2011年11月1日(火)
アルケミストは、12月15日に発売するPS3用ソフト『うみねこのなく頃に散 ~真実と幻想の夜想曲~』の新情報を公開した。
本作は、2010年にリリースされたPS3用ソフト『うみねこのなく頃に ~魔女と推理の輪舞曲~』の完結編。原作となった、07th Expansion・竜騎士07さんの『うみねこのなく頃に』からEpisode5~8を収録している。『うみねこのなく頃に ~魔女と推理の輪舞曲~』のEp1~4でつづられた物語の“真相”が明かされる。
今回の記事ではEp5と6について簡単に、シナリオやスクリーンショット、登場人物の一部を掲載する。できる限りネタバレが少ないように配慮しているが、真相が明かされるというEp5と6のシナリオ構成上、ネタバレ情報が一部含まれているので注意してほしい。
六軒島で起きたとされる、右代宮一族の連続怪奇殺人事件。4つのエピソードを経て勝利を手にしたはずの右代宮戦人だったが、なぜその事件が引き起こされたのか、という肝心の謎には、いまだ至れていないままだった。
戦いの結果、自我を失い抜け殻のようになった魔女ベアトリーチェ。そんな彼女と向き合いながら、戦人はこれまでの惨劇がなぜ引き起こされてきたのか、その理由と意思の存在を探り出そうとしていた。
そして、新たな推理幻想によって構築された六軒島を訪れる1人の少女、古戸ヱリカ。彼女は戦人に代わり、次々と魔女の謎に挑んでいく。
古戸ヱリカとの推理勝負の中、右代宮戦人はついに魔女ベアトリーチェの真意に気づき、六軒島で起きた事件の謎の正体を解き明かした。そしてそれを証明するため、自らが創りだした推理幻想に物語を集結させ、ベアトリーチェを永遠の眠りへつかせようとする。
しかし、第5のゲームで屈辱的な思いをさせられたヱリカは、その恨みを晴らすべく、戦人の物語をロジックエラーとして破綻させようと策略を巡らせる。そのワナにはまった戦人は、逆に思考の密室へと閉じ込められてしまった。
一方、惨劇が起きた後の世界で謎の解明に挑む右代宮縁寿は、その旅の途上で意外な人物と出会う。それは、六軒島の真相に至ったと豪語する者だった。
(C)竜騎士07・07th Expansion/Alchemist
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