2012年3月9日(金)

“俺の嫁”は4次元の存在だった!? 『Mass Effect 3』が3月15日に発売なのでKEKの藤本博士に宇宙について聞いてみた!

文:電撃オンライン

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こちらの記事は、ASCII.jp編集部が制作したものです。
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『マスエフェクト 3』

■シリーズ完全版ともいえる『マスエフェクト 3』! 準備はいいか!?

 全世界で人気のRPG『Mass Effect(マスエフェクト)』シリーズの最終章となる『マスエフェクト 3』が、いよいよ3月15日に発売される。宇宙を舞台にした壮大な冒険譚シリーズの完結編であり、完全版となっている。発売を楽しみにしている人も少なくないだろう。

 今初めてタイトルを知った人のためにカンタンに紹介すると、舞台は謎のエイリアン種族“リーパー”の攻撃により、滅亡の危機に直面する地球と銀河系の星々。プレイヤーは人類代表であり、宇宙のあらゆる生命体の希望であるシェパード少佐となって、全宇宙選りすぐりの戦士たちを集め、この危機に立ち向かう、というもの。スペースかつオペラでハヤカワ銀背テイストあふれるRPGなのだ。

 もちろん、この手のゲームに目がないASCII.jp編集部の猛者どもも、ここ数日はマスエフェクト話に花を咲かせていたのだが、なんと電撃オンラインでも『マスエフェクト』で盛り上がっている様子なので、ちょうどよいわとASCII.jpでも悪ノリ……じゃなくて、相ノリすることにした。

『マスエフェクト 3』
▲『マスエフェクト 3』の最新情報と、シリーズ全体の解説が同時に読める便利なページ。豪華プレゼントが当たる投稿企画も!

■実は日本人向きの設定てんこ盛りなのだ!

 『マスエフェクト』シリーズは、主にTPS(サード・パーソン・シューティング)視点で行動しながら、広大な銀河系を股にかけて様々なミッションをこなしていく。とはいえ、銃器や特殊能力でのドンパチだけでなく、ビークルに搭乗しての惑星調査などもあり、清く正しいスペースオペラ風味を満喫できる。

 ちなみに日本での知名度は低めだが、根幹のストーリーは重厚かつキャッチーで、キャラクターごとのサブストーリーも豊富という、実は日本人向きの作品だったりする。もちろん、女性キャラクター(異星人だが)もかわいい。ただし、性格的な意味で。

『マスエフェクト 3』
▲喜べ諸君! 性的、いや性格的な意味でかわいい女子が銀河系にはたくさんいるぞ。

 さて、異星人が登場するということは当然、地球以外にも生命活動可能な惑星が多数存在しているわけだ。フィクションの世界ではおなじみの設定だが、現実では異星人どころか人間が無事に住めそうな星すら見つかっていない。

 『マスエフェクト』シリーズに登場する“シタデル評議会”のような大銀河天元突破な国連ができるのは夢のまた夢なのか、そもそも宇宙ってどうしてできたのか? この手のジャンルをプレイしていると、身近なところから疑問がわいてくる。筆者が習った時のビッグバンは150億年ほど前と言われていたのに、今では137億年ほど前になっていたりするしね!

 というわけで、科学技術大好きっ子が集うASCII.jpとしては、ここらへんの素朴なギモンを解消すべく、宇宙や物質の成り立ちに迫っているKEK(大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構)の藤本先生にお話を伺ってみた。

 そしてインタビューを進める中で、俺たちの嫁に関する重大な事実が浮かび上がってきたのだが……詳細は3ページ目で!

→宇宙ってなんだ? 加速器ってなんだ?(2ページ目へ)

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データ

▼『Mass Effect Infiltrator』
■メーカー:エレクトロニック・アーツ
■対応機種:iPhone/iPod Touch/iPad(ダウンロード専用)
■ジャンル:ACT
■配信日:2012年3月6日
■価格:600円(税込)
 
『Mass Effect Infiltrator』iTunes Storeでの購入はこちら(iTunesが必要)
▼『Mass Effect Datapad』
■メーカー:エレクトロニック・アーツ
■対応機種:iPhone/iPod Touch/iPad(ダウンロード専用)
■ジャンル:ETC
■配信日:近日配信予定
■価格:無料

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