2012年1月10日(火)

【電撃PlayStation】とあるゲーム雑誌編集者の正月休み~ヒビキタケル編~

文:電撃PlayStation

 新年、明けましておめでとうございます。電撃PlayStation編集部のヒビキタケルです。PS Vitaが発売された影響もあって、編集部に在籍してから最大級の忙しさだった年末進行を無事に乗り切り、久々に長めのお正月休みを楽しんだぜ! というわけで、お正月休みで体験したうれしかったことベスト3を発表しちゃいますよ!

■第3位:居酒屋あぶさんでナイスな“お年始”をいただいた!

 居酒屋あぶさんは四谷にある野球好きなら一度は行くべきお店。プロ野球ファンであり、『パワプロ』や『プロスピ』シリーズを担当しているオレとしては、ここで飲まないと新年は始まらないね! ……なぁーんて、新年早々に行ったのは今年が初めてだけど(笑)。そのときにいただいた“お年始”がコレ!

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▲お店の名前にもなっている水島新司のマンガ『あぶさん』が描かれた絵皿。実際にお店で出されている料理のお皿にもこの絵が入っている。皿の直径は12cmくらいで、ちょっとしたおつまみなんかを載せるのにちょうどいい。

■第2位:150年前にネコや魚を擬人化させた浮世絵師、歌川国芳展に行ってきた!

 『没後150年歌川国芳展』は編集部があるJR飯田橋駅に“大きなクジラを倒す宮本武蔵”のポスターが貼ってあって、ずっと気になっていたんだよね(現在はポスターは撤去されている)。このお正月休みで、ようやく念願がかなったという感じ。

 歌川国芳は『水滸伝』や源義経などの武者絵や美人画などで知られる幕末の浮世絵師で、じつはネコやカエル、金魚などを擬人化して描いた人物としても有名なんだよね。とくにネコの絵は“ぶさカワイイ”表情がたまらん!

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▲展示されている作品は撮影できなかったので、おみやげで買ってきたダブルファイルを紹介。東海道五十三次の名所になぞらえたネコが描かれている。ここのネコは擬人化されているわけではないけど、てぬぐいをかぶって踊るなど人間っぽい動きも。 ▲こちらは絵はがき。武者絵はどれもダイナミックで力強い。今でいうところの小説の挿絵などに使われていたので、当時の江戸っ子たちは歌川国芳の絵を見て、いろいろとワクワクドキドキしていたんだろうねえ。

■第1位:1・4東京ドームで新日本プロレスの『レッスルキングダム』を観た!

 新日本プロレスの1年続いてきた戦いの集大成がここで行われる、まさにプロレスの祭典『レッスルキングダム』。興行自体は昨年中に4回ほど観にいっているんだけど、やっぱり広い会場で行われているだけあって、演出や登場する選手たちが豪華でインパクトあったなー!

 なかでも永田裕志選手がナガタロック中に出す“白目”がすごい。一応、写真も撮ったんだけど、かなりの衝撃映像なので自重(笑)。

 でも、一緒に行った友だちが「これを観ないと年が明けた気がしない」と言っていたり、周囲の人たちも永田選手が大写しになったモニターに向かって「明けましておめでとーございます!」と言ったりと、ファンが楽しんでいる様子がビンビン伝わってよかったなあ。

 それから元・新日本プロレスのエースで、今は全日本プロレスの社長を務める武藤敬司選手も登場! やはり彼はオーラが違うねえ。技を仕掛ける前はじっくりと間合いを計りつつ近づき、技をかける瞬間に素早く動く。

 0%から一気に100%に持っていく“技へのシフトチェンジ”がホントに早くて無駄がない。酸いも甘いも知り尽くした熟練のレスラーの技の数々を見ると、思わずため息が出ちゃう。生“シャイニングウィザード”も見られたのもよかったなあ。

 じつは新日本プロレスは『WWE’12』の開発を手がけるユークスが筆頭株主の団体なんだよね。いつか今回の興行のようなドリームマッチをPS3やPS Vitaで遊べたらいいなあ……という超・個人的な希望もあったりして(笑)。

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▲やってきました東京ドーム! いつもは野球でよく行くところだけど、今回はプロレスなのです! ▲新日本プロレスにはMVP(写真右)など、アメリカのプロレス団体WWEに所属していた選手も参戦。今回はシェルトン・ベンジャミン(写真左)がMVPの相棒に! ▲タッグ王者として登場したジャイアント・バーナードもWWEで活躍していた選手。タフでパワーがあって、ホントに強い。この試合もかなり熱かった! ▲小島聡選手の豪快なラリアット! このあと天山広吉選手(写真左)がムーンサルトプレスで試合を決めた。
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▲武藤選手のシャイニングウィザードを連続写真で。有名なあのポーズのあと、相手をロックオンして一気に距離を詰める! このあたりの魅せ方がホントにカッコイイ。
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▲IWGP王者・棚橋弘至選手と挑戦者・鈴木みのる選手とのメイン戦もトップロープの上での卍固めをはじめ、リング中央での張り合いなど見ごたえのある内容だった。とくにヘビのようにスルリと背後に回りこむ鈴木選手のスリーパーホールドは凶悪。試合は棚橋選手が勝ったけど、鈴木選手も強かったよ。

 こうしてブログで振り返ってみても、なかなか充実した正月だった。オレも年をとっても武藤選手みたいなキレのある仕事っぷりがずっと続けられたらいいなー(笑)。(電撃PlayStation編集部 ヒビキタケル)

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