2012年8月29日(水)
「これは2連勝ですんなり終わっちゃうかもねー」とか「やめてよね、本気で戦ったら僕らが負けるわけないだろ」と、電撃小隊は完全に調子に乗っていた。調子に乗った人間は必ず修正されてしまうのが『ガンダム』世界のお約束だが、結果はどうなるのか? 陣営を交換し、勝負の2戦目が、今、始まる。
電撃小隊 |
アスキー小隊 |
西岡:ザクIIFS型 |
アカザー:ジム改 |
宮田:ザクII改 |
ムラノ:ジム・ライトアーマー |
ホンダドゥ:ザクIIFS型 |
ヤマダ:陸戦型ジム |
タニシ:ザクIIS型 |
太田:ジム・ライトアーマー |
ophion:ザクキャノン |
北村:陸戦型ジム |
ごえモン:ザクIIFS型 |
比嘉:ジム |
1戦目は主戦場が自拠点だったので、今度は敵拠点を主戦場にするべく「拠点を爆破するには早いほどいいってね!」とブーストを多用しながら進軍。「早い、早いよ!」と誰かが言ったかは定かではないが、そのまま1戦目と同じように右外周のルートを進み、通路角の中継拠点を制圧。そのまま敵拠点に向かうと、2機の敵機と遭遇した。
2機? すると残りの4機は……。ほぼ1戦目をなぞる展開となったが、電撃小隊は完全に調子に乗っていたため、何も考えずに3機ずつに分かれて応戦。やはり残りの4機は拠点を目指していたらしく、すぐさま「拠点に爆弾が設置されました」とオペレーターの麗しのボイスメッセージが聞こえてきた。そんなことは気にせず、当初の作戦通りこちらも敵拠点に爆弾を設置。この時点のスコアは、1,260ポイント対1,250ポイントと、ほぼイーブンだった。
残り5分のところで両陣営の拠点が爆散! もう拠点に用はないと、主戦場が中央の広場に移る。敵機を倒せば味方がやられ、中継拠点が制圧されれば制圧し返す……そんな一進一退の攻防が続き、残り時間30秒で電撃小隊のスコアは4,440ポイントを表示していた。一方のアスキー小隊はと言うと……4,470ポイント!?
「冗談ではない!」。誰かの悲鳴が聞こえたが、残り15秒までの間、こう着状態が続いた。これは先に1機落とされたほうが負ける……キュピーンと嫌な予感が頭をよぎった瞬間、宮田が撃破されてしまう。すかさずophionが中継拠点を制圧するが、アシスト分で120ポイントの差がついてしまった。
スコアは4,640ポイント対4,760ポイントで残り5秒……1機撃破すれば逆転できるが、編集部内に西岡の「ダメだ! 負ける!!」と悲痛な叫び声がこだました。残り5秒で倒せるぐらいHPが減った敵はおらず、そのまま電撃小隊は敗北。“1日戦争”は最終戦へなだれ込んだ。
(C)創通・サンライズ
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