2012年12月25日(火)
さて、ここまで前置きが長かったですが、ようやく出撃です。まずは、先ほど選んだMSの中からジム・トレーナーをチョイス。このMSは支援型と呼ばれるMSで、主な役割は味方の回復。味方単体しか回復できないけれど弾数の多い“リペアトーチ”と、複数の味方を回復できるうえに弾数も回復できる“リペアポッド”を使い分けて、傷ついた味方をガンガン修理していきました。
支援型MSは回復によって十分な戦果を上げられるのですが、その反面敵への攻撃手段には難があります。機動性もそれほど高くないので、修理していた味方が撃破されると即座に自分も撃破されるということがしばしばありました。
▲味方MSを修理できるのは支援型のみ。間接的に自軍の戦線維持にもつながるので、あなどってはいけません。 |
敵と対峙しなくても確実に戦果を上げられるので、撃破された後も再びジム・トレーナーに乗りたかったのですが、残念ながら一度撃破されたMSは“再出撃時間”が経過するまで乗れません。ただ、よほどあっさり落とされ続けない限り、2機目のMSが撃破されるころには最初に乗っていたMSでの出撃が可能になっているので、どのMSで出撃するのが最適かよくわからないうちは、とりあえず気に入った2機へ交互に乗り続ければよさそうです。
そこで、今回はジム・トレーナーと重撃型MSの初期型ジムへ交互に乗りつつ戦闘を行うことに。重撃型MSの役割は最前線での攻撃役兼、後方の味方が狙われないようにするオトリ役といったところ。丁寧な立ち回りが重視されるMSなのですが、残念ながら自分が乗るといつの間にか突出しすぎていて集中砲火を受けることが多め。支援型MSに乗った時とは異なり、あまり高い戦果が上げられませんでした。
▲重撃型MSは、他の重撃型MSや強襲型MSと同じラインで戦うことが重要そうです。 |
他にも、空からの面制圧を得意とする砲撃型、遠距離攻撃が得意な狙撃型、そして最初にデッキに組み込まなかった強襲型の3種のMSがあります。ひと通り乗った感想としては、初心者には支援型と重撃型の組み合わせがよさそうです。この2つを主体に乗りつつ周りの人の動きを見ていれば、自然と仲間との連係ができるようになると思います。
100機を超えるMSが一堂に会する本作ですが、一年戦争時の名だたるパイロットがエースパイロットとして戦場に現れるのも魅力の1つ。このエースパイロットの強さは破格です! 実際にシャア・アズナブルが駆るシャア専用ザクと戦闘してみましたが、こちらの弾が当たってもダメージを与えているか定かではないほどの耐久力を誇ります。さらに、シャア専用ザクのバズーカに1発でも当たれば、ほぼ確実に撃破されるといった具合。複数の味方MSが何度も撃破されながら、長時間戦ってなんとか倒せる――シャアはまさにエースパイロットといった風体でした。
▲ただでさえ強力なシャア専用ザク。右の写真のように狭い通路で出くわしたら絶望的です(泣)。 |
もちろん、地球連邦軍にもアムロが駆るガンダムが登場します。彼は地球連邦軍にとって本当に頼れる味方……のはずなのですが、シャアと比べるとなぜか撃破されやすい気がしました。多分、直接戦っている敵MSのほうが脅威に見えているだけだと思います(笑)。
▲戦場でのガンダムを激写! 上ではちょっとけなしましたが、やはり連邦の白い悪魔はカッコいいです。 |
本作では、MSや武器のカスタマイズに“GP”というポイントや、“開発素材”というアイテムが必要になります。大規模戦を1戦行うとGPは500ポイント前後、開発素材はランダムに数種類手に入ります。しかし、全MSをカスタマイズしようとすると、到底足りません。そこで重要になってくるのが“チャレンジ”と“デイリーチャレンジ”です。
これらは、どちらもゲーム中で特定の条件を満たすと報酬が手に入るシステムです。チャレンジは特定の行動を行った通算回数で判断され、継続すれば報酬を手に入れられる内容。デイリーチャレンジは毎日更新され、その日の間に条件を満たさなければなりませんが、条件はチャレンジより簡単です。
特にデイリーチャレンジは毎日更新されるうえ、クリアした通算回数が7回に達するたびにさらにボーナスで報酬が入るようなので、デイリーチャレンジをクリアするために毎日プレイするというのもアリかもしれません。
▲チャレンジはクリアするたびに新しいものが増え、デイリーチャレンジは1日3種類が提示されるようです。 |
今回レポートした『機動戦士ガンダムオンライン』ですが、100人を超えるプレイヤーがわいわいと楽しんでいる様が非常に印象的でした。少人数でのチーム戦とは異なり、1人1人の活躍が目立つことは少な目ですが、その分近くの仲間と連係を取って戦果を上げた時の達成感は格別です。今後も、電撃オンラインでは本作のプレイレポートなどの情報を続々お届けする予定なので、少しでも本作に興味がわいた人はぜひチェックしてください。
(C)創通・サンライズ
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