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2012年7月30日(月)

最新作『那由多の軌跡』や『イース セルセタの樹海』の楽曲が初披露! “Falcom jdk BAND 2012 Super Live”のステージをレポート

文:電撃オンライン

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 ファルコムjdkバンドのメンバーに、ライブ終了後に本日の感想やファンへのメッセージを伺った。

“Falcom jdk BAND 2012 Super Live”
▲上段左から、岡島俊治さん、榎本 敦さん、上倉紀行さん、井上央一さん、寺前 甲さん、小寺可南子さん、イカルス渡辺さん、三谷美月さん。

――まずは、ライブを終えての率直な感想をお聞かせ下さい。

岡島:リハーサルをしていた時は、かなり長いセットリストだと思ってたんですが、実際始まってみると意外とあっという間に終わってしまいました。最近は特にニコファーレなどで2回公演というのをやっていましたので、そういう意味ではまだ余力があるような気がしています。でも多分、本当は疲れていると思います。

寺前:今日はありがとうございましたー。楽しかったです!

榎本:やっぱりデカいところは気持ちいいですね! 今後も広いところで、でっかいステージをやっていきたいですね。

小寺:広い会場で距離感がどんな物かなーとと思ってたんですけれども、お客さんをとても近く感じました。熱くて楽しかったです! ありがとうございました。

渡辺:今日はホンマに楽しかったです。過去最大の曲数ということで、バンドメンバーは出ずっぱりなので大変だったと思います。僕は出たり入ったりでしたけれども、出た時の集中力はメイクさんが「全然汗が止まりませんね」と言うくらいハンパなくて、楽しかったでーす!

水谷:今回は、今までにないほどリハーサルの日が多かったですが、その分バンド内でのコミュニケーションも多かったので、それが音として出た時にすごく楽しかったです。また次回も、演奏以外にもトークも密にして皆さんにお届けできたら嬉しいなと、演奏していて思いました。

上倉:純粋に楽しかったです。ショルダーキーボードを毎回使っているんですけれども、今回はステージが今までのライブをやったところよりも広くて、端から端まで動けたので新鮮でした。お客さんをすごく近くに感じられました。

井上:前からなんですけれども、アンコールのラストの曲で僕たちがずっと続けているハシャギっぷりを、次からもドンドンと見てほしいなと。かなり遊んでますので、そこを楽しみに次回も見て下さい。

――今回のライブで、気持ちよかったと思えるような演奏や、一番聞いて欲しかったという曲がありましたらお聞かせ下さい。

井上:今回やった新曲は、もらった段階で「これどうするんやろ?」みたいな雰囲気になっていたんですけれど、いざやってみたら完成したという感じで、テンションが上がりました。一気に変えるってのはやっぱり難しいかも知れないですけど、これからも僕らのテンションが上がって、お客さんもワーってなれる新曲をやっていきたいと思います。

上倉:個人的には『ブルードラゴン』とか『TERMINATION』とか、自分がファンの頃から好きだったファルコムのゲームの音楽を、実際に演奏できたのがすごく嬉しいですね。『TO MAKE THE END OF BATTLE』も昔から大好きな曲だったので、それをこうやってjdkバンドの皆でできたということが嬉しかったです。新曲へのお客さんの反応も結構よかったので、jdkバンドの新曲として、昔の作品からも色々とやっていきたいなと今日のライブを終えて思っています。

水谷:私の中では2曲の印象が大きいです。1曲は井上さんと寺前さんがアコギを持って、真ん中で3人でやった『鉱山町マインツ』です。ああいうのは初めてだったので、jdkのライブじゃない感じでリラックスして……でも音を間違えたんだけど(笑)。もう1曲は、岡島さんがアレンジしたバージョンの『TERMINATION』です。いつもは笑いながら演奏できるのですが、あの『TERMINATION』はもっとシリアスな曲になっていて、真顔になっちゃうって言うか、すごい楽しくトランス状態で演奏できました。

渡辺:今回僕たちが歌った新曲『Go Fight』は、20年前の初期jdkバンドの方が歌っていた曲なんですけど、ボン・ジョヴィみたいにロックな熱い曲で、客席と一体になった感じで歌えてよかったなと思っています。後は『ソーサリアン』を今回も歌わせていただいて、最後にちょっと和田アキ子さんばりにマイクを離して……それはどうやったんやろか……!? 僕は気持ちよかったです!!

小寺:新作の『那由多の軌跡』から、主題歌『那由多の星の物語』と初出しのエンディング曲『那由多の想い』を、今回やっと両方歌えました。これらの曲は、噛めば噛むほどおいしくなってくる“スルメソング”だと私は思っていますので、また歌える機会があったら嬉しいなと思っています。『那由多の星の物語』は今回が2回目だったんですが、Aメロの「Go fight」や「Fly high」といった掛け声を「言ってー!」って言ったら、皆がちゃんと言ってくれました。そういうのもライブの醍醐味だと思うので、定着していって皆で歌ってもらえる曲になっていってくれたら嬉しいなと思っています。よろしくお願いします! 『那由多の軌跡』、絶賛発売~中~ですっ!

榎本:僕は、『イース セルセタの樹海』からの3曲を続けてやったところですね。もともと短い音源しかなくて、それをつなぎながらやったんですけれども、やっている内にどんどん愛着が湧いてきたというか。すごく楽しい楽曲になりました。

寺前:僕も『イース セルセタの樹海』の新曲。個人的に好きな曲だったので、非常に気持ちよかったです。あと『イース生誕25周年記念メドレー』もですね。リハーサルの時に、4曲目の『FIRST STEP TOWARDS WARS』で、榎本さんに「ゲームの画面が見える感じでギターを弾いてるね」みたいなことを言われて、「そうか!」と思って意識しながら弾きました。今日のライブのBDが出ましたら、なきのギターをぜひ聴いてください。

岡島:イカルスさんと被ってしまうんですけれども、僕としては旧jdkバンドの『Go Fight』という曲をやれたことは、すごくおもしろかったです。と言うのも、やはり旧jdkバンドのCDを聴いていたので、「あの音楽を今のメンツでやったらどうなるんだろう」っていう想いが、ずっとあったんですよね。実際にそれをやってみたら、想像以上にカッコよくて。旧jdkバンドのいい曲というのはたくさんあるので、それを今の我々がリバイバルするというのは、今後もやって行きたいと強く思いました。

――最後に、ファンの皆様へメッセージをお願いします。

井上:難しい曲はやっていてテンションが上がりすぎることもあるんですけど、これからも頑張って皆さんのために演奏していきますので、ついてきてください!

岡島:ここ1年くらいで、順調にjdkバンドの活動ってのが充実して来ていると思います。このままもっともっと上を目指して、ライブだけじゃなく色んな楽しいことも含めて、多くの人に届けて行きたいと思います。よろしくお願いします。

上倉:ライブもなんですが、個人的にはこのメンツでCDを出したいなと思っていて、それが実現できたら嬉しいです。確約はできませんけれども、皆さん楽しみにしていただければと思います。

榎本:もっと新しいこと、色んなことをやりたいなと思っています。バンドメンバーは皆、曲を作ったりとかアレンジしたりとかっていうのはできるので、1人1人が曲を作るなり昔の曲をアレンジするなりして、ライブで披露するとか。まあ大変だとは思うんですけど。後はもっとエンターテイメント的な、魅せる部分も考えて行きたいと思っています。

水谷:この1年で、ライブ以外にjdkメンバーが皆さんとお会いできる場がラジオだったり“まぁでもjdk”だったり、皆の活動のおかげでそういう色々なステージができました。スタッフが支えてくださって、それがよい感じで広がりつつあるので、ぜひ今後ともライブ以外のjdkも応援いただければ嬉しいなと思います。

寺前:今年に入ってから活動の幅が色々と広がってきて、すごく嬉しいです。まだまだメンバー内で「あれがやりたい、これがやりたい」ってアイディアがいっぱい出ているので、次のライブまでに色々やってみたりとか、どんどん活動の幅を広げて楽しめるものを作っていきたいと思います。

渡辺:色々と成長し続けるjdkバンド。ファルコムさんと一緒に頑張っていきますので、また皆さんとお会いできることを楽しみにしています!

小寺:ゲームの発売がどんどん控えてるっていうのが一番大事なところだと思いますし、その作品に関わっているjdkバンドが、作品と一緒に皆さんに愛されるというのが理想だなと思っています。ぜひ皆さんに新作ゲームを買っていただいて、ゲームの世界を愛していただいて、そのゲームの音楽を奏でているjdkバンドを愛していただいて……そういうのがいいなと思います! なので、今後も素敵な作品に携われるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。ゲーム買ってね!

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