2012年5月24日(木)
バンダイナムコゲームスとサミーが共同開発する新型回胴式遊技機(パチスロ機)『アイドルマスターライブインスロット』のイベントが、5月23日に東京都内のベルサール秋葉原で行われた。
『アイドルマスターライブインスロット』は、サミーの開発ノウハウを結集し、斬新な機能を搭載したパチスロ機。バンダイナムコゲームスは、基板と映像ソフトの開発および監修を担当している。また、携帯電話・スマートフォンに対応したサミーのサービス“マイスロ機能”にも対応しており、パチスロファンだけでなくゲーム・アニメファンでも楽しめる。
イベントでは、ユーザーに向けて試遊機を無料開放。春香、千早、雪歩、やよい、美希がそれぞれパートナーになった台が用意され、多くの注目を集めていた。また、ステージでは昼にプレス向けの説明会が、夜にユーザー向けのライブイベントが行われた。登場アイドルや液晶画面のスクリーンショットもあわせて掲載するので、ぜひ最後までご覧いただきたい。
▲当日は大勢のユーザーが足を運び、実機をプレイしていた。 |
説明会は、まずサミー営業本部営業企画部部長・粂田貴司さんが登壇し、冒頭のあいさつを行った。「アイドルマスターを愛してやまないスタッフを結集して開発しました。ファンを裏切らない、期待に添える作りになっていると思います」と本作の出来栄えを説明した。
その後はパチスロ機の紹介に。プレゼンターは、同社の営業本部営業企画部遊技機広報グループの古川東洋さんが務めた。
古川さんは、まず集まった関係者らに、題材になっている『アイドルマスター』が、ゲームやアニメなど幅広くヒットを飛ばしていることを説明。パチスロ機としても、“ライトミドルスペック”という初心者にも上級者にも遊びやすいものになっていると述べた。また、通常時からART時まで、“マイスロ”機能でプレイ中も衣装や楽曲の選択が自由にできることなどもアピールしていた。
続いては、実機を使った実演に移った。壇上でお披露目されたのは、オーディションボーナスと呼ばれるレギュラーボーナスの演出。レフト、センター、ライトを適当な順で押して行くボーナスで、たまに順番が表示されることもある。特に目押しなどは必要ないのもポイントだ。
オーディションに合格すると、ライブステージに突入。ライブステージは、見たい楽曲を自由に選べるとのことで、壇上では『私はアイドル』が選択されていた。ライブステージでも、やはり適当な順番でボタンを押して行けばOK。目押しも必要ないそうだ。
また、“マイスロ”機能による衣装替えも実演された。『アイドルマスターライブインスロット』では、パチスロ機上でいつでも自由に衣装などのカスタマイズを行える。
最後はアイドルたちが所属する765プロの高木社長が、「ピーンと来た!」と叫んでから突入する開発スタッフイチオシの“ハイパービッグボーナス”の導入が紹介され、実演は終了となった。
壇上にはゲストとして如月千早役の今井麻美さんと、星井美希役の長谷川明子さんが駆け付けた。司会者から自身が演じるキャラクターの魅力について聞かれると、長谷川さんからは、「最初のアフレコの時、最初普通に欠伸をしていたんですが、チャームポイントにしていきたいと言われて“あふぅ”となりました」と裏話が飛び出した。今井さんからは、千早は歌について真剣に取り組んでいるアイドルという前置きがあった後、「スロットの演出の中では、レッスン中に延々と腹筋をし続けるシーンがあります」という本作ならではのエピソードが明かされた。
演じていて苦労したことについての話題では、今井さんは演出の中で千早がミュージカルをするというシチュエーションを挙げていた。台本にセリフはあれども音楽は用意されておらず、自分で創作して挑んだそうだが、その分量が多く苦労したとのことだ。
長谷川さんは、美希がゆっくりしゃべるキャラクターなので、スロット中に美希が「右なの! 左なの!」と短くしゃべるところが難しかったと話していた。
また、2人はすでにパチスロ機をプレイしてみたそうで、今井さんは「人生で初めてスロットのボタンを押したんですが、すごくおもしろかったです!」と大興奮。「映像がゲームそのままなのが、ゲームをやっている人にもうれしいと思います」と語っていた。
一方の長谷川さんは、パチスロ機の周りのライトを指さし、「私たちがライブをしている時もライトが光っているので、これがすごく『アイドルマスター』っぽいなと思いました」とコメントしていた。
最後に、『アイドルマスター』の魅力を聞かれた2人。それぞれ、次のようにコメントしていた。「アイドルがいて、プロデューサーと一緒に育てていけるのが魅力です。お気に入りのアイドルと末永く一緒にいてほしいです。(長谷川さん)」「女の子がたくさん出てくる作品で、10年続くタイトルってなかなかないと思うんです。女の子がたくさん出ているとちょっと恥ずかしい人もいるかと思いますが、『アイマス』はスポ根のイメージが強いので、初めての人でも楽しんでもらえると思います」。
(C)窪岡俊介 (C)NAMCO BANDAI Games Inc. (C)Sammy