2013年2月1日(金)
■3つの種族&職業の組み合わせで幅広いプレイスタイルを提供■
――プレイヤーが選択できる3つの種族について紹介していただけますか?
Gabriel:ますは一番オーソドックスな種族であるヒューマンから紹介していきましょう。ヒューマンは武器での攻撃も魔法による攻撃もバランスよくこなせる種族です。さまざまな武器を装備することができるのが大きな特徴となります。
Aki:ヒューマンは、普通の人間をイメージした種族ですので、イラストを描く際も多くのユーザーに親近感を持ってもらえるデザインになるよう、気をつけて描きました。
Gabriel:ビーストは見た目からもわかるように、たくましい種族です。体力や攻撃力が高く、豪快に敵を殴るスタイルが好きな方にオススメの種族です。
Aki:たくましい種族ならではの野生的な部分と、マヤ文明をはじめとする古代文明の神秘的な感じを意識してデザインしました。女の子のビーストが顔に入れているタトゥーは、特に古代文明を意識した部分ですね。熱帯地域で活動する種族というイメージがあったので、肌の露出にもこだわりました。
▲オーソドックスな万能種族であるヒューマン。ヒューマンの女の子が着ているドレスはAkiさんのお気に入り。 | ▲パワフルなイメージのビースト。衣装やタトゥーから野生と神秘というデザインコンセプトが見てとれる。 |
▲顔だけでなく腕や背中にも大きなタトゥーが刻まれている。 |
Gabriel:最後はエルフですね。旧世界の技術を使うという設定で、魔法が得意な種族です。今後、古代文明のロボットなども使えるようにしていこうと考えています。外見的なところをお話すると、他の種族よりもかなり頭身が低いので、小さな男の子や女の子が好きな人には、とても喜んでもらえる種族ではないかと思います(笑)。
Aki:エルフは頭身が低い種族という設定だったので、小さな男の子や女の子が似合う衣装を意識してデザインしています。もう1人の美術担当スタッフが第2次世界大戦の軍服が好きということで、エルフの男の子の衣装には、少し軍服的なデザインを入れています。
▲他の種族に比べて頭身が低いエルフ。軍服の要素を盛り込んだ男の子の衣装もかわいいが、女の子のドレスもAkiさんの好きなフリルを多用した凝ったデザインになっている。 | ▲各種族のデザインコンセプトについて語ってくれたAkiさん。 |
▲メカ要素の強いスタイルもゲーム内に登場する。 |
――続いて3つの職業について紹介していただけますでしょうか?
Gabriel:ファイターはパーティの盾役になる、いわゆる“タンク”と呼ばれるタイプの職業ですね。スピードも早く、さまざまな武器での直接攻撃も直感的でわかりやすいので、もっともオーソドックスであるヒューマンのファイターは、初心者にオススメの組み合わせになると思います。
一方、レンジャーは遠距離攻撃と連続攻撃が得意な職業です。操作に慣れるまでは難しいと感じる方もいるかもしれませんが、操作に慣れてきてキャラクターのレベルも上がれば、いろいろな戦い方ができる、遊び応えのある職業になっています。
▲ヒューマンのファイター(女)とビーストのファイター(男)。汎用性重視のヒューマンファイターは初心者にオススメ。パワー重視のビーストファイターなら大ダメージも期待できる。 | ▲ヒューマンのレンジャー(男)とエルフのレンジャー(女)。構えた銃でのテクニカルな遠距離攻撃がポイントとなる職業だ。 |
Gabriel:最後に本作ならではの職業ともいえるチューナーを紹介します。チューナーはモンスターを召喚して戦う魔法使いです。攻撃力が一番高く設定されているので、敵に大ダメージを与えることができます。ただし、召喚を行うにはリズムゲーム感覚で、音楽に合わせてテンポよくボタンを押さなくてはならないので、一筋縄ではいきません。
▲本作ならではの職業であるチューナー。音楽を奏でて魔法を使うオリジナリティあふれる職業となっている。画像はビーストのチューナー(女)とエルフのチューナー(男)。 |
――リズムゲームでの召喚は興味深いシステムですね。
Gabriel:ありがとうございます。開発当初はすべての職業に音楽の要素を入れようと考えていて、一般的な職業はあとから追加しました。純粋なアクションを楽しみたい層も多いでしょうし。
チューナーは本作ならではの職業というこだわりもありますので、魔法の攻撃力を高めに設定しています。このあたりのバランス調整にはかなり気を遣っていて、現在も調整中なんですけどね。それと、音楽と魔法の融合に関しては現在も模索しているところです。
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