『メタルギア ソリッド』がついにハリウッド映画界に進出！ 制作を手がけるのはあのマーベルブランドの生みの親

文：電撃オンライン

　KONAMIは、プライベートイベント“METAL GEAR 25th ANNIVERSARY PARTY”を、東京・六本木の東京ミッドタウンホールにて8月27日に開催。『メタルギア』のハリウッド映画化の発表や、ソーシャルゲーム『メタルギア ソリッド ソーシャル・オプス』の配信が明らかになった。

　“METAL GEAR 25th ANNIVERSARY PARTY”は、同社の人気ゲームシリーズ『メタルギア』の25周年を記念して行われたもの。プレス関係者の他、ゲーム業界関係者などが多数参加していた。第1部では『メタルギア』シリーズについての発表会が、第2部では業界関係者による懇親会が行われた。

▲コナミデジタルエンタテインメントの社長・田中富美明氏の舞台挨拶から、今回の発表会イベントは始まった。		▲ナビゲーターを務めたのは、俳優として有名な別所哲也氏。心のこもった語り口調で小島プロダクションの活動体制を大いにアピールした。

　第1部の前半では、『メタルギア ソリッド』の映画化、次いでソーシャルゲーム化について発表された。ここでは、その2つの発表の模様をお届けしていく。

■『メタルギア ソリッド』が巨匠の手によってハリウッド映画に！

　『メタルギア』シリーズの生みの親である小島秀夫氏は、イベント最初の告知として『メタルギア ソリッド』がハリウッドで実写映画化されるというビッグニュースを発表した。しかも、プロデュースするのは『スパイダーマン』シリーズや『X-MEN』シリーズなど、マーベルブランドの数々の作品を手がけてきた映画業界のビッグボス、アヴィ・アラッド氏。制作は、同氏が率いる制作会社アラッド・プロダクションズとコロンビア映画が担当する。

▲小島プロダクションの小島秀夫監督。1998年に発売された『メタルギア ソリッド』のころから、映画化の話は着々と進んでいたという。		▲この発表のためにわざわざ来日されたアヴィ氏。ゲームを映画化するのは、『メタルギア ソリッド』が初めてで、非常にうれしく思っているとのこと。

　アヴィ氏は、「忠誠心や葛藤など、さまざまな人間の感情を取り入れた深遠な物語は、1本の映画を作るに値する」と、『メタルギア ソリッド』のすばらしさを主張。登場キャラクターについても大絶賛で「世界中の俳優が演じたがるし、ノーギャラでやりたい人が出てきてもおかしくはない」と語った。

　また、映画を制作するにあたってアヴィ氏は、「小島氏が25年間貫いてきた物作りに対する“魂”、そして『メタルギア』に込めた“意志”を忠実に再現した最高の作品にする」と宣言。それに対して小島氏も「自分をよく理解してくれているアヴィ氏なら、大作になることは間違いない」と自信ありげにコメントした。

　古くから映画的な手法が用いられてきた作品なだけに、今回の映画化発表は多くの人が待ち望んでいたニュースだろう。しかもそれは、アメリカの映画業界を支えてきた巨匠が手がけるという最高の形で実現した。映画版『メタルギア ソリッド』は、どういった物語でどのような配役になるのか……。今後の続報に期待したい。

→ソーシャルゲームとしても世界中に展開！（2ページ目）

(C)Konami Digital Entertainment/GREE

関連サイト

• “メタルギア 25th ANNIVERSARY”公式サイト