立ちションしているところをハゲの保安官に見られると死ぬ──動画付きで紹介する『ヒットマン アブソリューション』発売直前プレイレポート

文：電撃オンライン

■ドア以外の侵入ルートを探してみる

　物音を立てて見張り役の保安官を誘導することで、エージェント47は見事に建物内部に侵入できたわけだが、裏庭から建物の中へ入るには、このドアを通るしかないのだろうか？

　『ヒットマン アブソリューション』では多くの場合、あるシチュエーションに対して複数の解決手段が用意されている。その一例として、前ページの動画とはまったく異なるルートで建物内部に侵入することに成功したのが下のプレイ動画だ。ちなみに動画のラストでは衝撃の展開が待ち受けているが、それについてものちほどキチンと解説するのでご心配なく。

　この建物の壁には足場として利用可能な縁があり、そこをよじ登って移動することで、開いている3階の窓までたどり着くことができる。保安官の死角になっている場所から壁をよじ登り、足場を伝って窓まで進んでいこう。

▲壁をよじ登っているところを、他人に見られないように注意しよう。いったん登ってしまえば、頭上を進んでいっても見つかることはない。

　壁や段差をよじ登ることができる場所に近づくと、画面にボタンが表示されるので、それを参考にすれば登れる場所を見つけることができる（難易度設定によっては表示されない場合もある）。また、インスティンクトを使用することでも、移動可能な場所を確認できる。

▲インスティンクトを発動すると、敵の現在位置が確認できると同時に、壁伝いに移動可能な場所が黄色く輝いて表示される。

　3階の開いている窓までたどり着いたら、そこから室内に入ることができる。侵入する位置が違うため、1階のドアを通って入った場合とは建物内部での行動が変わってくるが、とにもかくにも侵入自体は可能だということが理解してもらえたはずだ。

▲壁伝いに開いている窓の横へ到達したら、そこから室内に入ろう。その際は、部屋の中に敵がいないか確認するのを忘れずに。窓の向こう側に敵が立っていたら、下へと引きずり落とすことも可能だ。

■衝撃！　3階から降ってきた爆弾で人間バーベキュー!?

　続いては、『ヒットマン』シリーズの最大の見どころとも言える多彩な暗殺テクニックを解説しよう。極端な話、最初からピストルやライフルを構えて突き進み、護衛ともども皆殺しにすることでも、一応はクリア可能だ。だが本作の醍醐味は、いかにして他人に気づかれずにターゲットのみを暗殺するかという点にある。

　今回のミッションでは、裏庭にいるターゲットの男“メイソン”を暗殺しなくてはならない。といってもメイソンは他の悪人どもと一緒にバーベキューを楽しんでいるため、誰にも気づかれずに接近することは不可能だ。

　ところが今回のプレイでは、エージェント47は壁をよじ登って建物の3階に到達することができている。3階の窓から裏庭を見下ろすと、ターゲットの姿がバッチリ確認できる状況だ。

▲窓の向こうにはターゲットの姿が。3階分の高さがあるため、サイレンサー付きのピストルで狙うにはやや遠い。かといって、他の銃では銃声でこちらの位置がバレてしまう……。

　手持ちのアイテムの中には、離れた位置から起爆できるリモコン爆弾があった。本来はターゲットが立ち寄りそうな場所にあらかじめ仕掛けておくのが最適な武器だが、3階の窓からターゲットの足下に投げ込んでみると、どうなるだろうか？　

▲手持ちのアイテムの中から、リモコン爆弾を装備した。通常は自分が歩いている足下に落としてから、その場を離れて起爆させるといった使い方だが、空き瓶と同じように投げることも可能だ。

　ターゲットの足下にリモコン爆弾を投げ込むと、驚いて慌てふためくものの、どこから何を投げ込まれたのかは把握できていない模様。警戒したターゲットが逃げ出しはじめる前にリモコン爆弾を起爆させれば、豪快な人間バーベキューのでき上がりだ！

▲爆風で空高く舞い上がるターゲット。暗殺には成功したものの、爆弾の威力が凄まじいため、周囲の連中も巻き込んでしまった。いずれも悪人なので、スコアの減点はそれほど大きくないが……。

→ターゲットを襲う突然の死！　これは事故に違いない（3ページ目）

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データ

関連サイト

• 『ヒットマン アブソリューション』公式サイト
• 電撃オンライン内特集ページ“電撃EXTREME EDGES”