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2012年9月22日(土)

8人マルチプレイがアツすぎる! クラッシュ続出の『ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド』プレイレポ

文:電撃オンライン

 本日より一般公開がスタートした東京ゲームショウ2012で、エレクトロニック・アーツが11月15日に発売する『ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド』をプレイしてきたのでレポートしよう。

8人マルチプレイがアツすぎる! クラッシュ続出の『ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド』プレイレポ

 本作は実在するスポーツカーを操作して、公道でレースをしたりトップスピードを競ったり、果てはパトカーに追いかけられたりと現実離れした走りを体感できるシリーズ最新作。東京ゲームショウの会場では、8人のオンラインマルチプレイをプレイすることができた。

8人マルチプレイがアツすぎる! クラッシュ続出の『ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド』プレイレポ 8人マルチプレイがアツすぎる! クラッシュ続出の『ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド』プレイレポ
▲試遊はシート筐体4名、スタンド筐体4名の計8名で行われた。

 ゲームをスタートすると、左下のマップ上に赤い丸が出現。説明係のお姉さんによるとその丸に全プレイヤーが集合するとレースイベント(チャレンジ)がスタートするようだ。そして全員集結して最初のチャレンジがスタート。

 最初はスピードカメラ(日本ではオービスと呼ばれる取締機)にどれだけの速さで写るかというもので、カメラのある地点で最高速になるように調整して通過し、最もスピードが速かったプレイヤーが勝ちとなる。ちなみに順位によってスピードポイントが与えられるが、このポイントを貯めるとマシンの改造などが行えるので、できるだけ高順位で終えておきたいところ。

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 最初のチャレンジをこなしているところで操作感について書くと、いわゆるレーシングマシンとは違い市販車なので、ハンドルを切ってから曲がり始めるまで少しの間がある。市販車の挙動としては正しいと言えるが、レーシングマシンメインのレースゲームをプレイしている人は最初に「あれ?」と感じるかもしれない。

 車は急には曲がれないといったところだが、おそらくこのバージョンは改造をしていない車を使用していると思われるので、製品版では足回りを改造することでクイックな操作感の車に仕上げられるのではないかと想像できる。

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▲海外で人気のある日本車も入っている。この他ニッサンGT-Rなども収録。

 あと走行中に行う重要なものとして、ナイトロとハンドブレーキがある。ナイトロは走行しているとゲージが溜まっていき、×ボタンを押すことでゲージを消費しながら高速走行ができるというもの。どれだけ溜めるか、どこで使うかが勝利への鍵となりそうだ。

 一方のハンドブレーキはクイックに曲がりたい時やドリフトしたい時に使う。タイヤがロックするのでコントロールが難しいが、慣れれば狭いところでスピンターンもできるようになる。これもいい成績を収めるには重要な操作となるだろう。

8人マルチプレイがアツすぎる! クラッシュ続出の『ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド』プレイレポ
▲ハンドブレーキを使いこなせるようになると、成績が飛躍的に上がりそうだ。

 話をイベントに戻すと、なんとかスピードカメラは8人中3位で終了。次は公道レースのチャレンジで、チェックポイントを通過しながらゴールを目指すオーソドックスなルールだ。しかしオーソドックスなのはルールだけで、しっかり走らないとライバルは簡単には勝たせてくれない。

 何より怖いのは他車とのクラッシュで、正面衝突しようものなら即全損、復帰までに数秒かかりライバルとの差が開いてしまう。対向車もたくさん走っているので、スピードを出したいがクラッシュも怖いという緊張感がたまらない。これは高速走行しながらも安全に運転できた者が勝利するというチャレンジのようだ。ちなみにこのチャレンジはクラッシュが響いて8人中6位。トホホ。

8人マルチプレイがアツすぎる! クラッシュ続出の『ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド』プレイレポ
▲クラッシュするとガラスが飛んだり車がへこんだりする。ダメージが一定以上になると全損扱いとなりチャレンジに復帰するまでの数秒をロスしてしまう。

 最後のチャレンジは、ジャンプ。ジャンプ台を高速で抜けて高架を飛び超えるというものだ。これは助走距離とナイトロによるブーストがないとクリアできないため、きちんとナイトロゲージを溜めてこないといけない。そのぶんジャンプが成功した時の爽快感はなかなかなものだ。

8人マルチプレイがアツすぎる! クラッシュ続出の『ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド』プレイレポ
▲ジャンプチャレンジとは直接関係ないが、こんなイメージで車が宙を舞う。どれだけ勢いをつけられるかが勝負。

 最後に感想を書くと、やはり『ニード・フォー・スピード』シリーズということで、小難しさよりも爽快感に振ったバランスがとても気持ちよかった。マルチプレイもライバルの車に名前が表示されるので誰の車なのかすぐわかるし、走っているうちに「こいつにだけは負けたくない」と勝手にライバル視して戦えたりするのでかなり熱くなれる。車も実在の車でグラフィックもかなり作りこまれているので、車好きであれば愛着もわく。短い時間だったが上質な走りを堪能できた。

■東京ゲームショウ2012 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2012年9月20日~21日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2012年9月22日~23日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料

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