News

2012年9月19日(水)

マンガチック爽快アクションを味わってほしい! 『エクストルーパーズ』開発スタッフが新作への意気込みを熱弁

文:電撃オンライン

 カプコンから、11月22日に発売されるPS3/3DS用ソフト『エクストルーパーズ』の開発スタッフへのインタビューを掲載する。

『エクストルーパーズ』

 本作は、危険な原住生物・エイクリッドや武装組織・雪賊などが存在する入植実験惑星“EDN-3rd”を舞台にした、新作アクションシューティングゲーム。斬新なグラフィック表現と、誰にでも遊べる爽快感あふれるゲーム性で、少年たちの出会いと成長が描かれる。

 お話を伺ったのは、小嶋慎太郎プロデューサーと安保康弘ディレクター。キーマンである2人が、作品のキモである爽快なアクションやマンガデモなどについて語っている。魅力的なキャラクターにも注目が集まる本作が気になっている人は、ぜひチェックしてほしい。(インタビュー中は敬称略)

『エクストルーパーズ』
▲左が小嶋プロデューサーで、右が安保ディレクター。

■カッコよく爽快な作品を目指して生まれたデザイン

――『エクストルーパーズ』は『ロストプラネット』の世界観が採用されていますが、この世界観にした理由はなぜですか?

小嶋:ベースとなる世界観を構築する際に、『ロストプラネット』の世界観が魅力的だったために『ロストプラネット』シリーズのプロデューサーに相談して、採用しました。

――タイトルに『ロストプラネット』と入っていないのは、新規タイトルとしての意気込みの表れでしょうか?

小嶋:それもあります。世界観のベースは共有している部分があるとは言え、アクションも異なりますし、オリジナルの世界観でもあります。また、この作品に対しての意気込みや今後の展開も含めて、『エクストルーパーズ』というタイトルになりました。

――遊ばせていただき、アクションゲームとして気持ちよさがあるのを理解できました。

小嶋:さわってもらえば、シューティングゲームではなくてアクションゲームということを理解してもらえるのではないでしょうか? 爽快でストレス発散できるようなゲームにしたかったという目標は、実現できたと思います。最初は学校から物語から始まるのですが、ヒロインのティキと出会うくらいからいろいろなことが起こり、彼女を狙う組織と対立することになり、熱い展開になります。ブレンは明るい男の子のようですが、「こんな表情するんだ」っていう驚きも感じてもらえると思いますね。

――ブレンのパーソナルカラーを、黄色とオレンジにしたのは?

『エクストルーパーズ』
▲ギンギラ一番星を目指す、ブレン・ターナー。梶裕貴さんが声を当てている。

小嶋:デザインバランスですね。元気な男の子にしたかったというのもありますし、メインキャラが並んだ時にしっかりわかる差別化を図りたかったというのもあります。髪の色もいろいろな候補があったのですが、最終的には珍しい現在のカラーに落ち着きました。

――デザイナーに実田千聖さんという、新たな方を起用した経緯を教えてください。

小嶋:“マンガ的”という表現の話題にも関係するのですが、もともとはもう少しリアル路線なイラストでした。ただ、絵がリアルだとモーションもそれにひっぱられてしまう。カッコよく爽快な作品にするならば、デザインもそれにあわせる必要があったため、実田にお願いしました。

次のページでマンガデモについて語る!

(C)CAPCOM CO., LTD. 2012 ALL RIGHTS RESERVED.

1 2 3 4

データ

関連サイト