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2012年9月12日(水)

【週刊アクセル・ワールド】いよいよ明日発売! もっと先へ《加速》するための『アクセル・ワールド ―銀翼の覚醒―』プレイレポ

文:電撃オンライン

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■ 原作とは一味違う、ゲームならではの物語が展開! ■

 3つのパートを紹介したところで、ゲームの序盤部分をレポートしていきましょう。物語は2047年1月7日からスタートします。原作やアニメで言うと、タクムが《ネガ・ネビュラス》に所属したあたりの時期ですね。ここからゲームは始まります。

 さっそくゲーム序盤から、チユが作ってきたお弁当を黒雪姫先輩の前で食べて、気まずい雰囲気になってしまったり、風邪で寝込んだところを黒雪姫先輩に看病されてみたりと、イベントが盛りだくさん。いいですね、ニヤニヤが止まりません

 最初は各種コマンドや《BBバトル》などのチュートリアルを受けながら、ゲームを進めていくことになります。ちなみに原作では帰宅部なハルユキですが、ゲームでは陸上部や剣道部、生徒会の他、ボランティア同好会や飼育委員会、コンピ研といった委員会や部活動に所属できます。ここで選んだ部活が、攻略したいヒロイン(?)の好感度に影響していきますので、狙うヒロインを決めているのであれば慎重に選びたいですね。

『アクセル・ワールド ―銀翼の覚醒―』 『アクセル・ワールド ―銀翼の覚醒―』
▲ゲーム序盤から修羅場のような雰囲気に冷や汗タラタラ! すでに顔が怒ってますもんね。▲そんなハルユキがうらやましいような、うらやましくないような……。って、うらやましいに決まっとるわキャラス野郎ォォ!!
『アクセル・ワールド ―銀翼の覚醒―』
▲部活動選択自に表示される飼育委員会のシルエットは、まるでインコ! 電撃文庫でインコというと、あの作品が思い出されますが……。なんとインコちゃんにはちゃんとボイスもありました(笑)。

 もちろん黒雪姫先輩だけでなく、チユやニコ、パドさん、フーコさんといったキャラクターともキャッキャウフフできるのが本作の素晴らしいところ。ですが、学生生活をおろそかにしてはいけません。シミュレーションパートは連打で飛ばしちゃえ……な~んていい加減にやっていたら思うようには進められません。テストで補修くらったりしますからね!

 パラメータ自体はそこまで複雑でもありませんが、適度に運動や勉強に励みつつ、時折部活に参加してヒロインたちと会話して……と、なんとなくお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、恋愛SLGチックな学生生活をガッツリとエンジョイできます! コレ、いわゆるギャルゲーが好きな人もしっかり満足できると思います。

 そうは言っても本作は『アクセル・ワールド』なんですから、ラブでコメな学生生活だけでなく、BBバトルやレギオン戦といったイベントもバッチリあります。そちらもお忘れなく!

『アクセル・ワールド ―銀翼の覚醒―』
▲ハルユキの永遠のライバルといっても過言ではない、アッシュ・ローラーも登場。おなじみのアッシュ語もバッチリと収録されています!
『アクセル・ワールド ―銀翼の覚醒―』 『アクセル・ワールド ―銀翼の覚醒―』
▲優しくほほえむパドさんとのデート……。原作だとリアルでのデートイベントってあまりないので、かなりドキドキ♪▲ゲームでもイエロー・レディオとの対決が! 彼と戦うことになった経緯などは原作から変化が加えられており、ゲーム版ならではの展開が!
『アクセル・ワールド ―銀翼の覚醒―』 『アクセル・ワールド ―銀翼の覚醒―』
▲とある経緯から、ハルユキたちはレギオンの枠を越えて、新たなレギオンを結成することに。原因は秋葉原にあるようですが……。▲《心意技》の修得イベントでは、レトロな雰囲気のゲームクリアが条件! スカイ・レイカーに師事するだけでなく、ニコに教わりに行くといった選択肢もあったりします。

 そしてTVアニメも登場した《ラスト・ジグソー》などの面々との戦いや《心意技》の修得などを経て、ついに……ついにフーコさん登場! ゲームでもやっぱりお美しいですなぁ~。とある活動をしていたら、登場段階からフーコさんの好感度がかなり高くなっていたようで、デートにも誘いやすくなっていました! 「ここからがオレの『アクセル・ワールド』だ! フゥー!!」とテンションが上がりまくりだったのですが、続きは皆さんの手で進めてください。なんでかって? 「そろそろ原稿書きましょうね(ニッコリ)」と、てけおんがフーコさんも真っ青の笑顔で言っているからです。

『アクセル・ワールド ―銀翼の覚醒―』
▲泣きの1回ということで、新宿の映画館でついにフーコさんとデート! ワァオ!! セリフがド直球過ぎて、俺の中のキャラス野郎が覚醒しそうです。

 というワケで『アクセル・ワールド ―銀翼の覚醒―』の解説やプレイレポートをお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか? 個人的に、バトルパートがもう少しスピード感が欲しかったかなぁと思うところもありましたが、ヒロインたちとの会話は本当に楽しかったです。1対1の会話だけでなく、複数のキャラクターが画面に登場して掛け合いをするシーンが多いのもよかったですね。『アクセル・ワールド』の世界を堪能するという点では、素晴らしいデキだと言えるでしょう。実際、アドベンチャーパートではかなりニヤニヤしながらプレイしていました。黒雪姫先輩の隠れドジっ娘な部分もバッチリでしたしね!

 川原先生がシナリオを監修しただけあって、原作とは異なるもののifの物語としてのクオリティはかなり高いと感じましたし、3Dで描かれるキャラクターたちの動きはとにかく魅力的。またビジュアルという点では、《加速世界》の描写もとてもキレイです。ステージもいろいろとあるので、余裕が出てきたらぜひじっくりご覧いただきたいと思います。明日はぜひ、本作をプレイして《加速世界》を体験してみてくださいね。

■ もちろん今週も動画があるんですよ! ■

 これは、さくたろうの思いがオーバーライドを引き起こしてしまったんでしょうか……。今週の動画はフーコさんのデート動画です。フーコさんのデート動画です! 14秒あたりのフーコさんの動きがとてつもなく素晴らしいです。自分でプレイした時にも「ああ、ハルユキと目線を合わせようとしたら、こういう動作になるよね」と、フーコさんの動きを見た瞬間に思わず膝を打ちました! フーコさんがどんな動きを見せてくれているのか、皆さんもチェックしてみてくださいね。


『アクセル・ワールド ―銀翼の覚醒―』

【次回予告】 今回は発売直前ということでプレイレポートをお届けしてまいりました! てけおんも遊びましたが、会話部分が本当に楽しい! キャラクターたちの動き・表情がコロコロと変わるので、見ていて飽きませんでした。さくたろうさんとも「こりゃニヤニヤしちゃうよね~」なんて話すくらいです。それにしてもパドさんかわいいよパドさん。いろいろなお願いをして「K」とか「NP」とか言ってもらいたいっす。

 さて、いよいよ明日発売を迎える『アクセル・ワールド ―銀翼の覚醒―』ですが、次回以降もまだまだ続くんです。次回の“週刊アクセル・ワールド”は、東京ゲームショウで行う“とある取り組み”にかんするお知らせができるんじゃないかと思います。それでは次回もお楽しみに!

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(C)川原 礫/アスキー・メディアワークス/AW Project (C)2012 NBGI
※画面は監修中及び開発中のものです。

データ

▼『アクセル・ワールド -銀翼の覚醒-』ダウンロード版
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PSP
■ジャンル:SLG
■発売日:2012年9月13日
■希望小売価格:6,280円(税込)

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