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2012年1月31日(火)

【人類でも理解できる『Mass Effect 2』 第3回】仲間を救って宇宙も救え! シェパード!

文:電撃オンライン

ミッション“モーディン:愛弟子の行方”

 モーディンの弟子だったマエロンが、惑星“トゥチャンカ”で傭兵に拘留されているという情報が入った。かつてシェパードとともに戦い、今はトゥチャンカでクローガン族の族長をしているレックスの助けを借り、モーディンとともに拘留されている廃墟の病院へ向かう。この時、前作でレックスが死んでいるデータを使っている場合は、別のクローガン族が族長をやっている。詳しくは初代『Mass Effect』紹介記事の“ミッション ヴァーマイア”を参照のこと。

▲前作でレックスとのトラブルを平和的に解決しているなら、ここはうれしい再会になるはず。

 そこには拘留どころか、傭兵たちの協力を得ながらジェノファージの治療法を研究しているマエロンがいた。しかし、人体実験を行うなど、マエロンの度が過ぎる研究方法をめぐって、モーディンとの間に対立が生まれる。

▲クローガン族を助けたいという崇高な精神はあるものの、やり方を誤ってしまったマエロン。

 弟子を育てた者としての責任を感じたのか、モーディンはマエロンを射殺しようとするが、シェパードの説得によってすんでのところで思いとどまった。その後、マエロンの研究を消去するか、データを持ち帰るかの選択ができる。舞台設定の背景としても、大きなウェイトを占めるクローガン族の繁栄問題なだけに、この選択でクローガン族の未来が決まってしまうかもしれない。どちらにしても、モーディンはジェノファージの業(ごう)の深さを再び思い知らされるのであった。


ミッション“グラント:通過の儀式”

 自分でも理解できないほどの激しい破壊衝動に駆られていたグラント。病気の可能性も疑われるため、シェパードはグラントを連れてクローガン族が住む惑星トゥチャンカを再び訪れることにした。

 レックスの村にいたシャーマンに相談すると、グラントの衝動は病気ではなく、成人の儀式が必要になったことの表われなのだという。よそ者で、しかも実験によって作り出されたグラントを快く思わないユーヴェンクに反対をされたものの、レックスの許可により、グラントは成人の儀式を受けることとなった。

▲新旧の仲間が会話をするシーン。同じクローガン族ながら、2年前よりも貫禄が出たレックスと、新米兵士・グラントの温度差が見どころ。

 儀式の内容は、次々に襲いかかって来る現住生物を倒して生き残ること。しかし、儀式の最中に出現した巨大生物スレッシャー・モウを倒したことにより、レックス以来の大物として一族に認められるようになる。だが、あくまでも部族拡大のための戦闘要員としてしか迎えられないと語るユーヴェングとの間で戦闘になる。

▲儀式の途中で地中から現れた巨大生物スレッシャー・モウ。最後にこの生物を倒したのはレックスだという。

 激闘の末にグラントはユーヴェンクも倒し、晴れて“アードノット(レックスの苗字)”の部族の一員としてクランに迎え入れられた。

ミッション“サマラ:アルダット ヤクシ”

 サマラは、自身が追っている逃亡者・アルダット ヤクシが惑星オメガにいるとの情報をつかんだ。実はアルダット ヤクシはモリンスという名のサマラの娘で、狩りを楽しむように人を殺しているのだという。そこでサマラはけじめをつけるため、自らの手で娘を倒したいとシェパードに協力を依頼する。

 しかし、モリンスは用心深い性格のため、サマラ自身では接近することもできない。そのため、シェパードがおとりとなって、モリンスを誘い出すことになった。

 最近、モリンスがクラブのVIPルームによく出没しているという情報をもとに、クラブ内で彼女の目にとどまるような奇怪な行動をするシェパード。作戦どおりモリンスに声をかけられ、彼女の自室を訪ねたところでサマラが現れ、室内で激しいバイオティクスの戦いが繰り広げられる。

▲芸術にも造詣が深いモリンス。自分の趣味に合う会話ができる人物には、異様な興味を示す。

 両者の実力は拮抗していたが、シェパードの援護によりサマラはモリンスを倒すことに成功する(ここでモリンスを援護することも可能。その場合、サマラは死に、モリンスがメンバーとして加入)。

▲殺人鬼になってしまった娘の母として、また正義を守るジャスティカとして、サマラはモリンスに戦いを挑む。

『マスエフェクト 2』キャラクター&用語説明 その5

【用語】ジェノファージ

 爆発的に増え続けていたクローガン族を抑えるため、サラリアン族が開発したウィルス。このジェノファージによってクローガン族の出生率は99.9%減少し、クローガン族の人口問題は解決したものの、逆に絶滅の危機に瀕してしまっている。

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