2013年1月31日(木)
*会議室のある建物に到着。
「ハッ、ここは……」
――(CALL音)
「誰だっ!」
――そろそろ開幕のあいさつが行われる。しっかり取材しろ。
「アッ、はい」
▲左から是角プロデューサー、稲葉プロデューサー、齋藤ディレクター、玉利シナリオライター。 |
「“MGRブートキャンプ”へようこそ! 周囲に民家がないので逃がしません。ゲームをクリアするまでバスが来ません。『ユンケル』も用意しています!!」
「今回は“斬るアクション”ということで、かなり過激なシーンも出てきますが、今までの『メタルギア』シリーズと同じようにプレイしながら色々なことを考えていただくようなシナリオにしています。ぜひ最後までプレイしてください」
「結果的にはものすごくいいものが出来上がったと思っていますので、存分に味わって真っ当に評価していただければと思います」
「長いようで短い開発期間でしたが、KONAMIとのコラボでいいものができたと思います。2日間楽しんでください!」
――というわけで、“MGR ブートキャンプ”に参加して、ストーリーのクリアまでを体験し、その魅力を電撃オンライン読者の皆さまにお伝えしてもらう!
「ケチャップとか腐ったコウモリの肉とかないかな」
――早速脱走を企てるんじゃない。
「……だいたい、2日でクリアできるのか?」
――お前次第だ。
先ほどの会議室がある建物を出て、少し離れたところにあるこちらが『MGR』を実際にプレイする会場。施設の案内が行われた後、早速体験会が始まった。
▲すごいところに来てしまった。 |
▲宿泊した部屋。ツインベッドだが、1人1部屋だった。壁には『ポップンミュージック』のミミ&ニャミのポートレート、そして机には参加者への歓迎グッズが。 |
▲スポーツバーやトレーニングジムまで完備されている。 |
▲大量に並んだ大型ディスプレイとPS3。ここが新兵訓練のキャンプか……。 |
▲『レッドブル』や『ユンケル』、『眠眠打破』など、激戦を乗り切るための栄養ドリンクがラインナップ。 | ▲つまみ程度のフードも用意されていた。中には『MGS3』でお世話になった『カロリーメイト』の姿も。スタミナ回復にはもってこいだ。 |
「実はTGSでちょっと触れたから、基本的な操作はわかるんだ」
――じゃあバッチリだな?
「いやあ、操作説明のモードをじっくりプレイしていたら、プレイアブル時間内にLQ-84iにも辿りつけなかったんだけどね」
――本当にわかってるのか?
「えーと、『MGR』の基本は、左スティックで移動、右スティックで視点操作。□ボタンの弱攻撃で敵を刻んで、隙があれば△ボタンの強攻撃で攻める。L1ボタンで発動するのが、本作のキモの“斬撃モード”。とりあえず、ザコを攻撃する分にはこれでいい」
――……まずは最初のステージで敵と戦ってみろ。
最初なだけあって、ゲーム開始直後の敵サイボーグは練習用のマトといった感覚。“メタルギアRAY”は巨体に圧倒されるが、それほど難しい相手とは感じなかった。“斬”エフェクトが表示されたら斬撃モードを発動して大ダメージを与えるセオリーや、ボス戦で発生するQTEなどにここで慣れることができる。
従来の静かで硬派なステルスACTの『メタルギア』シリーズとはまた異なり、ド派手なアクションやオンボーカルのBGMからくる演出の高揚感は並ぶものがないレベル。RAYとの戦いについては、以前に公開されたテクニカルプレイムービーも参照してほしい。
ニンジャランや基本の攻撃アクション、狙った太刀筋で対象を斬る斬撃モードなど、本作の操作はいずれも感覚的にとっつきやすいものとなっている。プレイヤーが自ら技やコンボをハイスピードで連続して繰り出すことで、ドラマチックな戦闘シーンを演出できるのが本作の魅力の1つだ。
▲連れ去られたンマニ首相は、PMC“デスペラード・エンフォースメント社”の実質的なリーダー・サンダウナーに殺害されてしまう。 |
▲デスペラード社に雇われている謎のサイボーグ、サムエル・ホドリゲス(通称:サム)。新陰流を源流に持つブラジリアン剣術と赤く光る高周波ブレードを操り、雷電を下す。 |
→基本操作はオッケー(多分)!
長い雪辱戦がいよいよスタート(3ページ目へ)
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