【週刊ガンダム バトオペ】プレイレポ連邦編――最新のバージョンアップ情報とともに『バトオペ』の“今”に迫る！

文：ophion

■武装に調整が入った支援型MSの現状をレポート

　バージョンアップで大きく変わった点はもう1つあります。それは支援型MSの武器性能。前回のプレイレポート連邦編の時もさまざまな変更がありましたが、今回も調整が入っています。それだけ、支援型MSの性能というものは戦況を左右させやすいものなのでしょう。

　今回注目したいのは、180mmキャノン。前回のバージョンアップで強化された兵装が、さらに強化されました。強化内容の詳細は不明なのですが、個人的には弾速が上がっているような気がします。さすがにチャージしたSC用狙撃ビーム・ライフルほどとまではいきませんが、ロングレンジ・ビーム・ライフルやGS2用スナイパー・ライフルほどの弾速はあるのではないでしょうか。

　この主兵装は、特に陸戦型ガンダムWR装備と相性がよさそうです。元々、閃光弾装填胸部マルチランチャーがあったため、自衛能力が高めだった陸戦型ガンダムWR装備に、弾速威力ともに優れた180mmキャノンを装備させれば、もはやスキのないMSのような気がします。上で紹介した陸戦型ガンダム同様、180mmキャノン→閃光弾装填胸部マルチランチャー→180mmキャノンといった連係もできますので、非常に扱いやすかったです。

▲狙撃に追撃なんでもござれの180mmキャノン。これからの連邦軍のトレンドかもしれません。

　一方、残念ながら使いにくくなってしまった兵装もあります。それは、ガンタンクの徹甲榴弾装填120mmキャノンと榴散弾装填120mmキャノンです。この2つは、どちらも兵装を切り替えた際の武器を使えない時間が増加。ただでさえ近寄られるとどうしようもないMSが、この調整によってとっさの判断で相手を迎撃しにくくなったのは残念なところです。ただ火力は据え置きなので、味方の援護があればこれからも活躍できるかと思います。

　ちなみに、ジオン軍のマゼラトップ砲や、ザクタンクの徹甲榴弾装填180mmキャノンと榴散弾装填180mmキャノンのような同系統の兵装も、同じような調整を受けているようです。

■5カ月で遊びやすく進化した『バトオペ』の今！

　ほぼ1カ月に一度のバージョンアップが行われてきた『バトオペ』。過去には、ジム・ライトアーマーやジム・スナイパーにほとんどのプレイヤーが乗る偏った時期もありました。ですが、現在ではさまざまなMSに乗るプレイヤーを見かけます。おそらく、10戦もすれば敵味方ともにすべてのMSに出会えるのではないでしょうか。

　ただ、見られるMSが偏るケースは少なからず存在します。例えば、戦場が砂漠地帯か採掘場の時です。この2マップは開けた地形が多いため、支援型MSを見かけることが多いです。

▲採掘場中央は支援型が輝く場所。敵も味方も支援型MSで狙撃戦が繰り広げられるのが日常です。

　逆に、マップが狭い山岳地帯は格闘型MSが多めな気がします。やはり接敵しやすい場所で乗ってこそ、格闘型MSは輝けるのでしょう。

　しかし、以前のように“連邦軍の格闘型MSはジム・ライトアーマーのみ”とか“スナイパー以外は支援型MSにあらず”といったことがなくなったので、現状では非常にバランスのいい試合が楽しめます。昔のエラい人が言ったような気がします。「強いMS、弱いMS、そんなの人の勝手。本当に強いパイロットなら、好きなMSで勝てるように頑張るべき」と。それが実現できるのが現在の『バトオペ』だと思います。

▲今のお気に入りはプロトタイプガンダムと、ジム・キャノン。どちらかと言うと、ジム・キャノンのほうが戦果を挙げられます。

　さて、ここで皆さんにお知らせしなければいけないことが1つあります。“週刊ガンダム バトオペ”はもう少しだけ続くのですが、今回で“プレイレポ連邦編”は最終回です。ですが、12月中旬のバージョンアップでも新MSに新ルールが用意されることからわかる通り、まだまだ『バトオペ』は続きます。自分自身もプレイを続ける予定なので、もしかしたら戦場で皆さんと会うことがあるかもしれません。連邦兵の皆さん、ともにジオン兵を根絶やしにしましょう。ジオン兵の皆さん、お手柔らかにお願いします。（ophion）

(C)創通・サンライズ

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