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2011年11月1日(火)

目指したのは“巨大なテーマパーク”だった!? 『セインツロウ ザ・サード』体験レポ&エリック・バーカー氏へのインタビューをお届け!

文:電撃オンライン

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『セインツロウ ザ・サード』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
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 THQジャパンから、11月17日に発売されるPS3/Xbox 360用ソフト『セインツロウ ザ・サード』。その先行体験レポ&マーケティングマネージャーであるエリック・バーカー氏へのインタビューをお届けしていく。

『セインツロウ ザ・サード』

 本作は、箱庭型の大きな街を舞台に、高い自由度で遊び回れるクライムアクション『セインツロウ』シリーズの最新作。今作では新たな街“スティールポート”が舞台となり、ゲームならではのお遊びや無茶をたっぷり盛り込まれている。また、マルチプレイの対戦機能が廃止される代わりに、ゲーム本編を通じて遊べる協力プレイが搭載される。

 今回、キャンペーンモードの序盤を実際に遊ぶことができたので、まずはそのレポートをご覧いただきたい。

■ 体験プレイはのっけからクライマックス! スケールの大きさはピカイチ ■

 キャンペーンモードを開始するやいなや、流れてくるのは交響曲『ツァラトゥストラはかく語りき』。デンドンデンドンデンドンデンドン……と壮大な調べに乗せて、これまた名作SF映画『スター・ウォーズ』のように“これまでのセインツロウ”を示したテキストが画面奥へと流れていく……。

 始まった瞬間に、このゲームの方向性をビシっとユーザーにたたき込んだところで、早速本編がスタート。ギャングである主人公たちは、どうやら銀行強盗を企んでいる様子が会話からうかがえる。おっ、クライムアクションっぽくなってきたな! と思ったところで主人公たちがかぶったのは、目出し帽ではなく、幹部であるジョニーの顔を模したドデカイいマスク。しかも見たところ、逃走用の車を用意しているようには見えない。

 おそらく誰もが「なんで幹部のマスクかぶって銀行強盗するんだよ? てかなんで幹部のフェイスマスクがあるの!?」と思うような展開だが、彼らの盗みの手段はもっとブッ飛んでいた! 流れ的に「札束がギッシリつまったバッグを抱えて車を盗難。猛スピードで街中をぶっ飛ばすんじゃないかな?」くらいにナメて考えていたのだが、なんと彼らはヘリコプターで巨大な金庫そのものを持ち上げてちょうだいしていくという大胆過ぎる手法で大金を狙っていたのだった!

『セインツロウ ザ・サード』
▲武器は最初から豊富で、ショットガンやマシンガンなどを使い放題! 素晴らしい! といっても、この銀行強盗ミッションは、いわゆるチュートリアル的なものだった……。
『セインツロウ ザ・サード』 『セインツロウ ザ・サード』
▲いわゆるTPSタイプのアクションとなっている本作。銃器を使っている時にはさほど複雑な操作は必要ない。格闘はコンボがあったり、走りながら近づいて攻撃することで派手なプロレス技を繰り出せたりとバラエティが豊富。まずは銃を使って本作での戦いに慣れ、その後格闘のおもしろさを味わってみるといいかもしれない。

 そして、つり上げた金庫を守ろうと奮戦するのだが、あえなく敵に捕らえられ、シンジケートのボス、フィリップ・ローレンの前に引っ張り出されることに。ここからも危機また危機の手に汗にぎりまくりの展開が続く。命からがらフィリップの前から逃げ出したものの、なんとその場所は上空を飛ぶジェット機の中! フリーフォールで脱出をはかるのだった(ちなみにこのシーンのミッション名は“フリーフォール”)。

『セインツロウ ザ・サード』
▲逃げる主人公を追って空へと飛び出してくるシンジケートの下っ端たち。落下しているさまざまな物体を交わしつつ行う空中戦は、スリルたっぷり!

 ここでの展開もとにかくハデでケレン味たっぷり。アクシデントでパラシュートを着けずに落下してしまった仲間の女性を主人公が上空でキャッチするという、まさにハリウッド映画のような展開が用意されていた。

 しかし、ここで終わらないのが『セインツロウ ザ・サード』だ。高度を落として迫ってきた敵のジェット機をみた主人公は、なんと女性を空中に放り出し、ジェット機へ向かっていく! 拳銃でコックピットの窓を破って飛び込むと、勢いもそのままにシンジケートのフィリップに一撃を食らわせて再び空へとダイブ! 華麗に女性をキャッチする。プレイしてからこっち、息つく間もないほどクライマックスシーンの連続だ。

 その後、ようやくたどり着いた“スティールポート”の街では“武器を取れ”というミッションに挑むことに。ここで主人公たちが向かったのは、街中にあった武器屋……からの警備部隊基地!! 確かに武器は豊富だったが……。とまぁ、このように一事が万事どこかぶっ飛んだ展開が用意されているようだ。今回体験した序盤部分をまとめたPVを掲載するので、本作の雰囲気を知りたいという人は、ぜひチェックしてもらいたい。

■ キャラクターエディットで遊んでみる ■

 本作ではプレイヤーキャラクターの外見などを自分好みにカスタマイズできるようになっている。外見や性別といった基本的な部分だけでなく、声や性格までカスタマイズできるのが特徴だ。ちなみに、性別や性格を変えるとデモシーンでの会話などが一部変更される。このあたりの細かい配慮もうれしいポイントと言えるだろう。

『セインツロウ ザ・サード』 『セインツロウ ザ・サード』
▲キャラクターカスタマイズの項目はかなり細かくなっており、下着やタトゥーなどだけでなく、男性の場合には股間におわすアレのサイズを、女性の場合にはバストサイズをいじることまで可能となっていた。

 そうこうしているうちに体験プレイは終わりの時間に。ちなみに今回は、XNEWSの管理人・西井さんと一緒に協力プレイに挑戦した。ゲームの流れ自体は1人で遊ぶ時とほぼ一緒で、デモシーンなどには相手が操作するキャラクターは写っておらず、プレイ時に相手の操作するキャラクターが表示される仕組みになっていた。また、見た目こそ“バカゲー”なのだが、操作のくだりでも触れたように、初心者から慣れてきたプレイヤーまで、楽しく遊べるような工夫がこらしてあった。

 次のページでは、エリック・バーカー氏へのインタビューをお届けしていくので、こちらもぜひご覧あれ!

 →エリック氏が語る本作のおもしろさとは……?(2ページ目へ)

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