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2012年7月6日(金)

本当のところ、どうなのよ? 『ドラゴンズドグマ』『ロリポップチェーンソー』『重鉄騎』を電撃の編集&ライターが語る

文:電撃オンライン

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●ドラマチックなナッチの暴走に驚がく!? 『重鉄騎』でリアルな戦場体験

“Xbox 360でハマる アクションゲーム生活!”特集

 2002年にXboxで発売された『鉄騎』の魂を受け継いだ新作ソフト。カプコンのKinect参入タイトル第1弾で、開発は『アーマード・コア』シリーズなど高水準のロボットACTで定評のあるフロム・ソフトウェアが担当している。『鉄騎』では大型の専用コントローラを使用したが、本作ではコントローラとKinect センサーを両方使うことで、今までにない臨場感が味わえる。プレイヤーは、アメリカ陸軍のパワーズ一等軍曹となり、戦車に代わる主力兵器である二足歩行兵器“鉄騎”に乗り込み、3人の仲間とともに世界中のさまざまな戦場を転戦。戦闘中は計器類をKinect センサー、移動や砲撃などはコントローラで行う。オンラインでは、最大4名までのCo-opプレイが可能。Co-opプレイ中はボイスチャットを使って仲間と連携が取れる。

メガネ:最後は『重鉄騎』!

エマヌエル:待ってました! え~、『重鉄騎』はロボット“鉄騎”を操りミッションを遂行していくSTGです。さらに、操作はKinectとコントローラの両方を使用する珍しいタイトルですね。

メガネ:ストーリーを簡単に説明すると、あるウィルスの影響でコンピュータが使えなくなってしまって、現代よりテクノロジーが退化してしまった未来が舞台の物語だね。

エマヌエル:この影響はもちろん兵器にも反映されています。主人公たちが搭乗するのはロボットなんですが、未来のハイテク兵器って感じではなく、現代の戦車のように完全に操作するにはある程度の人員が必要となるわけです。

KAZ:とりあえず『鉄騎』って聞くと、あの重厚なコントローラが思い浮かびますね。

てけおん:Xbox本体よりデカい、専用コントローラですね! 多くのボタンが配置されているんだけど、それぞれに役割がちゃんとあったところはスゴかったな~。

KAZ:実は、『鉄騎』の大ファンで、『重鉄騎』もかなり気になっているんですが……。操作が専用コントローラではなく、Kinectっていうところが少しひっかかっているんですよね。

てけおん:体を使った操作となると、どうしても簡易的なものになりそうですよね。その辺りはどうでした?

メガネ:それが全然そうじゃなくてね。機体の起動レバー、換気のスイッチ、地雷探知センサーなどなど、前作と同じくらい細かい機能が満載なんだよ。

エマヌエル:あと、移動やエイミングといった、いわゆるFPS的な操作はコントローラになるので、STG好きならすんなり操作に慣れていただけるかと。

てけおん:なるほど。う~ん、でもこれだけ操作することが多いと、Kinectの操作で誤認識が起きたりするんじゃないですか?

メガネ:いや、誤認識はほとんどないよ。でも、最初のうちは慣れていないから焦って操作しちゃって、人為的なミスで自分のしたいこととは別の動作になっちゃうんだよね~。

エマヌエル:片手を真上にあげるとペリスコープ視点になるんですけど、僕はこの操作でなぜか反射的に両手を前に突き出しちゃうという間違いが多くて……。おかげでそのたびにスリット視点の操作になっていました。まあ、何度かやるうちにさすがに間違えなくなりましたけど。

KAZ:Kinect操作といえば、仲間を殴るシーンがありましたが、あれはどういったシーンになるんですか?

エマヌエル:あれは仲間への説得シーンです。激戦で混乱して逃げ出そうとしたナッチという兵士を正気に戻すためにやむなく殴る。Kinect操作なので、拳を画面に突き出すんですが、なんかシュールですよね。

メガネ:まぁ、殴りすぎて逆ギレされちゃうんだけどね(笑)。「一緒に作戦に参加できて感激です!」みたいなこと言っていたナッチが、急にキレたのには驚いたなぁ。

エマヌエル:ナッチにかぎらず、搭乗員同士のやり取りは戦争映画を見ているようですね。ドラマチックだし、人間臭さがあってイイですよ。

てけおん:あの、さっきからナッチナッチって……。アイドルの……?

メガネ:そんなワケない(笑)! 男性の通信士だよ。ちなみに鉄騎を動かすには、通信士に加えて装填手2人と操縦士(主人公)の計4人が必要になるんだよね。

エマヌエル:例えば装填手が途中で逃げ出したり戦死したりすると、操縦士が装填手の役割も兼任しなくちゃいけないんです。

てけおん:それは大変そうですなぁ。操作がほとんど手動っていうのは、ちょっと不便じゃないですか?

エマヌエル:実際にプレイしてみると、この不便さが逆にイイんですよ! 壮大な“ゴッコ遊び”をしているようで、もうたまらなく楽しい!

メガネ:その分、難易度は高めだけどね。ゲームオーバーを繰り返して“覚えていく”タイプのゲームだね。

エマヌエル:ただ、ゲームオーバーになっても「次こそはクリアするぞ!」って気にさせられるのは、さすがといったところでしょうか。

メガネ:戦闘もそうだけど、会話もリアリティにあふれているので、まさに戦場にいるような没入感があるんだよね。

エマヌエル:日本語字幕になるんですが、仲間との会話では英語が不得意なワタシでも「●ァック!」って連呼しているのがわかるくらい、ま~口が悪い(笑)!

メガネ:日本語ではかなり柔らかな表現になっているけどね。なんていうか、翻訳の人が頑張ったなぁと(笑)。ミリタリー好きであれば間違いなくハマれると断言するね。

KAZ:う~ん、Kinectってところでちょっと迷っていたんですけど、やっぱりおもしろそうですねぇ。もう『Xbox 360 Kinect センサー 重鉄騎 同梱版』、買っちゃうか!

“Xbox 360でハマる アクションゲーム生活!”特集

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データ

▼『重鉄騎 LIMITED EDITION』
■メーカー:カプコン
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:STG
■発売日:2012年6月21日
■価格:35,000円(税込)
※イーカプコン専売
▼『重鉄騎 サントラセット』
■メーカー:カプコン
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:STG
■発売日:2012年6月21日
■価格:8,990円(税込)
※イーカプコン専売

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