2012年1月16日（月）

【Xbox LIVE アカウントハック続報】自分のXbox LIVE アカウントはどうやって守ればいいのか

アカウントからクレジットカードの情報を削除しておく

　パスワードの変更とWindows LIVE IDの変更をしたら、次はアカウントに登録されているクレジットカードの情報を削除しておくのがオススメです。アカウントがハックされた場合は、ほぼ間違いなく登録したクレジットカードを使って、マイクロソフトポイントを追加で購入されてしまいます。クレジットカードが不正利用されてしまうと、クレジットカード会社への連絡などが必要になりますし、その際に一時的にカードが使えなくなる可能性もあります。クレジットカード情報は、WebからでもXbox 360本体からでも基本的には削除できます。


▲クレジットカード情報の削除は、Windows LIVE IDの変更と同じく“アカウント”から行う。

　しかし、例外があって、Xbox LIVEゴールドメンバーシップがクレジットカード情報に紐付けられている場合は、そのままでは削除できません。この場合は、少々面倒ですがXbox カスタマーサポートに電話で連絡をして、手動でXbox LIVEゴールドメンバーシップとクレジットカードの紐付け情報を削除してもらいましょう。ただ、今はサポートが非常に混んでいるようなので、時間がかかる可能性が高いです。


▲クレジットカード情報を削除できないという表示が出たら、サポートへ電話連絡しよう。

　クレジットカード情報をサポートで削除してもらうのに必要な情報は、“自分のゲーマータグ”、“本体のシリアルID”、“登録しているクレジットカードの情報”などです。また、これを期にWebから本体情報の登録などを行っておくと、サポート連絡時のマイクロソフト側の作業がスムーズに進むので、登録しておきましょう。

ゲーマータグと連携させる外部のWebサービスを一旦やめる

　クレジットカード情報の削除と並行して、ゲーマータグに紐付けてさまざまな情報を取得する外部Webサービスを一旦休止しておくのも手だと思います。Twitterにプレイ状況を投稿する、XboxInfoTwitやRaptrなどですね。

　前述したように、犯人はゲーマータグからWindows LIVE IDの推測をしている可能性が高いです。もしかしたらTwitterやFacebookなどの情報をたどれば、Windows LIVE IDに使われているメールアドレスへのヒントにたどり着いてしまうかもしれません。今からでは遅いかもしれませんが、それでも連携を切っておくことにこしたことはないでしょう。Raptr、便利なんですけどね……。

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　これも個人的な推測ですが、もしかしたら犯人は以前からWindows LIVE IDとパスワードの情報を集めていた可能性があります。ここに来てアカウントハックが騒がれ始めたのは、この集めた情報を金銭に変換できる有効な手段ができたからではないでしょうか。

　ということで、最初にお伝えしたパスワードとWindows LIVE IDの変更は、こういったリストの情報を無効化するのに有効かと思われます。

Text by メガネ＠電撃Xbox 360