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2012年1月13日(金)

【Xbox LIVEを10倍楽しむ! 第4回】アカウントハックに注意! あなたの情報は安全ですか?

文:電撃Xbox

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もしアカウントをハックされているかもと思ったら

 12月に行われたXbox LIVEアップデートにより、特定の動作時に“あるメッセージ”が表示されるようになりました。それは、“(ゲーマータグ)は前回別の本体にサインインしました”というメッセージです。これはそのメッセージどおりですが、起動前に別の本体でサインインが行われた場合に表示されるメッセージです。

 僕みたいにゲーマータグとセーブデータをUSBメモリに入れて持ち歩き、会社と自宅のXbox 360で遊んでいる人であれば、常に表示されるメッセージですが、1つのXbox 360だけで遊んでいる人には決して表示されないメッセージです。そういった状況でこのメッセージが表示された場合は、アカウントハックの可能性があるので、すぐに自分のアカウント情報を確認しましょう。ここからは確認すべき情報とその対処法についてお伝えいたします。

確認すべき情報その1:パスワードを変更する

 一度ハックされたアカウントは、玄関や窓を開けっ放しで生活している自宅のようなものです。まずは玄関や窓を閉めて鍵をかけるためにパスワードを変更しましょう。パスワードを変更するためには、PCのWebブラウザからWindows Liveアカウントのサイトにアクセスし、自分のアカウントでログインすることで変更ができます。

確認すべき情報その2:マイクロソフトポイントの増減を確認する

 アカウントをハックした犯人がすることは、金銭もしくはそれに相当するものを掠めとることです。マイクロソフトポイントをチャージしてあった人は、マイクロソフトポイントの増減を(増えることはないと思いますが)、クレジットカード情報を登録していた人は、カードの利用履歴を確認しましょう。

 また、マイクロソフトポイントを使われていたら、犯人は必ずそのアカウントで何らかのダウンロードコンテンツを購入した形跡があるはずです。“Xbox ホーム→設定→アカウント→アカウント管理→ダウンロードの記録”と進んで、自分のアカウントでダウンロードされた記録を確認しましょう。

▲Xbox ホーム→設定→アカウント→アカウント管理→ダウンロードの記録と進めば確認できる。

 ちなみにこの場合、『FIFA12』のダウンロードコンテンツを購入されているケースが多いみたいです。なぜ『FIFA12』が多いかというと、ゲーム内で手に入れたカードがオークションなどを介して換金できるからということらしいです。

▲こちらは1月11日にアカウントハックをされた友人のマイクロソフトポイント不正利用の様子です。

確認すべき情報その3:クレジットカード利用の有無を確認する

 クレジットカード情報を改めて登録している人は、そのクレジットカードでマイクロソフトポイントが購入されていないかを確認しましょう。課金情報はこちらのWebサイトで確認ができます。身に覚えのない課金などがあったらすぐにサポートセンターに連絡してください。

サポートセンター連絡先

電話番号:0120-220-340
(携帯電話からは03-5767-4551)

受付時間:月曜から土曜 午前10時から午後6時(祝日をのぞく)

 なお、サポートセンターへの連絡時は以下の情報を準備しておきましょう。

●ゲーマータグに結び付けられているWindows LIVE ID
●Windows LIVE IDとは別の連絡用メールアドレス
●本体のID
●本体のシリアル番号


アカウントハックが確認されたら

 何はなくともまず、日本マイクロソフトのサポートに連絡をしましょう。次にクレジットカードの不正使用が見られたら、クレジットカード会社に連絡して、仕様履歴の調査およびカードの凍結をしてもらうこと。

 なお、ハックされたアカウントを元の状態に戻すには、日本マイクロソフトによる調査が2週間程度から最長1カ月までかかるようです。ただし、不正に使われた『FIFA 12』の実績解除の履歴は、残念ながら消せないという……。

 また、年があけてから、アカウントハックの被害が急激に増加しています。自分の周りでもTwitter上では数えきれないほどの友人が、リアル友人でも2人がアカウントハックの被害にあっています。自分は大丈夫と思わず、紐付けしているメールアドレスの見直しや、パスワードの変更などをして、早急に自衛しておくようにしましょう。

(C)2012 Microsoft.

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