2012年6月25日(月)

【GRFS主観コラムその1】『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』を美少女ゲームユーザー視点でプレイ!……ってどういうこと!?

文:ごえモン

 ユービーアイソフトから、7月5日に発売されるPS3/Xbox 360用ソフト『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』。5本連続で毎日更新していく編集部員主観コラムの第1回では、ごえモンが美少女ゲームユーザー視点でお届けします。

 「なんで美少女ゲームユーザー視点!?」と思うはずですが、正直僕もビックリしています(笑)。特集担当から頼まれた時には正気を疑いましたね。だってTPSですよ! TPS!! 美少女ゲームとはまったく関係が……ん? もしかして、『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』って敵を銃で撃ったらパンツが見えるゲームなんでしょうか? なるほどね、TPSは“target panties smell”やったんや!(ムリヤリ) これだったら僕にもできますよ!

 TPSの意味についてはさておいて、僕に記事を書けと言うからには、きっと魅力的な女性キャラが登場するんでしょう。“ご~すとり☆こん♪”とタイトルを表記してみると、なんだかブヒれる要素が盛りだくさんっぽいですし。それを楽しみに、ちょっくらプレイしてみようと思います。

■女性キャラが登場すると思っていた時期が僕にもありました

 キャンペーンモードを始めると、僕が操作する米国特殊部隊“ゴースト”(もちろん屈強な男たちで編成)が武器輸送団の傭兵たちと戦い、全滅してしまうシーンが描かれます。いきなりの主人公交代劇に、「なるほどね」とこの先の展開が読めちゃいました。つまりあれでしょ? 新たに“ゴースト”チームを結成しようとするんだけど、男たちはみんな出払っていて、それで美少女4人に白羽の矢が立つわけですね。うん、あるある。

『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』 『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』
▲最初に出てくるゴーストチームが男でビックリ。でも、この後に美少女が出てくるはずなので、大丈夫です。

 「どんな美少女が登場するのかなぁ♪」とワクワクしながら新ゴーストメンバーを待っていたのですが……全員男じゃないですか! これならBLユーザーに書かせたほうがいいですよ!! よくも騙したなと、どっかのスキタイ人よろしく叫びそうになりましたが、ぐっと激情を飲み込みました。

 ここで投げ出してしまうのは二流のやること。「そこにキャラがいるのなら、棒人間にだって萌えてみせる」的なニュアンスの言葉を残した偉大な先人もいることですし、この屈強な男たちに萌えられる方法を探すとします。一方的に提供される萌え(エサ)にブヒブヒ喜ぶ養豚よりも、自ら萌えを見出す野生の豚で、僕はありたいブヒ。

 どうやって萌えるか? ……答えはすぐそこにありました。そう、“妄想”です。ゴーストのメンバーは、ミッション中はマスクをしていて顔が見えないんですよ。数十年、妄想力を鍛え続けてきた美少女ゲームユーザーなら、“マスクを外すと実は美少女だった”なんてシチュエーションは、簡単に妄想できるわけですね。

 というわけで、僕の自慢の隊員(美少女)たちをご紹介します。

『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』 『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』
▲新兵・コザック(画像左)。主人公なので、唯一の男としました。さらに僕の腕前を投影して、よく転ぶドジっ子キャラに設定。でも、ものすごく真面目でやる気があるので、3人から甘やかされています。もちろん、やる時はやる男。 ▲他の3人を引っ張るリーダー的存在・ゴーストリード(画像左)。年上タイプのキャラで、周囲からは“リーねえ”と親しまれているとかどうでしょう?
『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』 『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』
▲無口で冷静なスナイパー・ペッパー(画像左)。どう考えてもクーデレ銀髪美少女です。腕は隊随一で、コザックがピンチになると言葉少なに助けてくれる。 ▲率直で我が強い・30K。こいつはきっとツンデレ金髪美少女ですね。攻撃的でちょっと頭が弱いけど、そこが憎めない困ったちゃん。主人公には何かとつっかかってくるのですが、実は……的なかわいいやつ。

 こんな感じでどうすか? なんか、FPSやTPSの新たな世界が見えてきた気がします(笑)。ではでは、こんな4人でキャンペーンに挑んでみます、もちろん難易度はリクルート(イージー)で。(妄想するだけで1歩も進んでいなかった)

■僕のハーレム要員が勝手に助けてくれる件について

 正直なことを言うと、僕はFPSやTPSは苦手で全然やりません。プレイしたのは有名なものだけで、たぶん累計20本以下だと思いますし。そんなわけで、僕のFPS&TPSの腕前は推して知るべしなんですが、本作の難易度・リクルートを選んでおけば、まったく苦労せずに先に進めます。

 なぜなら、僕のハーレム要員(※ムリヤリ美少女化したゴースト隊員3人)が勝手に敵を倒してくれるから。例えば画面上に10人くらい敵がいるとします。僕が3人を倒している間に、他の3人が残りを片付けてくれるんですよ! 「もう、コザックはしょうがないんだから!」的な感じで僕のために頑張る美少女たち。なんて健気でかわいいんでしょう♪

『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』
▲ひと昔前から流行っている“戦う女の子”のごとく(※注:妄想です)、3人がどんどん敵を倒してくれます。モテる男の特権ってやつですか?

 しかも、僕がムリに突っ込んでいって瀕死になっても、銃弾の雨を潜り抜けながら僕のところまでやってきて、回復してくれるんです! たぶん、30Kだったら「べ、別に助けたくて助けたんじゃないんだから。任務なんだから仕方なくよ!」って言っていると思う。まあ、主人公キャラをNPCが助けてくれるゲームはたくさんありますけど、今回は助けてくれるのが美少女だから余計にうれしいです!(※注:妄想です)

 これだけ僕を助けてくれるんだから、こっちも「コイツらのために頑張らないと!」って男心をくすぐられるじゃないですか。戦場での戦う理由第1位が、国や任務、家族のためではなく“戦友を死なせないため”となるのもうなずけますよ。せっかちなので普段はスニーキングミッションでよく見つかる僕でも、今回はじっくりとプレイし、誰も傷つけずに進められるくらい没入できました。妄想は偉大だ(笑)。

 あ、あと、美少女ゲームユーザー視点では全然ないんですが、“シンクショット”がアツい! これはスニーキングミッション中に非常に役立つテクニックで、R2ボタン(PS3版での操作。Xbox 360版ではRBボタン)で射程内の敵にマーカーを付けると、味方がその敵に対して照準を合わせて待っていてくれるんです。そのまま2人~3人とマーカーを付けていけば、自分と合わせて4人の敵を同時に倒すことができます。敵が多すぎて撃てば絶対に見つかってしまう場面でも、シンクショットで先に敵を4人も倒しておけば、いくらか有利な状況で戦えるので助かります。

『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』
▲スローモーションになる演出とともに、仲間が同時に敵を撃破する“シンクショット”。仲間たちと、瞬間、心重ねて進路上の邪魔な敵を排除できちゃいます。気持ちよすぎて、撃鉄が落ちちゃうぅ~!

■ドローン(UAV)ちゃん萌えキャラプレイもオススメです

 ここまで読んでくれた美少女ゲームユーザーなら、「これなら俺にもできるな!」と思ってくれ……ていたらいいですね(笑)。そんな視点はなしにしても、ARゴーグルで戦場の情報が文字や色となって見られたり、温熱感知や磁気反応、センサーグレネードで敵の位置がわかったり、光学迷彩と僕のゴーストがもっとアツくなれよとささやく近未来兵器が盛りだくさん。

 そんな近未来兵器の中でも、僕がひと際気に入っているのが“ドローン”。“ドローン”は自分で操作できる小型の偵察用機械なんですが、勝手に擬人化して「マスター♪」なんて脳内で呼ばせています。僕の操作でふわふわと飛んでいくんですけど、「ふぇぇ、何も見つけられませんでしたぁ」なんて言いながら帰ってくるわけなんですよ(※注:妄想です)。僕の操作がヘタなだけなんですけれど、他にも敵に見つかったり、壁にぶつかって壊れたりするんです。この“ダメな子”加減がかわいらしいですね。

 ここまで書いておきながら、“美少女ゲームユーザー視点”のコラムがアリだったのかは、正直わかっていません。ですが、こんなTPSのプレイ方法もありまっせ、という提案として受けてもらえればと。キモいとか言わないでね。(ごえモン)

『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』
▲ドローンは僕が操作しているんじゃなくて、小さい妖精さんが乗っているんだと思うの。

◆『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』特集アンケート◆

 今回の『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』特集記事について、7月16日まで読者アンケートを実施しています。アンケートに答えてくれた方には、抽選で3名様に、7月に発売されるコンシューマゲームソフトの中から、お好きなものを1本プレゼントします(通常版のみ)。

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