2012年12月13日(木)
『コール オブ デューティ』シリーズの魅力は、深みのあるストーリーと軽快な操作もさることながら、自分の腕を鍛える喜びを感じられる豊富なゲームモードもその1つとしてあげられます。本作では、ストーリーを楽む“キャンペーン”の他に、“ホスタイル”と“マルチプレイヤー”という2つのモードが用意されています。
【キャンペーン】
本作の“キャンペーン”は、ストーリーに沿って各ミッションを進める“オペレーション”と、ダミーの標的を倒しつつゴールを目指す“タイムアタック”の2つに分かれている。
▲“タイムアタック”は、クリアタイムの他、標的の撃破数なども総合して評価が判定される。 |
【ホスタイル】
迫り来る敵を撃退し、どこまで生き残れるか挑戦するモード。敵の攻撃は、ウェーブと呼ばれる波状攻撃で区切られ、クリアするごとに武器などのアイテムが入った救援物資が投下される。昨年発売された『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』に搭載されていた“サバイバル”モードに近い。
▲マップは豊富に用意され、敵も徐々に強くなっていくので、練習にもちょうどいい。 |
【マルチプレイヤー】
シリーズファンにはおなじみの対戦モード。Wi-Fi、またはアドホック通信機能を使って最大8人まで参加できる。参加者全員が敵同士となる“フリー フォー オール”、2チームに分かれて相手を倒した数を競う“チームデスマッチ”、相手を倒した際に出現するドッグタグの獲得数を2チームで競う“キルコンファームド”、ランダムで救援物資が投下されるエリアを2チームで奪い合う“ドロップゾーン”の4つのルールが用意されている。
▲武器やPERK(特殊能力)でクラス(兵科)をカスタマイズする機能も、従来のシリーズと同様。 |
今回のプレイでは“マルチプレイヤー”を体験できていないのですが、それ以外のモードは1つのミッションのプレイ時間が短めで、かつ何度もプレイすることを前提に作られている感じでした。
ストーリーは、まさしく『ブラックオプス』シリーズのテイストでしたが、ゲーム的には『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア』のミッションモードをプレイした感触に近いと思います。ミッション自体はコンパクトですが、タイムアタックや狙撃、ブリーチ(ドアを爆破して内部を制圧すること)など、『コール オブ デューティ』シリーズの楽しさが凝縮されていて、しっかりと遊べる内容に仕上がっている印象です。同日に発売される『ブラックオプスII(吹き替え版)』とあわせて、本作はぜひとも遊んでおきたい1本と言えるでしょう。
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