本当のところ、どうなのよ？ 『ドラゴンズドグマ』『ロリポップチェーンソー』『重鉄騎』を電撃の編集＆ライターが語る

文：電撃オンライン

●『ロリポップチェーンソー（プレミアム エディション）』を買えばよかったッ!?

メガネ：では、続いて『ロリポップチェーンソー』にいこうか。

てけおん：『ロリポップチェーンソー』は、女子高生ゾンビハンター・ジュリエットを操り、チェーンソーを振り回しながらゾンビをなぎ倒すACTですね。

エマヌエル：冒頭だけプレイさせてもらいましたが、なんていういうか結構……、いや、かなりぶっとんだ内容ですよね（笑）。ジュリエットの恋人・ニックのゾンビ化を防ぐために首だけにするとか……。しかも、首を腰につるして一緒に戦うとか……。

メガネ：この作品のディレクターは、『シャドウ オブ ザ ダムド』や『ノーモア★ヒーローズ』の須田剛一氏なんだよね。氏の作品をやったことがあるなら、これだけでどんな内容かは察しがつくかと（笑）。

てけおん：ポイントはそこになりますよね（笑）。とにかくサービス精神が旺盛！　プレイヤーを楽しませようっていう気持ちがあふれ出ている作品でした。

KAZ：ゲームのキモとなるアクション部分の出来はどうなんでしょう？

てけおん：見た目の印象から大味なものを想像されるかもしれませんが、意外（？）としっかり作られていますよ。

メガネ：開始当初は、スキルやコンボがあまりないんだけど、中盤になってある程度そろうとゲーム性がガラリと変わるね。

てけおん：ええ。覚えるまでちょっと大変ですが、同時に複数のゾンビを倒すスパークルハンティングが狙えるようになって、ゾンビの首がスポーンと飛ばせるようになると相当楽しいですよ！

メガネ：さらにスパークルハンティングで倒すと、各種隠し要素をアンロックするプラチナメダルがゲットできると。ACTの勘所はバッチリ押さえているわけです。

KAZ：血しぶきが上がったりしないし、陰惨な感じがしない不思議と爽やかなゾンビゲームですよね。

メガネ：うん。ただプレミアムパッケージ版ではその辺りの表現を変えられるので、陰惨な雰囲気が好きな方にはそっちがオススメかな（笑）。

てけおん：特殊フィールドでのボス戦も爽快感があっていいですよね。倒した時はスカッとしてたまらんものがありますよ！

メガネ：アメリカの伝説的なスターのそっくりさんとかもボスで登場したり。ネタ的にもオモシロいよね。

てけおん：ああ、リーゼントや腕の“スダレ”が印象的なあの人ですな（笑）！

KAZ：……これ以上ネタバレするといろいろとヤバそうなのでやめましょう（笑）。

エマヌエル：話を戻しますが、プラチナメダルでアンロックできる要素にはどういったものがあるんですか？

メガネ：ゲーム内でのBGMや、ジュリエットのコスチュームだね。収録されているBGMは有名な洋楽で、かなり豪華だよ。

てけおん：とはいえ、なんといってもコスチュームに限りますよね！　『プレミアム エディション』では、かなりキワドイものも用意されていますよ。

エマヌエル：ほほう……。私は通常版を買ったんですが、『プレミアム エディション』ではどんなコスチュームがあるんでしょうか？

てけおん：Xbox 360版では、不●子ちゃんが着ているようなピンクのライダースーツや、武田●美子さんが着ていたような貝殻のビキニなんかもありますよ。

メガネ：すごい説明だな（笑）！

エマヌエル：しまった……『プレミアム エディション』を買えばよかったッ！

メガネ：通常版も『デッドマン・ワンダーランド』などの漫画やアニメとのコラボレーションコスチュームがあるから、大丈夫（？）だよ！

KAZ：アニメで思い出しましたが、吹き替えをしている声優陣に力が入っているとか。

てけおん：喜多村英梨さんや鈴村健一さん、中田譲二さんなどかなり豪華ですね。さらに一度クリアすると、ジュリエットの声を日笠陽子さんに変えられるダブルキャスト方式になっています。

メガネ：主人公の声が違うだけで雰囲気が変わって見えるから不思議だよね。声優さんってスゴイわ～。

てけおん：声優陣が上手ってこともあるんですが、ゲーム中のどうでもいい会話まで楽しいんですよね。

メガネ：なんというか、アメリカのホームドラマやB級映画のノリだよね。何気ない会話のやりとりで、キャラクターの魅力がさらに引き立てられているところがイイネ！

→次のページでは、『重鉄騎』について語る！（3ページ目へ）

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