2012年12月12日（水）
バットマンのなりきり度がすごい！ 『バットマン：アーカム・シティ アーマード・エディション』をモデルのアーニャさんと毛利名人が語る
■ゲームをプレイした2人が本作を熱く語る！
インタビューの後は、2人が実際に本作をデモプレイ。今回プレイしてもらったのはゲームを始めてすぐの序盤のミッションで、捕らわれたキャットウーマンを助け出せというもの。ただ敵を倒すだけでなく、見つからないように隠れながら接近するステルスアクションの要素なども盛り込まれていた。デモプレイ後、2人にゲームの魅力を語ってもらった。
――プレイしてみての、率直な感想を教えてください。
毛利名人：単純な操作で、カッコよく敵を倒せるのが本作の魅力の1つです。攻撃はYボタンで出せますし、Aボタンで出せるマント攻撃を当てると敵が気絶するので、そこから追撃したりもできます。あと、敵の頭上にイナズママークが出た時に、タイミングよくXボタンを押すとカウンター攻撃も出ますね。慣れてくると相手の頭上を超えて攻撃したりもできるので、そこは見ていて楽しいところです。
――攻撃のパターンもいろいろあって、確かに見ていて飽きませんね。
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| ▲アーニャさんも簡単にバットマンを操作できていた様子。スタイリッシュに攻撃を浴びせていた。 | ▲イナズマのマークが出た時がカウンターのタイミング。うまくボタンを押せれば、バットマンが華麗に反撃する。 |
――アーニャさんはいかがでしたか？
アーニャさん：私は昔からバットマンになりたいと思っていたので、“リアルなバットマンになれる”というのがこのゲームの大きな魅力だと思いました。「映画は見ているけどゲームはやったことがない」という人は結構多いと思うんですが、本作は映画を見ているような感覚で、自分がその世界観に入り込んだかのような感覚で進んでいけるんです。ストーリーもオリジナルなので、キャラクターだけ知っているという人にもオススメです。
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| ▲ゲームにはさまざまなキャラクターが多数登場。Wii U GamePadで詳細なキャラクター説明を見られるので、『バットマン』をよく知らない人でも安心だ。 | ||
――原作ファンから見て、再現度はどうですか。
アーニャさん：最高です！ 映画の中のバットマンの動きそのままです。あとは雰囲気がいいですね。クリストファー・ノーラン監督の最近の映画は、全体的に暗いイメージで描かれているんですが、そのダークなイメージが見事に再現されています！
毛利名人：PS3/Xbox 360版の『バットマン：アーカム・シティ』は、海外のVGA（Video Game Awards）で最優秀アクションゲーム賞を受賞しているんです。本作をプレイすると、その受賞も納得ですよ。
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| ▲アーニャさんが太鼓判を押す、本作の舞台“アーカムシティ”。グライド（滑空）やグラップネルを使って、自由に飛び回ることができるのも楽しみの1つだ。 |
――もう舞台からファン納得のデキということですね！ 続いて毛利名人にお聞きしますが、Wii U版の特徴はどういったところですか？
毛利名人：なんといっても、新しく追加された“B.A.Tモード”ですね。B.A.TメーターがMAXになると発動でき、バットマンが一時的にパワーアップするのですが、これが非常に爽快です。また、Wii U版の購買層を考慮して、今作はPS3/Xbox 360版よりカウンターの受付時間なども長くなったりと、少し優しめに調整されています。なので、アクションゲームがニガテな人でも楽しめると思います。
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| ▲一時的にバットマンが大幅に強化されるB.A.Tモード。メーターはすぐたまるので、気軽にバンバン使えそうな印象だった。 |
――B.A.Tモードは本当に気持ちよさそうでしたね。Wii U GamePadを使った遊びはどのようになっているのでしょう？
毛利名人：Wii U GamePadで、マップを見たり対象物をスキャンしたり、爆破ジェルをタッチ操作で起爆したりできるのがいいですね。PS3/Xbox 360版だと画面を切り替える必要があったので、使い勝手が向上しています。あとは、バットラングをジャイロ操作で自由に操れるのは、Wii Uの特徴をうまく使っているなと感じました。
アーニャさん：指紋認証なども自分の指でできるので、本当に自分がバットマンになっているような気分になれますね。あと、Wii U GamePadだけでプレイもできるので、家族にTVを取られても続きを楽しめます。
毛利名人：Wii U GamePadの切り替えは、いつでもできるのでとても便利ですよ。
――いつでもWii U GamePadだけの操作に切り替えられるのは、すごく使い勝手がよさそうでした。
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| ▲マップの確認やスキャン、バットラングの操作をWii U GamePadで行える。アーニャさんも、なりきり感がすごいと絶賛だった。 | ||
毛利名人：あと今作は、PS3版やXbox 360版で有料配信されていたダウンロードコンテンツがすべて入っているので、非常にお得です。キャットウーマンをプレイできるのですが、バットマンとは違ってスピード感のある動きが楽しいので、ぜひ動かしてみてほしいですね。他に追加シナリオなども遊べるので、すべて含めると40～50時間ほどの大ボリュームになっていますよ。
アーニャさん：バットマンのいろいろなスーツが収録されているのも見逃せません。アニメのバットスーツなど、自分のお気に入りのスーツでプレイできますよ。キャットウーマンやロビンの衣装も変えられますよ。
――ダウンロードコンテンツが最初からすべて入っているのは本当にお得ですね。それでは最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。
毛利名人：今作は3Dのアクションゲームなのですが、今代表的な3Dアクションゲームですと、『モンスターハンター』シリーズがあるかなと思います。ああいったアクションゲームでコツを掴んでいる人にこそ、ぜひ遊んでもらいたいタイトルだと思っています。絶対に楽しめるタイトルだと思っています。
アーニャさん：自分で物語を作っていくという、新しい感覚を味わえるゲームです。『バットマン』を好きな人でも、知っているだけという人でも、絶対に楽しめるゲームだと思っています。
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