2012年12月18日（火）

SCEから『FF』＆『メタルギア』に感謝の気持ちを込めて♪ “究極のキャラ弁”プロジェクト贈呈式の模様をお届け

■“究極のキャラ弁”『ファイナルファンタジー』

●1段目


▲卵白の薄焼きとハム、スライスチーズが基本構成。輪郭は海苔で描かれていて、乾燥や海苔の剥がれを防ぐために寒天が塗装されている。下はエビたっぷりのピラフだ。

●2段目


▲チョコボの黄色は、白米に蒸した卵黄を混ぜて表現。モーグリのヒゲは揚げた素麺で、マテリアは7色に着色した白あん入りの白玉だ。写真にはないが、“金の針”をモチーフとした“18金の爪楊枝”も添えられている。

■“究極のキャラ弁”『メタルギア』

●1段目


▲3人の顔はマッシュポテト。オールド・スネークとビッグボスの髪や髯は、白髪葱を低温で焼いたものと油で揚げたもの。オールド・スネークのバンダナは海苔の下に生ハムを敷いて質感を出し、雷電の髪は大蔵大根の千切り。目はウズラの卵に、着色したタピオカを乗せている。

●2段目


▲段ボール箱に見立てた、25周年の焼印入り稲荷寿司。ガムテープはかんぴょうで再現している。地面はおかかで、下には白米が敷き詰められている。

　キャラ弁の造形を見て、北瀬プロデューサーは「ショボいのかなと思っていたら、クオリティが高いのでびっくりした」、小島監督は「食べるのがもったいない」、立体商品の監修もしている新川さんは「このままフィギュアにしてもいいくらい」と、それぞれ驚嘆の声を上げていた。

　河野プレジデントは、“キャラ弁”という名前の響きから少し馬鹿にしていたが、実物を見てあまりのハイクオリティに反省したとのこと。木工職人やお米マスターなどへ駆け回っていたプロジェクトチームに「何をやってんだよ、この12月の忙しい時に！」とも思っていたそうだが、そのこだわりが形となって祝福や感謝の気持ちを表現できて良かったと述べ、今後の30年・40年も両シリーズを盛り上げていきたいと語った。

　スクウェア・エニックスは、『FF』25周年を記念して、ゲームアーカイブスにて配信中のシリーズ14タイトルの期間限定半額キャンペーンを、12月25日～2013年1月7日にて実施する。また2013年には『ライトニングリターンズファイナルファンタジーXIII』のリリースや『ファイナルファンタジーXIV：新生エオルゼア』のサービス開始が控えているので、期待してほしい。

　KONAMIは、さまざまな企画を展開した『メタルギア』25周年の締めくくりとして、2013年2月21日に『メタルギアライジングリベンジェンス』をリリースする。新川さんによると、プラチナゲームズの手によって“悔しいくらい”よくできている上に、今回のキャラ弁に負けないほどビックリする仕掛けが込められているとのこと。オリジナルデザインのPS3も発売されるので、ファンは要注目だ。


▲高校生の息子が『メタルギアソリッドピースウォーカー』を遊んでいて悔しかったという北瀬プロデューサーや、日本のゲームの水準を上げた『FF』に負けないように頑張りたいという小島監督と、会場では双方からの感想や意気込みなども交わされた。25周年を経てますます進化する両タイトルに期待しよう。

▲高校生の息子が『メタルギアソリッドピースウォーカー』を遊んでいて悔しかったという北瀬プロデューサーや、日本のゲームの水準を上げた『FF』に負けないように頑張りたいという小島監督と、会場では双方からの感想や意気込みなども交わされた。25周年を経てますます進化する両タイトルに期待しよう。