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2011年12月23日(金)

PS Vita、発売2日間で31.8万台を販売! ソフト販売ランキングは『ファイナルファンタジーXIII-2』が制する

文:電撃オンライン

 12月17日、SCEからPSPの後継機にあたる新型携帯ゲーム機・PS Vitaが発売されました。Wi-Fiモデル(24,980円・税込)と3G・Wi-Fiモデル(29,980円・税込)の2モデルが発売され、発売2日間の販売実績は推定31.8万台(内、3G・Wi-Fiモデル比率……約65%)。店頭消化率は、店舗によってややバラつきが見られましたが、平均で60%前後となりました。

 ちなみに、2004年12月に発売されたPSPの発売週の販売実績(集計期間1日)は16.7万台、また今年2月に発売された3DSの販売実績(集計期間2日)は37.4万台。ライバルの3DSは、値下げと強力なタイトル群の発売によって、今週、過去最高となる37.7万台の週間セールスを記録するなど一気に巻き返しを図っています。PS Vitaと3DSの携帯ゲーム機対決が今後どうなってゆくか注目したいところです。

 PS Vitaのローンチソフトは、新ハード発売時では過去最高となる24本(内、20本がパッケージ販売)。中でもっとも人気を集めたのは『みんなのGOLF6』で、販売実績は推定5.5万本(本体装着率17.4%、ソフト内構成比20.6%)でした。以下、『アンチャーテッド -地図なき冒険の始まり-』(4.4万本)、『真・三國無双 NEXT』(2.8万本)といった人気シリーズの最新作が続きます。また、パッケージソフトの合計販売数は27.0万本。本体に対するパッケージソフトの装着本数は0.85本と、PSPの1.16本、3DSの0.88本を下回る結果となりました。

 そんな中、12月第3週のソフト販売ランキング(集計期間:2011年12月12日~18日)を制したのは、PS3の注目作『ファイナルファンタジーXIII-2』でした。2009年12月に発売され、194万本の大ヒットを記録した『ファイナルファンタジーXIII』の続編にあたる今作。販売実績は推定52.7万本、店頭消化率は60%前後となりました。

 この他の新作では、キッズ層を中心に人気の『イナズマイレブン』シリーズの最新作、3DS『イナズマイレブンGO シャイン・ダーク』が2バージョン合計で推定14.1万本(店頭消化率35%前後)を売り上げて、5位と7位に初登場。旧作では、『モンスターハンター3(トライ)G』『マリオカート7』『スーパーマリオ 3Dランド』の3DSタイトルが、引き続き順調に販売実績を伸ばしました。

 今週のゲーム市場は、ハードが前週比77.6%増の89.7万台、ソフトが同38.0%増の283.9万本。両市場とも、先週に続いて今年度最高の盛り上がりを見せました。(アスキー総合研究所)

順位

前週

機種

タイトル名

メーカー

発売日

推定
販売数

累計
販売数

1

-

PS3

ファイナルファンタジーXIII-2

スクウェア・エニックス

11/12/15

526,544

526,544

2

1

3DS

モンスターハンター3(トライ)G

カプコン

11/12/10

194,672

719,810

3

2

3DS

マリオカート7

任天堂

11/12/01

177,122

779,338

4

3

3DS

スーパーマリオ 3Dランド

任天堂

11/11/03

113,759

827,262

5

-

3DS

イナズマイレブンGO シャイン

レベルファイブ

11/12/15

79,262

79,262

6

8

Wii

星のカービィ Wii

任天堂

11/10/27

65,200

383,425

7

-

3DS

イナズマイレブンGO ダーク

レベルファイブ

11/12/15

61,757

61,757

8

-

PSV

みんなのGOLF6

SCE

11/12/17

55,491

55,491

9

12

Wii

JUST DANCE Wii

任天堂

11/10/13

47,063

325,105

10

-

PSV

アンチャーテッド -地図なき冒険の始まり-

SCE

11/12/17

43,727

43,727


(アスキー総研調べ)

※カラーが付いているものは、今週の新作タイトル。
※本データに関するお問い合わせはアスキー・メディアワークスまで。

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