2012年12月13日(木)
PS Vitaには、皆さん知っての通り、アナログスティックが左右に2本搭載されています。そのため、キャラクターの移動と照準の操作を同時に行う、FPSやTPSなどのいわゆるシュータージャンルにも適している携帯ゲーム機だと言われています。
ただし、PS3などの据え置きゲーム機のコントローラと比べてしまうと、やはりボタンの数が少ないわけでして……。そこをタッチスクリーンで補うというのが、今年3月に発売されたSCEの『Unit 13』あたりから確立されてきたスタイルなんじゃないかと思います。
そして、肝心の本作『ブラックオプス ディクラシファイド』ですが、画面写真を見るとわかる通り、PS3の『ブラックオプス』シリーズではデフォルト設定でR2、L2ボタンに割り当てられていたグレネードの使用と、R3ボタン(右スティック押し込み)によるナイフ攻撃が、画面上のアイコンをタップする操作に割り当てられています。
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もっと細かく説明すると、グレネードはアイコンのタッチ&ドラッグで窓や物陰などに狙いをつけて放り込むことができます。また、敵が投げてきたグレネードは、近くまで移動するとグレネードアイコンが投げ返しアイコンに変化し、タップすることで投げ返すことが可能。近接攻撃のナイフは、アイコンだけでなく画面のどこをタップしても繰り出せます。
さらに本作では、スナイパーライフルのスコープをのぞき込んだ際の“手ぶれ”も再現されていて、背面タッチパネルをホールドし続けることで、息を止めて照準のブレを最小限に抑えることができます。ちなみに、ダッシュは方向キーの下(操作設定で左スティックを倒すと常時ダッシュにすることも可能)、迫撃砲の支援砲撃やセントリーガンといった特殊な武器は、その都度、画面上のアイコンにタッチして使用します。
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ここまで、つらつらと操作方法を書いてきて何が言いたいのかというと、『ブラックオプス ディクラシファイド』では、『コール オブ デューティ』シリーズのアクションがひと通り使えますよということ。タッチスクリーンや背面タッチパネルでの操作は、当然スムーズに使いこなせるようになるまで慣れを要しますが、それはどんなゲームでも同じことでしょう。
銃撃を受けると衝撃で照準がぶれるリアルな演出仕様や、Lボタンで照準をのぞくと近くの敵に自動で狙いが定まるエイムアシスト機能などももちろん採用。スムーズかつ軽快な操作で敵との撃ち合いを楽しめるという、シリーズのおもしろさはしっかり再現されていると思います。
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