田総司を演じる廣瀬大介さん（中央）が姿を見せた。人気作を題材にした『ミュージカル『薄桜鬼』斎藤一編』に出演する意気込みを、それぞれ語った。

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