News

2012年5月1日(火)

『ラブ☆トレ』の声優陣が登場! 『TENEBRAE』や『この部室は帰宅しない部が占拠しました。ぽーたぶる』も紹介されたブーストオン制作発表会

文:電撃オンライン

 アスガルドは、同社のコンシューマ事業ブランド・ブーストオンの発表会“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”を、4月29日に東京・秋葉原UDXシアターで開催した。

“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”

 制作発表会では開発者が登壇し、Xbox 360のKinect専用タイトル『ラブ☆トレ』、PSP用AVG『TENEBRAE』、PSP用AVG『この部室は帰宅しない部が占拠しました。ぽーたぶる』という、年内発売予定の新作3タイトルを紹介した。

 またゲストとして、『ラブ☆トレ』に出演する榊原ゆいさん、後藤沙緒里さん、田中理恵さん、原紗友里さん、新谷良子さん、MAKOさん、佐藤聡美さん、佐藤利奈さんが登場。トークセッションやライブを行った。

“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”
▲イベント会場にはコンパニオンの姿も。新作3タイトルのグッズも販売されていた。

◆『ラブ☆トレ』シリーズのテーマは“健康+ダンス+萌え”

 『ラブ☆トレ』は、Kinectで女の子たちとダンスやトレーニングをしながら、ストーリーを楽しむダンスアドベンチャーゲーム。プレイヤーは、トレーニングやダンス、カラオケパフォーマンス、ミニゲームをこなしながら、期限までにダンス部員のレベルを上げて、ダンスステージを成功させることが目的だ。

 本作は3バージョンあり、夏に『Sweet』、秋に『Mint』、冬に『Bitter』が発売される。つぶれかけたダンス部の部長になってしまった主人公が、ダンス部の復興を目指すというのがメインストーリー。『Sweet』では間近に迫ったステージを成功させるため、『Mint』では廃部を免れたダンス部を立て直すため、『Bitter』では世界大会でのダンス部優勝のために、主人公とヒロインが奮闘する。

“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”
“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”
▲雰囲気を伝えるために、開発中の動画が公開された。モーションはまだまだ未完成で、もっといろいろなところが動いたり、ゆれたりするという。

 プロデューサーの真弓貴さんによると、本作のテーマは“健康+ダンス+萌え”。「ガチなダンスゲームは出ているので、もっと萌えをプッシュしたものがあってもいいのでは?」と考えたことが、開発のきっかけになったという。

“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”
▲リハーサルでインパクトがないとダメ出しされた真弓さんは、頭にKinectを装着して登場。こちらは正しい使い方ではないので、注意してほしい。

 Kinectを使い、実際にプレイヤーの体を動かすことになる本作。画面にはキャラクターがいるが、その隣にはプレイヤーの姿が映し出され、一緒に踊っているような気分を味わえる。真弓さんは、「自分の部屋で思う存分ニヤニヤしつつ、トレーニングしてください(笑)」とコメントした。

“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”
“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”

 ヒロインは各タイトルにつき4人いて、総勢12人。キャラクターごとに持ち歌が用意されており、エンディングを見ると各キャラがテーマ曲を歌いながら踊るステージを楽しめる。この際、カメラアングルを動かせるため、いろいろな角度からダンスを堪能できる。

“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”
“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”

 また、最大4人までのオリジナルのユニットを組ませることが可能。どうやらタイトルを越えて組ませられるようだ。服も変更でき、バラバラにすることも可能だと、真弓さんは説明した。

“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”

 ここで声を吹きこんだ声優陣が登場。伊波茉莉花を演じた榊原さんは、イラストや設定からノリがいいと思っていたが、声はお姉さんらしくしてほしいという指定を受けたとのこと。貴重なお姉さん枠ということで、スタッフも気を使っていたそうだ。

“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”

 後藤さんは、自身の演じた一ノ瀬明日菜を「主人公にほめてもらうために、ダンスを頑張るけなげな子」と語った。「良家のお嬢様だったので、しっかり声を作った」と収録時を振り返ったのは花京院玉緒役の田中さん。学生のような、カワイらしい少し高めの声を出そうと意識したそうだ。

“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”

 ダンスの振り付けとモーションキャプチャーは、榊原さんが担当。全身にマーカーをつけて挑んだ収録は、12曲の動きを1日で撮り込むというタイトなスケジュールだったという。全身にマーカーを付けていたためテンションを上げにくく、さらにトイレや休憩も限られたため、「とにかく地獄でした」と苦笑いしていた。

“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”

 小鳥遊乙葉役の原さんは、鼻歌をアドリブで収録することになり、感性のままに歌ったところ、乙葉のキャラから少々ずれてしまったと告白。ゲームを遊ぶ際には、鼻歌にも注目しておこう。また、ガブリエル・フォックス役の新谷さんは、オタクの留学生ということで外国人っぽいしゃべりを試したところ、ギャグキャラになってしまったため普通らしさを出しつつ演じたという。

“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”

 MAKOさん演じる五十嵐瑠香は、主人公に対して高飛車な態度を取るが、メンタル面で弱いところのあるキャラクター。その落差を表現するのに苦労したそうだ。佐藤聡美さんは、自分が演じた十時ゆずかとの共通点を、メガネが大好きなところだと語った。ダンスは好きだが、ドジっ子という少し残念なキャラだが、楽しみながら演じられたとのこと。

“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”

 佐藤利奈さんが演じたのは、ダンス部をつぶそうとしている生徒会長の藤咲佐子。敵ではないが、キーパーソンであるとのこと。ゲーム中で他のキャラがキャッキャッしているのを遠くから見ているため、演じた佐藤利奈さんは「少しさみしかったです」と感想を述べていた。

 楽曲の作詞・作曲は、同社が他のタイトルでも依頼している“あるるかん”さんが担当。真弓さんいわく、「楽しい曲から、懐かしさを感じるような曲まで、バライティ豊か」ということだ。

“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”
“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”

 ここで榊原さんが、伊波茉莉花の『BE MYSELF』を歌い上げた。モーションを担当したキャラクターがスクリーンに映し出される中で、ダンスと歌を披露した。この曲には、お姉さん的な立場である彼女らしさやカッコよさに加えて、少し主人公を意識する気持ちが込められているという。「そこがキュンときます!」と、榊原さんはうれしそうに語った。

 最後に真弓さんは、「ダンスと歌、健康、萌えがメインになっています。いろいろと遊んでいただければうれしいです」とファンにメッセージを送った。

“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”
“ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!” “ブーストオン制作発表&ニコニコ生放送 in 秋葉原!”
▲新たなスクリーンショットも公開された。続報が楽しみという人も多いのでは?

次のページで他の2タイトルを紹介!

(C)BOOST ON
(C)おかさみ登/メディアふぁくとりー イラスト:ぺこ
(C)BOOST ON

1 2

データ

関連サイト