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2012年5月25日(金)

『マックス・ペイン3』のストーリーや物語のカギを握る登場人物が公開

文:電撃オンライン

 ロックスター・ゲームスは、9月6日に発売するPS3/Xbox 360用ソフト『マックス・ペイン3』の新たな情報を公開した。

 本作は、『マックス・ペイン2』に登場したニューヨーク市警の元刑事であるマックス・ペインのその後の物語を描いた作品。レメディー・エンターテインメントがこれまでに作り上げたシリーズをロックスター・スタジオズの制作チームが引き継ぎ、スタジオの枠を越えたコラボレーションによって制作されている。同社独自のゲームエンジンを利用することで、シームレスで映画のようなアクションシーンを実現したゲームになるという。

 新たに公開されたのは、本作のストーリーやゲームの概要などだ。

■ストーリー

 マックス・ペインは、久々に再会した警察学校時代の元級友、ラウール・パソスから、ボディガードの仕事を持ちかけられ、本作の舞台となるブラジルのサンパウロに移住する。

 それは、どうしてもニューヨークから離れる必要があったマックスにとって、願ってもないチャンスだった。シリーズ前2作で起きた過去のトラウマにさいなまれ、酒とペインキラー(鎮痛剤)に溺(おぼ)れる日々を過ごしていたマックスは、パソスと出会った際に巻き起こる一連の騒動をきっかけに、ニューヨークを離れることになる。

 本作の開始時点でマックスとパソスは、実業家ロドリゴ・ブランコとその一族を護衛する仕事についている。ロドリゴには2人の弟、政治家のビクターとプレイボーイのマルセロがおり、3人ともサンパウロの上流階級ではよく知られた存在であった。

 ほどなくロドリゴの美しい妻・ファビアナが、ギャング組織コマンド・ソンブラに誘拐され、事態は悪化の一途を辿り始める。彼女の救出に向かったマックスはやがて、誘拐事件の裏に潜む、巨大な闇の存在に気づくのだった。

『マックス・ペイン3』 『マックス・ペイン3』
▲サンパウロ市内のサッカー・スタジアムから、ジャングルを流れるチエテ河まで、ファビアナの救出を誓ったマックスの戦いは続く。

●ファビアナ・ブランコ

 マックスのブラジルでの生活は、ファビアナが誘拐されたことにより一変した。またもや彼が守ろうとした女性が、危険にさらされることになったのだ。

 彼女はポルトガルのリスボン生まれで元モデル。現在は慈善社交家として、チャリティー・イベントや社交の場に参加するため、サンパウロの空を飛び回っている。彼女は24歳にして、不動産王のロドリゴ・ブランコと結婚し、たちまちサンパウロ随一の誘拐ターゲットとなった。

 警察のファイルによると、彼女には飲酒運転や麻薬不法所持で逮捕された過去があるだけでなく、今回以外にも誘拐されたことがあるようだ。2009年11月、彼女はギャングに誘拐されたが、UFEの手により、無事救出された。この事件がきっかけとなり、ロドリゴはボディガードを雇うことを決めた。

『マックス・ペイン3』 『マックス・ペイン3』
▲マックスとパソスにエスコートされるファビアナ。▲ファビアナが参加する慈善パーティーに突如正体不明の賊が乱入し、マックスの目前で彼女を誘拐した。

■ゲームの概要

 見知らぬ街を舞台に事態が急展開する中、マックスは真実を求めて、ただ1人必死で生き残る道を探ることになる。緻密な銃撃戦を実現する最新のシステムとして、進化した新しいバレットタイムやシュートドッジ、リアルな動きや暗くて歪んだストーリー表現を可能にしたユーフォリアキャラクター挙動システムなどが採用されている。

『マックス・ペイン3』 『マックス・ペイン3』
▲マックスは左腕を負傷しながらも、2丁拳銃を装備し奮戦する。▲スキンヘッドとなり、スラム街で銃撃戦を繰り広げるマックス。

(C) 2012 Rockstar Games, Inc.

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